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「ロジカルシンキング」のススメ。

前回まで、大学受験を控えた高校生の方向けに記事を書かせていただきましたが、今回は社会人となり数年が経ち、振り返って自分自身がもっと早く実践しておけば良かったと思うことを、反省の意を込め、大学生の方、また社会人で転職活動を考えられている方へ向けて書かせていただきます。

現在、私は大手インフラ企業にて勤務し、数年が経ちましたが、大企業には額の大きな事業に携われる、福利厚生が良いなどのメリットと同時に、専門性の高い知識が得にくい、個人の裁量が小さいなどのデメリットも存在します。

そのため、就職活動をされている方には、社会人への第一歩を踏み出すにあたり、将来の自分の人生について、「大企業に入れば給料が良い、世間体が良い」など単一的な視点ではなく多様な視点から考えることを強くお勧めします。

今回は、多様な視点から考える際に、非常に役に立つ考え方として、

「ロジカルシンキング」

を推奨します。

「ロジカルシンキング」というと、社会人の方であれば実務の中で活用されていたり、大学生の方も学校で学ばれていたりするかと思います。私自身も、大学で講義があり、基本的な手法を勉強しましたが、自分の中に落とし込み、実践するという所までは至っていませんでした。

しかし、社会人になると、この「ロジカルシンキング」の考えを活用することで物事を論理的に整理し、説得力をもって人に伝えることの重要性を痛感しました。
この考えはビジネスだけではなく、就職活動において「自分が人生において求めるものは何なのか(収入、やりがい、QOLなど)」を考える上で非常に役に立つと思います。

「ロジカルシンキング」の手法の中でも、ビジネスはもちろん就職活動においても、思考を整理する助けとなる基本的な手法をいくつかご紹介させていただきます。
(SWOT分析、4C、4Pはビジネス向け)

MECE:「重複なく、漏れなく」
ロジックツリー:選択肢をツリー状に展開
ピラミッドストラクチャー:結論を上に、理由を下に整理
5W1H:Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)の視点で整理
WHYの5乗:「なぜ」を5回繰り返し、深く物事を考える
SWOT分析:Strength(強み)Weakness(弱み)Opportunity(機会)Threat(脅威)の視点で整理
4C:Customer(顧客)Competitor(競争相手)Company(自社)Channel(販路)の視点で整理
4P:Product(商品)、Price(価格)、Promotion(営業戦略)、Place(場所)の視点で整理

上記の手法を含めて、「ロジカルシンキング」について学びたい方は、以下の書籍をお勧めします。

①東京大学推薦図書
「ロジカル・シンキング(Best Solution)」(照屋華子)
②元マッキンゼー最年少役員著書
「ミッションからはじめよう!」(並木裕太)

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