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【高齢期リハビリ】傾聴・会話はリハビリとして成立するかPart.2

以前、訪問看護ステーションに

勤めていましたときに

「○○さんのとこ、会話してきました。」

とよく耳にしました。


また同僚のセラピストからも

「△△さんのリハビリは傾聴です。」

と聞いたりしました。


やっぱり疑問が

傾聴・会話は「リハビリ??」

かな?

Part.1もよろしければどうぞ。

積極的傾聴

積極的傾聴といえばカール・ロジャースさんです。

かの有名な「自己理論」をベースに

来談者中心療法という

カウンセリング方法を提唱した方ですね。


来談者中心療法には

「ロジャースの3原則」といわれる

3つのルールがあります。

①カウンセラーはあるがままの自分であり

※カウンセラーの自己一致

②クライエントを無条件に受け入れ

※無条件の肯定的関心

③相手の立場に立ち、共感すること

※共感的理解

により

クライエントは

あるがままの自分
内なる声
本当の気持ち

に則して

行動するようになる、といわれています。


おそらく日本で使われる傾聴は

ロジャースさんの影響が多分に

あるといわれています。


そういった意味で

傾聴はリハビリです!

うーん、わかるようなわからんような。



やっぱり

具体的な目標がないと

ただ聴いただけ

になるのでは?と考えられます。


ロジャースさんも

積極的傾聴の先に「行動変容」を

見据えているようです。


おそらくここがポイントかと

考えられます。


意図的な会話、積極的傾聴にしても

その場だけのものであれば

ボランティアの方でもできます。


「傾聴・会話」その先に何を見据えるのか


会話や積極的傾聴により

「(一時的に)感情が安定しました」

「楽しそうでした」

やったー!

ではなく

どう目標に結びつけるか
生活にどう結びつけるか

このあたりが大切だと切に感じます。


会話・傾聴は

ひとの背中を押したり
感情を安定させたり
行動変容を促す力

があります。

今回、紹介しました

来談者中心療法や

認知行動療法(認知作業療法)

論理療法

コーチング

など色々と考え方がありますので

セラピストにおすすめです。


心理学を生かしておられるnoteクリエイターさんの紹介です。


【作業療法士aya@コーチングを学んでいる作業療法士🎈】さんの

noteです。おすすめです✨↓


心理学や脳科学を生かし独自の方法論を提唱されている【ハッチ(訪問作業療法士】さんのnote、おすすめです✨↓




最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

参考文献)

國分康孝「カウンセリングの理論」1999 誠信書房

参考URL)




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