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マーケティングスキル|仕事塾アウトプットVol.8

皆さんこんにちは!

タカヒコです。

今回も仕事塾のアウトプットをやっていきます。

今回はマーケティングスキルということですが、皆さんはマーケティングという言葉にどういう印象を持ちますか?

何やら、商品を買ってもらうために市場を分析すること。のようなイメージではないでしょうか?

大学の授業で取っているから、知っているよ!という方もいるかもしれませんが、実際のビジネスの第一線での「マーケティング」は学問のマーケティングよりも数歩先を進んでいるので、学んでいきましょう!

この記事を読むことで、

・マーケティングの定義とは?
・マーケティングの歴史とは?
・”今”使えるフレームワークとは?

このあたりを理解してもらえます。

マーケティングは今やすべてのビジネスで求められるので、押さえておきましょう!

この記事だけではできない内容もあるので、そこは仕事塾で学びましょう☺

・マーケティングって何??

マーケティングの定義は『統計学』です。

更に、統計学とは・・・『心理学』です。

なぜなら、統計学とはアンケートの『実験の結果』なので、一人一人の感情や乾燥ということです。

ということで、心理学とは『人の心(思考)と行動を分析すること』ということになります。

では、改めて、マーケティングとはなんなのでしょうか。

そう、「マーケティングとは人の心(思考)と行動を分析するということ」ですよね!

これがマーケティングを学ぶ上で最低限必要なマインドセット(定義)です。

そして、マーケティングをビジネスに落とし込むと、「人の心と行動を分析」して「モノ・サービスが買われる”仕組み”を作る」ということです。

だから、皆さんが参加するイベントやインターンでアンケートを取っているということなのです。

ここで余談ですが、人の心理を理解してみよう!

ジャム理論ってご存知ですか?(仕事塾生は聞き飽きてますねww)

ジャムが12種類あるスーパーと、6種類しか置いていないスーパーがあった場合、どちらの方が購入率は高いでしょう?という問題です。

実は・・・

6種類しか置いていないスーパーの方が購入率が高かったのです。

具体的には、12種類の方は3%に対して、6種類の方は30%10倍もの差がついています。

ここから、人間の心理を分析すると、選択肢が多ければ多いほど購入を決断しなくなってしまうということなのです。

比較しているうちに、だんだん冷静になって「買わなくてもいいや」となってしまうわけですw

お酒の種類がありすぎる居酒屋を想像してもらうと、結局同じカクテルばかり頼んでしまう自分がいるのではないでしょうか?(笑)

・マーケティングの歴史を学ぼう!

マーケティングを学ぶことは、ビジネスのすべてを学ぶことです。

つまり、マーケティングの歴史というのは「ビジネスの歴史」です。

これから歴史の授業のようになりますが、大事なことは「流れをつかむ」ことで、年号などはあくまで目安ですので、あまり気にしすぎないようにww

●1900~1960年代

この時代は、とにかくモノを作れば売れる状況で、モノを多く売るためには価格を安くすれば売れていました。

比較対象も少なく、価格弾力性が高かった時代です。

※価格弾力性というのは、価格の変化に対する、購買意欲の反応がどれくらい強いかどうかの指標です。

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今でも安くしたら売れるんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、格安SIMがあるのに大手キャリアばかりが契約されている現状から見てもそうではないとわかりますよね!

安けりゃいい。という時代は終わっているのです!

更に例を挙げると、ガリガリ君を10円上げたのですが、販売数は変わらなかったのです。

そして、その時にマーケターたちもその事実に気づいたのでした!

値段は思ってたほど重要じゃないんだ!

ここで、スタバのコーヒーとコンビニのコーヒーを比べてみましょう。

スタバは約500円に対してコンビニは100円です。

では「なぜ」皆さんはスタバに行くのでしょうか?

