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ブランドの在り方

こんにちは、Tommyです。

最近、ずっと家にいるので、料理をするようになりました。お酒を一か月以上飲んでいない・・・!ここ数年、あえて時間を作るために、料理をしないと決めてて、毎日、糖分の塊しか食べてなかったので、前より健康だと信じてます。(笑)でも運動不足が否めないところです。。。

どうでもいいーーー!!!

今日は、『ブランド』というテーマで書いてみます。

ブランディングとは

よくブランディングという言葉を聞きますよね。Wikipediaさんによりますと、顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つと書いてあります。

簡単に言うと、
ブランディング=顧客が持つイメージの価値の創造
かなと思っています。

例えば、ラグジュアリーブランドの中でも、格上のイメージを持つエルメスですが(名前を出すのも恐れ多い)、その中で、皆様ご存知のバーキンを例にあげます。元々、馬具の製造工房として、エルメスは誕生しました。馬具の需要の減少を見越して、素晴らしい技術を生かして、現在の原型となるカバンが作られたのが、1892年。その100年後にバーキンは誕生しました。

有名なのが、バーキンとケリーという2つのバッグですが、これらは、商品を複数人で制作するのではなく、バッグ1つずつ、たった1人の職人が作り上げます。そして一つ一つに職人のナンバー、製造された年などが刻まれています。それがエルメスのこだわりであり、職人への尊敬の意を表しています。それだけでなく、これらは、簡単に購入できるわけではありません。直営店に行っても売っておらず、限られた顧客しか買えない代物です。それらが、お客様自身のステータスとなり、価値を創造しています。

エルメスのロゴの意味とは

エルメスのロゴは何を意味しているのか?それに触れていこうと思います。

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馬具工房が始まりだったエルメスのロゴは、馬車、馬、従者が描かれています。なぜか主人公がいないですよね。

それは、エルメスの

『主人公はあくまでもユーザーである』

という考え方の表れだそうです。どれだけ、最高の製品(馬車)でも、職人(従者)が素晴らしくてもユーザー(主人)が大切に扱わなければ、すぐに使い物でなくなってしまう製品を、長く愛してほしいという気持ちの表れです。

ブランディングはユーザーなくしては成立しない

エルメスを例にあげましたが、ユーザーの存在があってこそ、ブランドとしての価値が高まり、さらに人々を魅了します。現代においては、個人ブランディングの必要性が高まっています。その人の背景(コンテクスト)、こだわりに、共感し、価値を感じる人がいて、初めてブランドとしての価値が生まれます。その本質を知り、ブランドの歴史を辿ると、本当に勉強になります。

ファッションの記事を書くのが楽しいので、また書きます(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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