LIFE STORY/HiromuKatayama

『手当て』を通して人生を豊かに。

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最近の記事

超回復的思考

人によくありがちな思い込み。 痛みや困難を乗り越えることによって そのリターンとして、大きな成果をもたらすという勘違い。 どんな場面でもあること。 炎天下の中っでも水を飲まないほうが、効果がある。 死に物狂いで得た結果は、良いもの。 こうした思考は我々の業界にもよくある。 痛みを持ってして痛みを制する。 刺激の強いアプローチによって 喜んでるのは、身体ではなく、アタマ。 これだけやったから変わるだろうという思考。 困難でよくなってしまったら、 今までの

    • 『深呼吸の勘違い』

      先日、イベントに参加して下さった方から、 イベントとは別でヨガをした時に深呼吸をして どんどん頭が痛くなって苦しくて続けられませんでした。  というお話を聞きました。  世の中の多くの発信では 腹筋を使った深呼吸や 胸を大きく膨らませる呼吸をさせたり……  呼吸を大きく吸って 大きく吐いてれば、 深呼吸。  そんな呼吸法だらけ。  アウターマッスルばかり使った深呼吸で 交感神経のスイッチが入ったハイな状態を 『スッキリしました!!』と

      • コーチングをやる理由

        これから普段のセッションとプラスして、 コーチングを行なうコースを作るのですが、 その理由をこちらに書かせていただきます。 人間は 『中枢』 『身体』 『環境』 大きく分けてこの三つから影響を受ける生き物です。 なぜコーチングを行うのか。 多くの人は、中枢に働きかけるためだと思うことでしょう。 ところが、 中枢と身体と環境へのアプローチは今までのセッションで きちんと対応しています。あれ、全範囲網羅。笑 理論的背景は企業秘密で。笑 ですが、もっと重点的

        • あなたのそれは本当に風邪?

          先日、自分の体験として 改めて、多くの人が勘違いしていることだよな。 と感じたこと。 ある日、かなり久しぶりに感じた 『喉の違和感』 ……風邪か!?自分に限って、そんなわけはない! でも、これは何か辻褄が合わない証拠。 あ、自分で調整したらいいんだ!と 改めて思い出し。笑 自分でチェックしていくと、 反応は、『右手の小指』 あ……、小指…瓶の栓抜きがなくて金具使って開けようとして えぐってしまったんだ。 出血があって、それを止めることで終わってしまって

          痛いところはのび太です。

          怪我をしている方、痛いところがある方 症状に困っている方、自分に聞いてみてください。 自分の身体で、悪いところはありますか? っていうことを聞かれて、 どこを思い浮かべました? 症状の場所を 悪いところ として捉えていませんか? そう捉えた方。 あなたの考え方は それは他のことで例えた時、どんなことかわかりますか? 例えば、会社での仕事。 全員が仕事を行うことによって初めて歯車が回る仕事なのに 誰かが仕事をサボっている。 (ここにも必ず理由があるのです

          痛いところはのび太です。

          学び方を知らない。

          そりゃそうですよ。 そもそも、圧倒的に、情報を入れる量が違うんですもん。 質を選べるほどそのものを知らないから。 どの情報が良質な情報かすらわからないのも当たり前。 あなたが学ぶ時の判断材料はなんですか? 値段?それとも、人? 内容? 内容だとしたら、どんな発信が本質的な発信になるのか。 その判断材料は何? どんな基準で情報を取り入れるか決めてるのかが本当に重要。 その人の発信は、どういう思想のもとに発信されてるかは理解してる? その上で、どこまで必要な

          学び方を知らない。

          あなたがみているのは症状?人?

          臨床では、よく言われることだが『診断名で判断するな、その人をみろ。』 この仕事をしていて、 特に僕の場合は、本当にバラエティに富んだ症状や疾患の方がくる そこで、僕としてはあったり前田のクラッカーすぎて いう必要すらないかと思っていたのだが、 きちんと伝えておきたいと感じて、発信しようと思う。 いろんな症状はあるが、もちろん、同じ症状の人はいる。 例えば、肩の痛み。 肩の痛みといえば、この治し方! という考え方は 正直、論外すぎるので置いておいて。笑 その

          あなたがみているのは症状?人?

          『学習』する生き物

          前回 から引き続きの内容。 特定の言葉に対して同じ反応してしまうことってあるよね。 って話なんだけど、 これが全てではないけど、 例を挙げると、 ある言葉で深く傷ついた記憶があれば、 その時の状況を学習し、 この言葉自体、もしくは、この状況が 自分を脅かすと認識し、 それ以降に、防御反応として攻撃的、もしくは逃走反応を示す。 そんな時、最近見かけるのは 昔の体験や状況という過去に遡って行う手法もあるが、 それはあくまで言葉の世界。 身体に起こっている

          『学習』する生き物

          感情とはなんぞや

          我々の扱う学問は解剖学や生理学だけではなく 『人間』その人間のシステムは理解するに越したことはない。 まずは、感情についてざっくりと 感情は、 ある言葉や起きた出来事といった 「刺激」あるいは「情報」に対して 自分がその「刺激」を受け入れられるキャパシティがあれば ネガティブな反応としての感情は生まれにくく、 受け入れるキャパシティがなければ、 ネガティブな反応として、感情を表出する。 その時の表現の仕方としては、 ポリヴェーガル理論を学ぶことで理解が深

          感情とはなんぞや

          徹底的に省くこと。

          これは、知識のことではなく、技術での考え方になると思う。 例えば、自分の持つ技術を行い、その技術の結果がうまく行ったとしよう。 うまく行った要因はなんだったのかを確認するために 触れる時の感情、思考、立ち位置、触れた圧の深さ、 いろんな角度から考察して 必要以上の刺激は無かったかを確認して徹底して無駄を省く。 刺激を入れれば入れるほどクライアントの身体には無駄な情報が入りすぎる。 その処理をいかに最低限で身体にアプローチすることができるのか。 ここを多くの治療

          徹底的に省くこと。

          患者は決して食材じゃない。

          このブログの初めてはこの記事でいいのか。 なんてことを思ってしまうが…… 我々の治療業界を語る上で、必ず語らなくてはいけない 整体の業界での、「あるある。」 全ての治療家ではない。ということは初めから伝えておくが、 多くの意識高い系の治療家は、 自分の技術を磨こうとする時に何をするか。 「セミナーや講習を受ける。」ということだ。 自分の知らない世界を見て、自分の可能性を広げるために勉強をする。 それ自体は、とても素晴らしいこと。 できていない論外の治療家は

          患者は決して食材じゃない。