この疑問を突き詰めた結果、2Pから4Pの発想へと進化を遂げます。

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4Pとは、これらの4つの頭文字を取ったマーケティングの考え方です。

このガリガリ君などの例から、製品と価格だけではなく、『どこで売るか・どうやって売るか』ということも重視すべきだと変化したのでした。

●1970~1980年代

この時代は「技術発展」の時代です。

つまり、「大量生産」が可能になってきました。

そこで『差別化』が求められる時代になっていきました。(仕事塾ではかなり就活などでも差別化を教えています)

なぜなら、大量生産が可能になると、品質はそれほど変わらないため、価格競争だけの世界になっていく業者が増えて、資本力がない会社はつぶれていきました

そんな時代の中で、一律の大量生産を辞めて「限定的なターゲット」(ペルソナ)に向けた生産を増やし始める会社が出てきました。

そして、この時に『STP分析モデル』が誕生しました。

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STP分析モデルというのは、「細かく市場を分解」して、「ターゲットを明確」に決めて、「自社のポジション」を正確に把握できれば大丈夫だ!という考え方です。

同じカフェ市場の中でも、ゆっくりしたいのか、サッと買っていきたいのか(セグメント)、お金がある人なのか?(ターゲット)を決めようということです。

●1990~2000年代

時代も進んでくると以前のマーケティングも浸透していき、「モノも溢れ、ターゲットも似てきて、差別化が難しい」時代になっていきました。

そこで新たなマーケティングの手法が登場します。

それが「ブランディング」です。

ここで3I という手法が登場します。(さっきから数字とアルファベットの組み合わせが多いww)

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つまり、3Iというのは『Image(印象)』『Identity(独自性)』『Integrity(誠実さ)』という三つの要素から、自社(自分)ブランドとしての確立を目指すというものです。

これは、頭の中でほしいものをイメージした時に自社(自分)が浮かんでくれるような状態を目指すことが、3Iというモデルです。

ちなみに、仕事塾のブランディングは”社会人よりも社会人になる”「社会人になる前の学校」です(*^-^*)

●2010年代

2010年台には、SNSの普及などにより、お客様が広告になる時代(5A)になりました。

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元々はAIDMAモデル(後で説明します)と呼ばれていたものがSNSによって進化を遂げて5Aというものに変わりました。

皆さんが新しいおしゃれなカフェを探すときにインスタなどで調べて『認知』しますよね。そこでそのカフェが「おしゃれだ!」と『訴求』するわけです。

更にそのお店の投稿をさかのぼって、「ココは行きたい!」と『確信』します。そこで初めてお店に行って『購入』します。そして最後にそれをインスタに投稿したり、友達を誘ったりして『推奨』する。

つまり、売る側からしたら、購入後のプロセスも考慮する時代になったのです!

・今の時代のマーケティングのフレームワークとは??

先述のAIDMAモデルですが、これはいわゆる「購入前」のプロセスを言語化したものです。

AmazonとかはこのAIDMAの使い方が非常にうまくて「この商品を見た方はこちらの商品も購入されています」「この商品に関連する商品はコチラ」など、この興味の動きを正確に誘導できています。

人の目線の動きもAIDMAモデルが利用することが出来ます。

主に広告などの資料において人間の目線は「左上⇒右上⇒左下⇒右下」の順に動いていきます。

そこで相手の「Attention(注意)」を引くものを左上に持ってくることでAIDMAのフローに初めて乗せることが出来ます。

インターネットの普及によって顧客の考え方は変わってきました。

またまた、新しい「AISCEASの法則」が誕生がしました。(もうアルファベットばっかり勘弁してくれww)

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ここで重要なのが『Compare(比較)』です。

皆さんがAmazonでお買い物をする際にも「レビュー」を見られるのではないでしょうか?

これこそが比較なのです。他の商品よりも評価は高いか?使い心地はどうか?

つまり、記憶しておくのではなく、ストックを作って比較をされる時代なのです。

なぜなら、今の日本は「贅沢」だからです。「貧困」ではなく「肥満」に困る人が多いということです。

最新のマーケティングで行くと「ファンになって応援してもらう」ということが重要です。

今はファンの「時間の奪い合い」だと言われています。

その最たる例が「オンラインサロン」です。

※仕事塾はオンライン”スクール”ですのでお間違えの無きように☺

・まとめ

マーケティングは時代によって大きく変化を遂げてきました。

大学で学ぶ「マーケティングの授業」とは違い「今、使われている」マーケティングまでを学べたのではないでしょうか?

そして、マーケティングはおそらくこれからも変化をしていきます。

最新のマーケティングを常に学んで、時代の流れに合わせたビジネスをできるように準備しましょう。

間違えても、今の時代に「安くすれば売れる!」思想なんてのはやめましょう!

今は、いかに相手に対して「モノ」ではなく「体験」を提供できるかどうかがカギとなります。

顧客の商品購入までのプロセスから、買ってる最中、買った後の気持ちの変化を推測してみましょう。(これはかなり深い内容なので、仕事塾で一緒に学びましょうw)

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!


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