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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2018年8月の記事一覧

生きのびてきたあなたへ

こんにちは、もうお盆ですね。帰省ラッシュはどうでしたか?あの世から帰ってくる人たちにも帰省ラッシュがあるのでしょうか。 死んだ後くらいはがら空きの電車や飛行機をゆったりと楽しみたいですよね。 8月って、「死」について意識する月だと思いませんか? 6日と9日の原爆の日、15日の終戦記念日とお盆…今はもう会えない人達について思いを巡らすことが多い月だと僕は思います。 僕はお盆を迎えるたびに、「今年もそちらには逝けなかったなぁ…」という思いと「今年もどうにか生きのびることができ

大学で悶々としているあなたへ

こんなはずじゃなかった、と思っているかもしれない。 大学というのはもっと華やかで楽しげで、友だちが100人くらいできて、彼氏とか彼女がとなりにいて、それはそれは人生の夏休みかのような世界が広がっていると思っていたかもしれない。 けれどもちろん、現実は甘くない。ユートピアは存在しない。大学に入ってから、その事実にボコボコに打ちのめされた人がいるのではないかと想像する。もしかしたら、そんなバカな人間は、僕ひとりだけなのかもしれない。 僕は短期の猛烈な受験勉強を経て、奇跡的に

私たちは、絶対にわかりあえない

日本語のTwitterを見ると、誰かに対する違和感であふれています。 「最近の親は常識がない」とか。 「上司がわかってない」とか。 「夫が子育ての辛さを理解してくれない」とか。 「子供が出したものを片付けない」とか。 「ツイートしたことを誤読するバカがいる」とか。 「新人の礼儀がなってない」とか。 要するに、全然、わかりあえてないんですよね、日本人の私たち。 同じ日本語話してて、同じ日本人でも、多分、分かり合えないんです。「常識」って共有できてない時点で常識じゃないですし

誰かのnote毎日読んでいますか?

noteを毎日更新する、っていう取り組みをみなさんがんばられていますね!とても素敵なことだと思います。 でも、30日間note更新チャレンジ、というのはあっても、たとえば、30日間必ず誰か(たとえば10人)にコメントする、フィードバックを返す、ということは、案外noteでもみなさんやられてないんじゃないかなあと思います。 もちろん、コメントをつけるのは、気楽に「スキ」を押すのと違ってハードルが高い。コメントされるのを好まない方ももちろんいらっしゃるかもしれないし、ちょっと

伊勢型紙、伝統の行方

白子ってご存知だろうか、食べるやつじゃないよ。 “しろこ”と読む。 三重県鈴鹿市にある白子。 近鉄名古屋から1時間ほどで着くそこは、昔ながらの日本家屋があちこち見られる「伊勢型紙」の地。駅から出てそんな街並みを眺めながら少し歩いたところにあるテラコヤさんへお邪魔してきた。 伊勢型紙とは、友禅、ゆかた、小紋などの柄や文様を着物の生地を染めるのに用いる型紙のこと。千有余年の歴史を誇る伝統的工芸品だという。テラコヤさんは、そんな伊勢型紙を広く知ってもらうと共に、後継者育成を目

僕がリクルートを辞めてコーヒー屋を始めた理由

こんにちは。川野優馬といいます。 ちょうど7月で、リクルートを退職し、LIGHT UP COFFEEを法人化してから2年が経ちました。 この機会に、リクルートでの経験や、起業への思いを整理してみたいと思います。 仕事の仕方を学びたくて入ったリクルート もともと大学生時代に吉祥寺にオープンしたLIGHT UP COFFEE。 素材にこだわったコーヒーを広めて、生産者も消費者も豊かになるサイクルを作りたい、との思いで、とにかく美味しさと向き合っていました。 美味しいコー

個の時代に消費されない「ドア型人材」という生き方

こんにちは、岡山史興です。 企業や地域のブランディング、事業開発を生業とする(株)am.の代表取締役で、「次の70年に何をのこす?」をテーマにしたメディア『70seeds』編集長を務めています。 このnote『恐竜は死ぬ』では、右肩上がりを前提としない「小さな営みの時代」を生きるための経営や生きかた・働きかたの話をまとめています。 先日、私はTwitterでこんなつぶやきを投稿しました。 それなりに反響をいただいたのですが、このあたりの感覚って実はみなさんそれなりに持

創作することの、はじめの一歩

いかなる創作にも、かならず発生するもの。 それは最初の一歩である。 いかなる芸術作品も、作り手にとって、最初の一歩がある。始めるときは、どんな人間だって上手くやりたいし、スマートに決めたいところだ。 あの有名な作家には、こんなエピソードがあるぞ。あんなかっこいい設定があったぞ。それを思うたび、手が止まる。こんなかっこ悪い思いをしているのは、自分だけなのではないか。 作品を作るとは、こんなにも評価されることにおびえ、自分の実力に絶望し、あせりの中で生み出すものだったのか

感情の記録をつくってください。

10代のみなさんへ。いきなりですが、ぼくはみなさんの瑞々しい感受性が好きです。10年以上生きていろんなことがわかってきて、友達関係や周囲の大人との関係でくたびれてしまう一方で、いろんなものを好きになってみようとして、1つのことに夢中になったり、多様な経験を積んでいる最中のみなさんをぼくは美しいと思っています。 そんな美しいみなさんに、ぼくが昔の恋人に教えてもらったおまじないを伝えます。 30歳に近づくにつれてどんどん生きるのが楽になる。だからとにかく自分を大切にしなさい。