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かっこいい。『ワルあがき』

こんにちは、Tommyです。
今日は本について書こうかと。私は、去年秋くらいから、読むのが遅くて好きじゃなかった本を本格的に読み始めました。理由は、人に勧められたから。立派な理由はないです。それだけだけれど、知らなかったことを知るのは面白いし、現在のこと以外を、生の情報として残してくれてこの価格なんて安すぎると思っています。やっと60冊を超えたところです。最近は残念ながら、コロナの影響で、図書館も蔦屋も行けていないのは、かなりフラストレーションたまりますが、kindle使って、読んでいます。早く紙の本に触れたいですね。。

今回、紹介させていただく本は、著者北里洋平さんの自伝『ワルあがき』です。私の主観も含まれるので、あまり参考にせず、読んでいただけると嬉しいです。
めちゃくちゃお洒落で、書店に並んでいたら、間違いなく目立つ印象的な表紙に包まれたこの本。読んでみて、びっくりしました。

書籍で、声を出して笑ったのは初めてです。笑うことも、えっ・・て声が出ることも、小説など読んでもあんまりないのですが、純粋に面白かったです。

本から何かを得よう、学ぼうと思って、本を読んでいませんか?
少なくとも『本』を知らない私はそうでした。確かに教養はつきますし、無駄なことでは決してありません。本は物事の本質を知る、情報を得る方法であって、その先に行動をした人だけが、学びを得るものなんだと思います。
学ぼうという気持ちを、いい意味で最初から覆す本でした。学ぼうってあんまり考えすぎると、純粋に楽しめなくなるんです。

でもこの『ワルあがき』は、本当に面白くて、そんな気持ちをすぐに忘れさせてくれました。もっと純粋に、目の前のことを楽しもうと言われた気分でした。

面白いだけではありません。この本には、著者 北里洋平さんの数々の日本人離れしたあり得ないような経験を通して、現代社会への問いや、人のあり方の本質が書いてあります。

中でも、『諦めることを諦めろ』という言葉は印象的です。

数えきれないほど、諦めてきました。諦めることで、楽をしてきました。社会の波にのまれ、人の意見に合わせるほうが、その場はよっぽど楽で、それが心地よかったのだと思います。

人が成長するとき、結果を出すときには、必ず痛みが伴います。それが諦めずにやった先の経験だと思います。それを、何度も何度も乗り越えて、結果を出してきた北里さんの言葉は、私には痛かったです。背中を叩かれた気持ちになりました。

何というか、読んでから数年たっても忘れられない本ってあるんですよね。この本もその一冊になりそうです。北里洋平さん、最高にかっこいい大人です。この本を、沢山の人に読んでほしいと思いました。本が嫌いな人も是非。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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