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自分の経験を起点に、転職できるホワイト企業の探し方

期待値の高い転職をするには、自分のスキルを高く買ってくれる企業を見つけるのが大事。これは私の転職の持論です。

自分の強みを鍛えて、その能力を欲しいと高く評価してくれる企業でないと、給与は増えません。

私はこの信念を元に、2021年に転職活動を行い、未上場の中小企業から東証一部上場企業から2社から内定をいただきました。
最終的に本業年収は500万⇨850万円にアップしました。

その中で工夫したのは、「自分の経験を高く買ってくれる、転職先の選び方」です。
どんな会社であれば、自分を高値で売れるか?という考え方はこちらの記事に書きました。

今回はより実践的・具体的なノウハウ「ホワイト企業の探し方」という内容を紹介します。


自分を変えるより環境を変えるほうがずっと簡単なんです。
自分の経験を起点に転職できるホワイト企業を見つけるのが「満足のいく転職をするための近道」だと思います。

転職活動のサポートを始めて、今いる会社で実力を発揮できずに苦しんでる人をたくさん見てきました。
どんなに優秀な人間でも「弱み」があり、その弱みをチクチクと突いてくる上司・同僚がいて苦しんでる人もいました。自分の強みと会社の強みが一致しておらず、成果が出しにくくて苦しんでる人もいました。

会社は個人ではなく組織で動くものなので、会社・上司・同僚と相性が悪いと成果は出ないものです。

実力があるのに環境(会社・人間関係)で苦しんでる人の多くは、自分の経験を活かせるホワイト企業へ転職すると「面白いように成果」を出してる人が多いです。

転職前と全く同じことをしてるのに、めちゃくちゃ成果が出るので仕事が非常に楽です。そして、お金もたくさん出るので、働くのが嫌いじゃなくなりました。強みを上手に活かせば、必ず良い転職が出来ます。

そんな経験から、自分を変えるより環境を変えるほうが、将来の期待値が高く有益だ。と感じるようになりました。

どうせ転職するなら、ホワイト企業に転職したいですよね。
ホワイト企業に転職するにために一番大切なことは何かご存知でしょうか?

世の中の大半の人は、自己投資をして自分の市場価値を上げることだと考えています。
確かに能力が高ければ高いほど、良い年収をもらうことができるのは事実です。
しかし、一番大切なことではありません。


私が考えるホワイト企業に転職するにために一番大切なことは、「自己投資」ではなく「良い企業と出会う事」です。


自分の能力を高く買ってくれる企業を見つける事が、めちゃくちゃ大切です。
そんなホワイト企業と出会うチャンスをたくさん掴むためには、たくさん打席に立つ必要があります。

打席にたくさん立て!といきなり言われても、働いてみないと本当にホワイト企業かどうかなんてわからないですよね。

・ホワイト企業ってどうやって見つけたらいいの?
・ホワイト企業の探し方が分からない•••

そんな人へのヒントがたくさん詰まった記事になります。
自分の経験を起点に、転職できるホワイト企業の探し方を教えます。

簡単なホワイト企業の探し方

ホワイトと言ったら、どんな企業を思い浮かべますか?
一番簡単なホワイト企業の探し方は、認定機関により「ホワイト企業」というお墨付きのついた会社を調べるやり方です。

1つ目の認証機関は「ホワイトアカデミーという就活サービスが毎年公表している、ホワイト企業のランキング」です。

グーグル、フェイスブック、アマゾンと言ったアメリカの超一流企業や、三菱商事、伊藤忠商事、リクルートといった日系一流企業が並びます。

2023年卒版「一流ホワイト企業ランキングTOP100」発表!

新卒向けのランキングではありますが、これらの企業を選別した基準を見ることで、ホワイト企業の特徴を見ることができます。
どの会社もピカピカの大企業で、どの会社へ入社したとしても勝ち組ですね。

こちらにホワイト企業一覧として、公開されています。



2つ目の認証機関は、「ホワイト企業アワード」です。
もう少し中小企業を網羅しているのが、一般財団法人日本次世代企業普及機構が審査し、公表しているものを利用します。
ビジネスモデル、ワークライフバランス、労働法遵守、人材育成などの厳しい審査基準が設けられており、認定されるのは応募企業の10%という狭き門です。

認定企業の数は150社あり、中小企業も網羅されています。


これらの認定機関から漏れた企業がホワイト企業ではないのか?というと、そういうわけではないです。

認証機関が見ている指標を使えば、自分でもホワイト企業を探すことは可能です。
これらの認定機関が重視しているのは、以下の5つの指標です。

  • 3年後離職率

  • 残業時間・有給休暇取得率

  • 給与・福利厚生

  • 成長環境

  • 財務指標

これらの指標はよくホワイト企業を探す指標として使われており、就職四季報を使えばどの企業がホワイト企業か?というのを調べることができます。

これらの指標を使えば、同業他社の中ではどの企業がホワイト企業なのか?どの業界がブラック企業なのか?というのが一眼でわかります。
ただし、情報が乗ってるのが規模が大きい会社ばかりなので、中小企業の多くは情報が載っていません。
また、数値だけの比較であり、自分自身の働き方を具体的に考えるのが難しいですよね。

というわけで、もう一歩踏み込んだ「ホワイト企業の探し方」を紹介しましょう。

ホワイト企業・ブラック企業をざっくり図解

世の中にある企業をざっくりと、ホワイト企業・ブラック企業に分けると以下のようになります。

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