「人生の再著述―マイケル、ナラティヴ・セラピーを語る」読書会に参加(1012)
「今日やったこと」を書く12日目です。
昨日の夜は、「人生の再著述―マイケル、ナラティヴ・セラピーを語る」第14回目に参加しました・
本の内容と理解するために、読書会後にちょっとメモをしようと思いながら、書けたのは一度っきりでした。
前回からは「精神病的経験と言説」を読んでいます。
以下の内容は、ほぼ本から抜き書きした内容です。
マイケル・ホワイトは、「精神病」と名づけることは、精神保健の専門家が、「諸個人の人生」を「病理化」していることだと言っています。
問題があって援助を求める人々について、「精神病」と名づけることによって、専門家を含めた私たちが、社会の文脈にたいして、取り組まなければならないことから責任を免れているのだということが言われていると思います。
問題が起きたとき、その人の性格や育ちに原因があるとしがちですが、
その人は「真空」の中で、そのような性格に育ったわけではありません。
私たちも一人の人間として構成している今の日本の社会の中で育って、
その人が問題を起こしたのだという認識が必要だと思います。
しかし、今までの考え方から新しい考え方に移行するのはなかなか難しいなと日々感じています。
「今日やったこと」を書くために、もう一度「精神病的経験と言説」を読み直して、ほぼそのまま文章を取り上げました。
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