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新しい時代をどう生きるか

めちゃくちゃ可愛い生後5ヶ月になった我が子を胸に抱えて寝かせながら、この記事を書いているのだけど、

凄い時代が来たなぁとしみじみ感じつつ、
同時にふと、
戦時中に子育てをしていた祖母の気持ちを思うと、とんでもなく尊敬が湧き上がる。
不安だったろうなぁ。
子どもの命を守るために必死だったろうなぁ。
常に緊張状態だっただろうなぁ。
我が子を守るために死にもの狂いで頑張ったんだろうなぁ。

出産願望のなかった私がこの宝物を授かってから、このようなしあわせの形が存在することに驚きで、毎日のように

生まれてきてくれてありがとうね〜!
可愛すぎる!本当私のもとに来てくれてありがとうね〜。大好き!

と言わずにはいられない日々である。
と、同時にそれだけの幸せがあるってことは、
これを護りたい、この子になにかあってはならない!と思う防衛本能も同じだけの不安も働くものなのだと知った。

脳科学的に言うと、これがオキシトシンの副作用なんだとか。

コロナショックにより、
アーティストの外国人夫はライブなど全てキャンセルが相次ぎ、無職になり、
私は4/1をもってスタジオ営業を一時停止した。
何もしなければ無収入のアーティスト/フリーランス夫婦と生後5ヶ月の乳児を抱え、
途方に暮れる暇もなく、どう方向転換するか頭をフル回転している。そんな子持ちの自営業者は少なくないと思う。

このパンデミック、コロナウィルス騒動により
事業の一時停止ボタンが押されたわけだけど、
国や会社や、何かに守られて生きてきた事がないフリーランスが長い身としては、

自分の力でなんとかしなくてはならない。
というスイッチがより一層入る。

コロナショックが長期化した場合を考えて、今後も変わらず支払う家賃を一体どうするのか。刻一刻と事態は迫っている。

オンラインのレッスンをスタートしたり、新たな試みで次世代のビジネスに備える頭の柔軟性の必要さと、とにかくスピーディーに決断するリーダーとしての能力が毎日のように試されて、頭はパンク寸前である。
自分一つの決断が周りの全ての人に影響するのだから。

今日、行政のサービスセンターに問い合わせたところ、個人事業主の借入が無利子になるらしいその法案は、いつになるか分からない、国の決定待ちとのこと。

【夫が無職になり自分のお店の営業が止まって、産休明けで子どもは5ヶ月なんですが何か受けれるヘルプはありますか】
と、妊娠中に何か不安があれば連絡くださいと言われていた子育て支援センターにも問い合わせたところ、
特に支援サービスはないですねぇ。国からは聞いてないですと。

私個人の考えとしては、
このまま政府がロックダウンしなければ、
今後日本は、アメリカやイタリアのように感染拡大が広がり、遅ればせながらのロックダウン、その頃には時すでに遅しで医療崩壊が進むことが容易に想像が出来る。
今、私たちができることは感染を拡大しない為
に諸々をストップすること以外になさそうだ。
とにかく、私の周りの人たちとその家族を守るためにやれることはそれ。

そんな中でどうやって生きていくか。

私は妊娠中から虫の知らせのように、
スタジオ営業だけではない個人の収入源をあと2つほど持たなくてはと思っていた。
オンラインで自分を表現して生きる方法を模索していた。

しかし、長いこと【アナログこそ全て】としてダンサーとして自分の体にアナログに没頭してきたので、脳内がなかなか切り替わらない。
Youtubeがブームになっていた10年間に、24時間365日ダンスに没頭し、TVもダンス以外のyoutubeほぼ見ていなかったし、
Youtuberという職業があることも最近知った。
時代がどんなにデジタルになってもダンスだけはアナログで生き残っていけると思っているし、
アナログの美しさや喜びが好きだから、
実際に目で見て感じて味わうことの悦びに勝るものはないと信じている。

ただ、時代に合わせて変容していくことは、
今、全人類に求められている課題である。

幸い、今すぐ思いついたことではなく、
新しい働き方についての構想は妊娠中からずっと練っていたので、一早く頭を切り替えて行動に移すことができたのだと思う。

政府から何を支援してもらえるか
も、もちろん大事なことだと思うけど、
(マスク二枚は流石に爆笑した。これは絶対何かおかしい。裏で誰かが操作してるに違いない。高学歴なお偉いさんがそんな決断するとは思えない!)

それ以上に大事なことは、

新しい時代をどう生きるか

に、フォーカスすることだと思う。
ありとあらゆる方向性を考えて、

自分の才能と能力をどのようにこの世に活かすのか

今までの生き方、働き方全ての見直し。

それを考える時間が与えられたのだと思う。
焦らずそこを考えよう。
赤子やスタジオの事を考えると
不安が全くないは嘘になるけど、

新しい時代を生きるという意味では
楽しみや希望はたくさん存在する。

カオスの中でもそこに目を向けて前進していきたい。

この子たちに託す未来、少しでも良くして手渡したい。

キューバで、予行練習してきてよかった。
どんなものか見てるから想定できる。
人は未知なものに不安があるよね。
トイレットペーパーも肉もなかったし、
スーパーは棚がガラガラだったし、
ガソリンは3時間待ちだったし、
物資難だった。

家族の集まりの食事の時に、
支払いは全部一番若い私たちがするのに驚いた。
裕福な国の人がすることになっているらしい。
旦那は家族へのもてなしに全財産使ってた。笑
マジか!?と思ったけど、
日本と金銭感覚違いすぎて狂ってる!と思ったけど、
この人、怖いものがないんだよね。
失うものの恐怖がない。
それでもって常になんとかなってる。笑

キューバの最後に私が感じたことは、

何か、大規模な災害とか惨事が起きた時、**
この人と一緒だと強いな。
**
無人島でも生きていけそう。
鳥とか、にわとりから捌けるし、笑
力あるし、
何より頭が良い。(金銭感覚は別問題)
頭が良いの意味は、智恵があるってこと。
キューバに住んでたらね、
日本みたいに親切にお膳立てされたシステムがないから、頭をめっちゃ使う。
日本は思考停止でも生きていける。
キューバでは思考停止してたら餓死するなと思ったよ。
お陰で眠ってた細胞が起き出した。

目覚めよ!

そんな体験した。
そして日本に帰国したら
目覚めていなくては生きられない世界に変わっていた。

そしてどうやら2020を境に、
お金で測れるしあわせの時代が
変わってきているようです。

最近、無職の旦那と家に引きこもりながら
超絶忙しくスタジオを守るための準備などをしていて、頭フル回転にサポートしてくれて、

激動のとんでもない時代に
この人と一緒で良かったな、心強いな。
とあらためて思った。
この人が活躍する時代がすぐ来るかもしれない。と感じた。

そういう意味でもコロちゃんショックは
本当大変だし疲れるけど
確かに未来への希望も含んでいる。
崩壊からの再生までみんなで頑張って乗り切ろう。

楽しい新しい時代を築こう。







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