アサ

97年青森県産┊ ジャーマン・シェパードと暮らしたい┊

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マガジン

  • 日記

    僭越ながら自らの書いた日記をまとめています。日記帳代わりに!

最近の記事

ウナギ。人間1周目。

 私は前世、ウナギだったらしい。今世の私、海洋恐怖症なのに。ヘッダーの画像すら怖くて直視できないのに。ウナギ。10年ほど前に、Googleの特設サイトで診断した際の結果がウナギだった。ウナギ…。「前世はなんだったんだろ♪」と妄想する際、人間であることが前提だった。それを大きく打ち破る診断結果。ウナギ。魚類。どうしてか今世は人間になってしまった。人間になりたがった猫ならぬ、人間になりたがったウナギだったのか。それとも、ブラッシュアップ的見解でいけば徳を積んだウナギだったのか。ど

    • いのち短し選べよ己

       心底どうでも良くなった。誰の基準なのかも分からない美醜を気にかけることが。今私は病気で働くことすらできずに落ち込むことが。流行についていくことが。独身で彼氏もいないことが。「ありのままの自分を受け入れる」ことは諦めとは違う。自分で選び取って納得しなければ、ありのままなど受け入れられない。「諦め」はありのままの自分を受け入れる上での選択肢のひとつに過ぎない。ありのままの自分を受け入れるためには、強固な意志と苛烈な選択と納得の作業が必要なのだと思い至った。私は今日、映画PERF

      • 【日記】信じてはいけないこと、信じたいこと(自家製ラーメン/鎌倉にまつわるエトセトラ)

        ①日曜日に作った豚の角煮の残り汁でラーメンを作った。覚えていたレシピでは角煮の残り汁100mlに対して水1200ccだった。だが私が作った角煮の汁が津軽の人間らしくしっかりしょっぱめだったことを思い、水はテキトーにラーメン3杯分に必要だろう量をこれまたテキトーに注ぎ入れた。更に鶏がらスープの素を大胆にもテキトーに大さじ1、心ばかりの香味ペーストをジョロっと加えて、ラーメンスープは完成した。なんて簡単。肝心のお味は、昔祖母が作ってくれたラーメンの味がした。私にしてみれば若干薄味

        • 多くを望む。

           ココアを熱湯で練っているときに、ふと、諦めたくないな、と思った。  「生活」と「暮らし」という言葉の辞書的な意味の違いが分からなくて調べた。「生活」は泥臭く、実質的なものだという。対して「暮らし」は「生活」とライフスタイルや人生などを内包した意味らしい。「生活」は「暮らし」に含まれるし、「生活」は「暮らし」の深部ということか。よく分からない。頭がこんがらがってきた。何にせよ、私はこの「生活」も「暮らし」も諦めたくないと思った。  26歳。私は所謂精神障害者。未だに親に生

        ウナギ。人間1周目。

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        • 日記
          8本

        記事

          【日記】末永く幸せであれ

           家族ぐるみで仲が良かった幼馴染が結婚した。母同士が小学校からの同級生。私たちは生まれた産婦人科と中学校が同じ。私は幼馴染と性別が違う。性別が違うだけで、周りからは同性の友だち同士と同じようには見てもらえなかった。帰る方向が同じだから2人で帰っていただけ。ただただお互い義理堅いから誕生日プレゼントをあげていただけ。家族ぐるみで付き合いがあるから、幼馴染は私の親戚の集まりにもちゃっかり参加していただけ。それだけ。ただの仲が良い幼馴染。ただそれだけだったのに。  「付き合ってるの

          【日記】末永く幸せであれ

          「お菓子作りが苦手」な理由

           お菓子作りが苦手だ。算数が苦手だから。  かつて義理チョコ戦国時代を生きていた小学校高学年の頃、見栄を張って手作りチョコを作ろうとしたことがある。「ひとりでできるもん」とほざいたお調子者は、習いたての比例計算を間違えて、お店の什器に入っている板チョコを買い占め、バレンタインが過ぎてから2ヶ月の間、泣きながら余った板チョコを齧り続けた苦い記憶がある。小学生時代の失敗を毎年2月14日になると家族に擦られ続ける。プライドエベレスト、撃沈。  お菓子作りは目分量が通用しないことも心

          「お菓子作りが苦手」な理由

          【日記】2種類の憧れ(本/ハピパラ)

          ①pecoちゃんの著書『My Life』を購入。そして一気に読み終えた。 実情は、やはり本人たちにしか分からない。どれだけ言葉を尽くしても、届かない人には届かない。それなのに、無責任な人間たちがセンセーショナルに切り取って金稼ぎの材料にしてしまう。やりきれない。私なら怒りに任せてしまいそうなところを、穏やかな言葉に変えて「実はね、」と明かす彼女に惹かれずにはいられない。今、この時代を生きる人は「他人への関心が薄い」と言われているそうだ。本当にそうか?私は真逆だと思う。「他人

          【日記】2種類の憧れ(本/ハピパラ)

