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痛すぎて辛いぎっくり腰。1日でも早く治したい❗️

Howzit !? ALOHA😃🤙🏼

魔女の一撃❗️の続きです。

さて、今回は、ぎっくり腰の種類と初歩的な治療法について解説させていただきます。

ぎっくり腰の型は主に二種類あり、

❶一つは背中から見て背骨や腰が左右どちらにも曲がっておらず、上半身を前後屈すると痛みが出るオーソドックスなタイプ。

❷もう一つは腰が左右どちらか一方に突き出て曲がっている(背骨も歪んでいる場合がある)いわゆる「 くの字型ぎっくり腰 」になります。

非常に癖が悪いのは、後者の腰が屈曲して突き出ているタイプで、立っている状態から無理に腰を真っすぐにしようとすると激しい痛みに襲われ、また布団から起き上がろうとするときも、横向きで少しずつ動かないと上手く起き上がれないことです。😥

そのまま治療せずに、我慢していても完全に痛みが消え、不自由なく日常動作が出来るまでには、一週間から十日程かかってしまいます。😲🤔

痛いからといって寝ていても一向に回復せず、かえって治癒が遅れてしまうので、一日も早く良くなるには、治療はもちろん自分でできるセルフケアをしなければなりません。

(セルフケアについては後日、お伝えしたいと思います)

次は治療法について。

先ずぎっくり腰になると全身の筋肉がこわばり、硬くなります。特にお腹の筋肉は肋骨と背骨と大腿骨に付着し、上半身を屈曲、伸展、側屈、太ももの屈曲に対して働きます。

そして背筋や腰の後ろの筋肉が捻挫・肉離れを生じた場合に、その機能を補うために、緊張し硬直してきます。なので先ずはお腹の筋肉を緩めることから始めます。


お腹の筋肉は、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、腹直筋、腸腰筋があり、触診していくと硬直しているのが判ると思います。(下の写真を参照)

これらの硬直した部分を緩めていき、仰向け(仰臥位)の状態で両膝を立て、腰を上げる動作をして痛くなければ次の治療に移ります。

*お腹を緩める手技は先生によって十人十色ですので、ここでは省略させていただきます。

(補足:腹直筋の下に、腹部大動脈が通っており、もし大動脈瘤があった場合に、この部分を間違えて圧迫すると破裂する危険もございますので、拍動を感じることが出来ない技術の浅い方は無理してこの部分は施術しないほうがよいでしょう。)

次に患者さんが動ける状態によって横向き若しくはうつ伏せ(腹臥位)になってもらい、左右の腰方形筋と中殿筋(両方とも起始・停止部分重点)を緩めます。

出来れば胸椎の11番・12番~腰椎1番・2番の脊柱起立筋(左右)も緩めると効果的です。

この時の施術の力は患者さんが痛みに耐えられる限界の手前ぐらいの強さで行うと効果的です。(例えるなら、腱引きのような痛さ)



これら2点をしっかりと施術すれば❶のぎっくり腰はかなり楽になります。❷のぎっくり腰は脊椎と骨盤も矯正しなければ治りにくいので、その技術がある治療師にお願いすることをオススメいたします。

以上が初歩的なぎっくり腰の治療法です。他にも数種類の治療法はございますが、今回はここまでとさせていただきます。

くれぐれも痛いからといって、長い時間寝ないでくださいね。直ぐに治療を受けに行きましょう❗️


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。MAHALO!

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