食べないと太る⁉驚きのメカニズムとその対策を解説!
銀座でパーソナルトレーニングジムを運営している今村です。
食べていないから太る
最近では、この理由が太ってしまう理由ランキングの上位にいるように思います。(僕が勝手に作ったランキングです 笑)
ダイエットをするために食事の量を減らすと、かえって太ってしまうことがあるって本当?驚きのメカニズムとその理由を解説します。
食事を減らすと体内に必要なエネルギーが不足し、体は生き延びるために代謝を下げてエネルギーを節約しようとします。
この代謝の低下が、リバウンドや体重増加の原因となるのです。
✅食べてないのに太る理由
そもそも食事は何のためにするのか?
それが理解できれば、
簡単に説明すると、食事というのは熱を作るために行います。
その材料が脂肪や炭水化物(糖質)です。
ところが、ダイエットのためにと食事の量を減らしてしまうと熱を作るために必要な材料が入ってきません。
そうなれば当然ですが、体の中に残っている材料を使って熱を作ります。
それが体脂肪や体の中に蓄えられている糖質です。
糖質制限で体重が減るのはこのメカニズムがあるからです!
入ってこないから体の中にあるもので熱を作る。
材料が入ってこなければ、体重が落ちるのは当たり前ですね^ ^
ところが、ここに重大な問題が潜んでいるのです。。。。
材料が入ってこなければ、今までと同じ量の熱を作ることができなくなります。
これを“代謝が落ちる”と言います。
「代謝が落ちると太る!」、「代謝をあげて脂肪を燃やしやすい体へ!!」でお馴染みの代謝です!
実際、最近の研究によると、カロリー制限が代謝率を低下させ、長期的には体重のリバウンドを引き起こす可能性があることが示されています。
Dullooらの研究(2012年)では、体がエネルギー不足を感じると、代謝を低下させることでエネルギーの消費を抑え、生存を図るという生物学的なメカニズムが働くことが示されています。
【参考】
Dulloo, A. G., Jacquet, J., & Montani, J. P. (2012). "How dieting makes some fatter: from a perspective of human body composition autoregulation" (Physiology & Behavior, 105(1), 19-24)
この研究によると、カロリー制限を行うと、体はエネルギー不足を感知し、基礎代謝を低下させます。
これは体がエネルギーを節約し、可能な限り長く生存できるようにするための自然な反応です。
しかし、この代謝の低下は、食事制限が解除されたときにリバウンドを引き起こしやすくなります。
体はエネルギーの不足を補うために脂肪を蓄えやすくなり、結果的に元の体重以上に増加することがあります。
これが糖質制限を頑張ると最終的にリバウンドする仕組みで、代謝が落ちれば太るのは当たり前です。
一時的には体重は減りますが、生物の基本原則を考えればリバウンドしてしまうのは当たり前です!
僕が糖質制限を指導しないのはこのような理由もあります。
✅改善策
「食べていないのに太る。」
「筋トレして代謝を上げて痩せやすい体づくり!!」と言っているのに糖質制限をやっていたら、代謝を上げることと下げることを同時にやっている感じです。
まるでブレーキとアクセルを同時に踏んでいるような感じになるので、あまり褒められた方法ではありません 笑
ではどうしたら良いのか?
それはちゃんとご飯を食べることです。
痩せたいならきちんと食べる!
ということでこちらの動画をご覧ください!
この記事があなたのお悩み解決のヒントになれば幸いです!
引き続き、下半身痩せ、ダイエットに関するお悩みが解決できるように情報発信していきます✨
最後までお読みいただきありがとうございました!
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