アニメ演出家・絵コンテのお話が衝撃‼️
ドラえもんが大好きで、毎週見ています笑
無理を承知でドラえもんの絵コンテ・演出を担当されている森山瑠潮さんにお話お聞かせいただけないかと連絡しました。
2022年でいえば、ジャイアンの誕生日スペシャルやドラえもんの誕生日スペシャルを担当されている方です。
まさかお返事いただけるとは思わず、思わず声を上げてしまいました😆
僕は最近パラパラ漫画を描いてみていて、アニメーターの難しさと凄さを身をもって感じていました。
演出と絵コンテの違いは??
恥ずかしながら、お会いするまでアニメの演出と絵コンテの違いもよく理解していませんでした💦
ドラマの演出家は演技をつけるたり、シーンの見せ方を演出したり。なんとなくイメージができました。
一方アニメは、演出家が絵コンテを描くのだろう?と思っていました。
絵コンテと演出両方を担当することがあったり、片方しか担当しなかったりと様々なようです。
演出であれば、アフレコ現場に行って声優にニュアンスを伝えることもするようです。
脚本と台本の違い
ドラマにおいては、基本的に脚本=台本と言えると思います。
ところがアニメはそうではなかったことを知りました。
アニメにおいて制作の順番は次の通り。
脚本 ➡︎ 絵コンテ ➡︎ 台本
脚本自体はドラマのものとそんなに変わらないと思います。
そこから絵コンテに書き起こす作業。
不気味に近づいてくるジャイアンのシーンであれば。
絵コンテでは、そこを道の曲がり角にして不気味さをさらに増してみたり。
欲しかったグローブをもらうシーンであれば。
脚本はそのままグローブをもらうけれど、絵コンテではプレゼントを貰い、袋を開けるジャイアンの仕草を追加して喜びを演出したり。
森山さんが特別に脚本も絵コンテも台本も持ってきてくださり興奮が抑えきれませんでしたっ😳
手書きの絵コンテを台本に書き起こすので、文字を読み間違えるとそのまま台本になってしまうと言うお話も笑笑
さざえさんにはないドラえもんの難しさ
小学校を卒業するとなかなか周りの友達とドラえもんの話をする機会も減ってきます。
ドラえもんの在り方についてお話しできたのもとても面白かったです。
現代にどう落とし込むか?
例えば、サザエさんやちびまるこちゃんはある種時代劇になってきており、昭和の生活が永遠に繰り返されるものとして違和感がありません。
一方でドラえもんの舞台はあくまで現代。
時代的に原作にはしずかちゃんのパンチラやお風呂があるし、ジャイアンの暴力や先生の前時代的な発言もあります。
原作にリスペクトをはかりつつ、今の子どもたちにすんなり受け入れられるような、わかりやすい見せ方を模索していく必要があります。
森山さんにお会いしてみて
本当に有難いことでした。
いきなりお話伺いたいと連絡してしまったにも関わらず、とても丁寧にお返事いただき貴重な資料も沢山見せていただきました。
30分だけでもお時間いただけたら幸せだと思っていましたが3時間もご一緒できました。
アニメを見る目がガラリと変わりました。
そして、いつも見ているアニメがこういう素敵な方達によって制作されているのかと知り、絶対子どもが生まれても一緒に見ようと決めました‼️
最後まで読んでいただきありがとうございます‼️
他の方にもお話お聞きしたので是非ご覧いただけると嬉しいです😆😆
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