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患者は決して食材じゃない。

このブログの初めてはこの記事でいいのか。

なんてことを思ってしまうが……

我々の治療業界を語る上で、必ず語らなくてはいけない


整体の業界での、「あるある。」


全ての治療家ではない。ということは初めから伝えておくが、

多くの意識高い系の治療家は、

自分の技術を磨こうとする時に何をするか。

「セミナーや講習を受ける。」ということだ。

自分の知らない世界を見て、自分の可能性を広げるために勉強をする。

それ自体は、とても素晴らしいこと。

できていない論外の治療家は置いておいて。

治療家として、解が出ていない以上勉強し続けることは

当たり前のことだ。

問題は、その先にある。

あなたがその日に学んだ技術や知識。
どの角度から考察してみても、根拠を肯定できますか?


いや、そもそも。

学んだ事をそのまんま疑うこともなく、

そのままクライアントさんに

使ったりしてませんよね?


そりゃ、セミナー講師は、

自分の理論をわざわざ

この技術は、

この角度から説明すると一見正しいように見えます。

しかし!

この角度からの説明では、理論破綻してるんですがね!!

とは言いませんよ。笑

当たり前だけどさ

その技術の理論背景を確かめるくらいは

自分でやろうよ。


だって、目の前のクライアントさんは

あなたの施術を受けにきてるんだから。


料理人が、新たなレシピを覚えてきたり、調理法を覚えたりして、

自分のお店に持って帰ってきて、すぐ客に出しますか?

んなこたない。そんな一か八かな事するか。

必ず、自分で検証するよ。


ましてやさ、これからいただく食材でもない。

我々が触れてるのは、

いや触れさせていただいてるのは、

ひとりひとりの今、生きている生命だよ。

(食材の命の大切さは十分に理解してるので悪しからず)

この業界はさ、

目の前の人間が緊迫して命に直面していないから

適当な事をしてても、表面化されなくて、

のほほん。としすぎ。


当たり前だけど、僕がすごい治療家だとか

ほんとにそんなことではない。

その場の結果だけを出してるように見せられる人なら

ごまんといるだろうし、

僕が学べるのは、伝えてくれる人がいるから。

でも、より広く、そして深く、

人間に触れているのに、

解剖学と生理学、バイオメカニクスだけ

なんなら、テクニックだけ学んでる時代は、

もう終わりでしょ。


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