生きることへの緊張感を持つために。フランクル『夜と霧』との対話。
文字数:約6,660
ヴィクトール・フランクルの「夜と霧 新訳」(みすず書房)を読みました。
「夜と霧」とは、池田香代子によればそのように解釈されていて、ナチスの強制収容所でフランクル自身が体験した、凄惨な記録のドキュメンタリー作品です。英語では、初めは「From Death-Camp to Existentialism(実存主義)」というタイトル、その後「Man’s Search For Meaning」という題名に書き換えられたとウィキペディアには載っています。
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