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キューバ革命の話。

こんばんは。Tommyです。
今日は、最近読み終えた「カストロとゲバラ」について。最近本のことばっかり書いています。だって面白いんやもん。(笑)

この本もまた、友人に紹介されたのがきっかけで読んだのですが、チェ・ゲバラを知ったのは、「モーターサイクル・ダイヤリーズ」という映画がきっかけです。ちなみにその他に「チェ 28歳の革命」「チェ 39歳別れの手紙」という作品もあります。キューバ革命以前の始まりを描いているのが、「モーターサイクル・ダイヤリーズ」なのでこちらから観るのがおすすめ。本が苦手という方は映画だけでも十分楽しめます。

この本を読んだ正直な感想は、あまりにも知らないことだらけだなということです。普通に生活していると、幾重にも重なったフィルターを通した情報しか入ってこない。寧ろ、日本にいると入ってくることすらない。そんな情報が、この本には書いてあったように思います。アメリカ映画を観ているとキューバは激しい独裁国家であるように描かれているものも多く、それは一つの側面でしかないということを知ることが出来ました。今は行くことはできないですが、近いうちに必ず行きたい場所です。

あらすじを簡単にいうと、アメリカンドリームの裏側を見せられているような内容です。どういうことかというと、キューバ革命の概要を詳しく書いてあるのですが、キューバ革命がどのように世界に影響を与えてきたのかを知ることができます。無論、アメリカが大金を稼ぎ、全産業を支配していた裏側で起こったことであり、歴史の授業では、全然教えてくれないことばかりです。政治家としてキューバ革命を成し遂げたフィデロ・カストロと、共産主義の世界の理想を追い求めて、最後まで戦い続けたチェ・ゲバラの二人の偉業を知ることができます。この本で、ロシア革命、ベトナム戦争、ベルリンの壁、アジア・アフリカなどの第3国への人道的支援のことも知り、驚きました。

世界のあらゆる歴史は、キューバ革命を知らずして、理解をすることは難しかっただろうし、本書で出てきた、ソ連・アメリカに関しては、もっと知るべきことが山ほどあるのだろうと思いながら、次はベトナム戦争の本を読みたいなと思っているところです。
良書がありましたら是非教えてください!!

また書きます。次も本の紹介かもしれません(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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