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一人広報や上場企業広報を経験してきた私が思う、LIFULL広報の面白味

はじめまして、LIFULLでPRを担当している小田です。

私は大学を卒業してから映画、外食、旅行、ITなど様々な業界の広報として、15名ほどの超スタートアップから5,000名ほどを抱える大手企業までを渡り歩いてきました。

今日はそんな私が1年のLIFULL社員経験を通じて感じたLIFULL PRの面白味について100%の私見で語ってみたいと思います!

①LIFULLのPRグループの体制&やっていること

まずはnoteを探ってみても1記事しかヒットしない謎のベールに包まれたグループについて説明させてください(笑)

↓貴重な1記事はこちら↓

現在、PRグループはブランドユニットというブランドコミュニケーションを担うユニットの配下にあり、(ちなみに同じユニット内には企業広告やオウンド・SNSの運用をやっているコミュニケーショングループがあります)ユニット長とグループ長を兼任する遠山さんを筆頭に、5名のメンバーで構成されています。

PRイベントや大きな施策の場合は、ディレクター1名&プランナー1名がアサインされ、タッグで動く場合が多いのですが、細かい担当分けなどは行っておらず、なんでも共有&相談しつつ適宜チーム編成を変えながら動く「THEチーム」という感じです。

私が入社してから一年間のPRグループとしての活動はざっくり以下のとおり。
・リリース配信数:45本
・レター配信:月1本
・PRイベント:3回

・記者レク:3回

・その他PR施策の起案&実施

他にも他事業部との連動案件や危機管理広報、ROI検証やメディアオーディットの実施など、やれることもやりたいこともやらなければならないことも存分にやらせてもらった一年でした。

②LIFULLはPRネタの宝庫!PRグループはトレジャーハンター!

不動産・住宅情報サイトの「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」が一番有名ですが、
(と言いつつ、「アットホームズ」「アイフルホームズ」と言われたり、LIFULL HOME'Sの認知もまだまだです。笑)
LIFULLが手掛ける事業領域は住生活に留まらず、地方創生・シニア領域など多岐に渡ります。

また、事業のみでなく、「最も多様性を認め、社会課題に向き合う」という企業姿勢を伝えるための取り組みもしていたりと、とにかく展開の幅が広い!!!

それぞれの領域で情熱溢れる社員たちが働いているので、必然的にめまぐるしいスピードで日々何かが生まれる訳です。
PR担当としては、各事業の新しい取り組みをきちんと把握した上で報道バリューの高いものを精査し、適切なメッセージを適切な人たちに伝えていくことが求められます。

そのためには各事業についても精通していないといけないですし、時節や時流も把握している必要があります。
日々勉強することだらけですが、抱えきれないほどの情報の中から磨けば光る原石ネタを見つけた時の喜びは多事業を展開する会社でないとなかなか味わえないなと感じています。

③LIFULLが本気だから、本気の記者さんたちに出会える

LIFULLは事業を通じて社会課題を解決する「社会課題解決型企業(ソーシャルエンタープライズ)」です。

「LIFULL HOME’S」においても
高齢者や外国籍、LGBTQなど「住宅弱者」と呼ばれる方々に理解のある不動産会社を紹介する「FRIENDLY DOOR」の取り組みがあったり、

おとり物件の撲滅に向けた情報精度向上の取り組みがあったり、

https://www.homes.co.jp/about/service/safetypolicy/

住まい領域における「不」を解消するために本気で取り組んでいます。

そうすると…類は友を呼ぶ状態で、「社会課題を筆と通じて解決したい!」と本気で考えている記者さんたちが自然とLIFULLに興味をもって集まってくれるのです。

(ほんの一例)

事業担当者も記者さんも本気だから、それはもう熱い取材になり、熱い記事になる訳で…
そんな現場に立ち会えることに日々幸せを感じています。

④LIFULLのPRグループは「クリエイティブ本部」傘下。隣には最強のデザインチーム

突然ですが、皆さんの会社の広報・PRチームはどんな部署に所属していますでしょうか?

今までの私の経験で多かったのは、以下の2つの組織体系で、それぞれウィークポイントを感じていました。

  1. マーケティング傘下
    何でも数字で見える化を求められ、数字に出来ない部分=不必要と判断されがち

  2. コーポレート傘下
    基本的に横グループが総務だったり法務だったりするのでPR業務への関心が低く、イノベーションが起きづらい

LIFULLのPRグループは「クリエイティブ本部」の傘下にあり、CCO(Chief Creative Ofiicer)が管掌役員です。
以下記事の中でもCCOの川嵜さんが広報をクリエイティブ本部傘下に置く意義について説明しているのですが、「ブランドビルディングのために(ブランド・サービス・コミュニケーション)デザインはもちろん、一貫した企業姿勢を世の中にストックしていくPRも重要であり、近くにあるべきだよね。」というのがLIFULLの考え方です。

で、私はこの組織体系に感動し続けているのですが、その感動ポイントは大きく以下2点です。

  1. 本来の目的(どうなりたいのか?何を伝えたいのか?)に立ち返らせてくれる
    →PRって(というか私です。笑)プレスリリースを打つ、とかメディアに掲載してもらうことに目線が行きがちで、本来の目的を見失ってしまうことがあるのですが、そんな時クオリティを追求し続けるデザイナーチームの姿を見ると「はっ」とさせられます。

  2. PRの武器となるKV(キービジュアル)やLP(ランディングページ)、リアルイベントの作り物が最強のクオリティになる
    →近くにいることでデザインチームがPRについての理解を深めてくれており、PRを汲んだデザイン提案をしてくれます。

もちろん横にいるだけでこれが叶っている訳ではなく、クリエイティブ本部が関わる全領域においてCCOがフィードバックを行う「CCOチェック」で垣根を越えた意見が交わされたり、各専門領域に対するテクニカルスキルの平準化を目的とした「LIFULL Creative School」などの独自の取り組みも積極的に行われています。

⑤これからやっていきたいこと

今は事業部側から情報を吸い上げて世の中に出していく動きが主流だが、もっとPRグループ側から事業部側へトレンドの共有を行ったり、施策提案を働きかけていくこともしたい。

メディアを通じて生活者の皆さんに情報をお届けすることが多いが、ユーザー向けイベントなど、直接的なリレーションも図りたい。

社内には情熱溢れる社員がたくさんいるので、社員の露出ももっと取っていきたい。

LIFULL社員全員がPR脳になるよう、社内イベントも企画したい。

前途多難ではありますが、「やりたい」と思える環境にいることに感謝しつつ、PRグループメンバーを巻き添えにしながら(笑)、少しずつ前進できればなと思っています。

⑥これを読んで「LIFULLの広報って面白そうだな」と思ってくださった方へ

PRディレクター大募集中です!(22年7月現在)
共にPRを通じて「あらゆるLIFEを、FULLに。」していきましょう!

カジュアル面談もやっていますのでぜひお気軽にエントリーください。


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