          【日記】お焚き上げ(親子関係/コーヒー/ファッションセンス)

          ①親子関係が私の永遠のテーマ。両親への感謝の気持ちは勿論ある。でも、両親への抵抗感も同時に持ち合わせている。社会的地位のある職業に就き、役職もある両親。そこに至るまでの努力と苦労を思えば尊敬の念は自然に抱かれる。子ども2人を育てながらのキャリアアップの大変さは想像を絶する。簡単に真似できることではない。両親のことは大好きだ。大切にしていきたいと本心から思っている。両親のおかげで何不自由ない生活をし、病気が悪化して退職してから約1年無職無収入でも生きていける環境がある。その分際

          【日記】お焚き上げ(親子関係/コーヒー/ファッションセンス)

          【日記】発熱中の取り留めの無い話(料理/ヘッダー/食べたいもの/妹の寝言)

          ①プロが作った渾身のレシピで分量も寸分の狂いなく作った料理よりも、冷蔵庫の中、瀕死の状態で発見されたものたちを思いつきでぶち込んで驚くほど何も考えずに作った料理の方が美味しいと感じることが多い。また、栄養素の兼ね合いや味の化学反応を頭の中で思い描いて作る凝りに凝った料理よりも、ビャッと有り合わせのもので妥協して作った料理の方が家族の評判が良かったりする。要は舌の慣れの問題か。 ②熱が下がらないぞ。解熱剤を飲めば一時的に下がり、ご飯を食べれば上がる。その繰り返し。私は早くコー

          【日記】発熱中の取り留めの無い話(料理/ヘッダー/食べたいもの/妹の寝言)

          【日記】電化製品人間と文豪的思考

           私は電化製品人間だ。頑張ると熱が出る。 先週1週間、とても活動的で将来に対しても前向きで、明るい未来に向けてひた走っていた。パニック障害になってから早数年、久しぶりに1人で電車にも乗れた。凄い。私ってば天才。  ところがどっこい、1週間分の反動で日曜日から発熱。平熱が36.0〜36.5℃のところ、37.3〜37.8℃を彷徨った。加えて夜になると軽微な発作が不定期で起こり、睡眠の質が著しく低下。それに伴い日常生活に支障を来していた。発熱が認められるため、一応ご時世的なものを恐

          【日記】電化製品人間と文豪的思考

          何が言いたい

           祖父母の家には、何十年も、何代にもわたって猫が居る。みんな捨て猫や保護猫。数年前に亡くなった白いチンチラの伽羅だけがペットショップから来た猫だった。そんな祖父母の家の猫たちは一昨年から遂にたった1匹になってしまった。10年前の夏。大雨の前夜、私の家の裏で鳴いていた所を保護した黒猫。名前を《ちび》という。 なんとも芸のない名前だが、前に愛護センターから引き取った《とわ》という素敵な名前がついていた黒猫を《くろ》と勝手に改名してしまうような家だ。その辺のことは涙を呑んで諦めて

          何が言いたい

          箸が転んで悶絶する

          私は滅法笑いに弱い。  あれは小学6年生。放送委員だった私は放送室で窮地に陥っていた。お昼の放送が始まる直前、私は同じく放送委員で同級生のYさんの策略に嵌り、笑いの坩堝に叩き落とされた。笑わないようにしよう、笑わないようにしようとすると先程の光景がやけに鮮明に思い起こされてしまう。そして当初の面白さよりも格段にバージョンアップされた面白さとして認識した私は更にドツボにハマっていく。思い出し笑いの火力の強さ、何故なのか。あれはもう呪いだ。  さて、私は当時放送委員長だった。そ

          箸が転んで悶絶する

          【日記】Xを消した次の日

          25歳も残り2日だというのに、散々な1日を送ってしまった。 午前中はベッドの中で何かに怯え続け、 トイレに籠っては安心した。 午後は何をしていたか記憶が無い。 昨日、思い立ってXをアンインストールした。 持っていたアカウントも全て消した。 神経を剥き出しで生きている私には、あの頼んでもいないのに膨大な情報が流れ込んでくる空間は刺激が強すぎた。 魅力的だった空間が、知らず知らずのうちに自分を消耗させていた。 でも、何年もかけてすっかりその情報過多に慣れ切っていた私は、Xを消し

          【日記】Xを消した次の日

          【日記】友人のnoteを見つけたい

          大学入学後、初めて出来た友人がいる。 学部ガイダンスの時にたまたま席が隣で、流れで入学記念写真も隣だった人。 アバンギャルドな美しい人。県内屈指の進学校の出身で、聡明。存在感だけで場を圧倒する人。王者。 憧れていた。今でも。 何もかも自分の美学に基づいて取捨選択をしている姿は真似したいとすら思わせてくれなかった。あの人の持つ強烈なエネルギーが有ってこそだと解っていた。 その友人が、noteをやっているという。 どんなnoteを書いているのだろう。俄然興味が湧きあがる。 あの人

          【日記】友人のnoteを見つけたい