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隣に苦手にされる人は遠くが苦手


Jタウンネットが行った、「正直、苦手な都道府県はどこ?」という質問アンケートの結果が以上の地図です。
なんか、変な面白さがあったので取り上げてみました。

まずは、東日本は大阪、西日本は東京を苦手としている面白い結果です。
遠いから違かったり、対抗意識があったり、盛り上がるツボに違いがあるのかも。

注目は、広島です。
岡山、島根、山口、愛媛など、周辺に苦手と思われてる面白い結果です。
広島人は、態度がでかいのか空気を読まないのか、相当独特なんですかね。
広島人は気づいてなくて、自身は東京が苦手とか言っちゃって、自覚してないところも面白いです。

歴史好きには、福島が山口を苦手な県として挙げられているのも面白い。
苦手というより嫌いとか恨みとかかな?。
会津藩と長州藩が対立した戊辰戦争は、実際に曾々祖父に被害があったとか、リアルな遺恨かも。

不思議なのは、千葉では京都を最も苦手にしています。遠回しに本音を言わない京都人を苦手としてる、ならば千葉人はストレートに素直に面と向かって悪口言う人かな?


得票数による全体のランキングにすると、
第1位、東京
第2位、大阪
第3位、京都
以下、4位は愛知、5位は福岡、6位は沖縄、7位に神奈川、と続きます。

ただ人口が多いのや目立つことが原因でしょうけど、文化の違いの異質感もあるのでしょうか。
江戸時代の人口構成が面白いです。
江戸、100万人の50%が武家
大坂、40万人の2%が武家

武家といっても平和な江戸時代は現代の公務員の存在です。
堅物な公務員が半分、江戸の花である喧嘩する職人が半分、江戸の町は異質ですね。
ほぼ商人の大坂、現代の民間人による消費者経済だったのでしょうね。
江戸と大坂は別の国ですね。そりゃ東京と大阪は分かり合えませんよ。


京都は独特です。
日本文化ではなく、京文化です
日本文化は奈良のような、田畑と素朴な根ざした風土宗教です。
京都は、私の見解では、大陸文化と化学反応した突然変異の根無し花、狂い咲きの美しさです。

寺社は夢窓疎石の庭園が広がります。禅を飛躍した表現です。
先の大戦と言えば、日本にとっては太平洋戦争ですが、京都にとっては応仁の乱だそうです。
京都にとっては京都が世界の中心です。それでいいんです。
京都市は天皇を戻して京都市国でもいいかも。
バカチン、じゃなかった、バチカン市国みたいに、ローマ法王がクリスマスに人々の前に現れるように、天皇皇后両陛下が御所で新年祝賀とか。
応仁の乱の東陣西陣のように、左翼右翼の乱にはならないでしょう。


戦争といえば。
福島県で相馬野馬追は現在も行われている盛大な祭りです。
400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、先祖伝来の旗をなびかせ、まだ長州との戦争は終わってない、かのような雰囲気です。
山口・萩市長が会津若松市の公式行事に初めて参加したのが話題になるくらい、本気かネタか、なんだか面白いですね。


今や、全国の幹線道路ではチェーン店の同じような風景が、全国の駅前では同じような駅ビルと住宅街が並んでます。
全国それぞれにもっと特徴的になってくると楽しいんですけどね。
米国では州ごとに法律が変わるなど色があって、statesがunitedしてるように、日本も県ごとに特徴ある法律などがある連邦制だと、他国に移民するように他県に行くぐらいunit都道府県の国で面白いかも。

ネット上では一時期、群馬県をグンマーと楽しんでたネタがあります。
広島の空気読めない感や、福島のリベンジマッチ待望感など、それぞれの個性を伸ばしていく日本になると楽しそうです。


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