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両建て恋愛の中立国

スイスは永世中立国です
中立というと、みんなと仲良くするイメージで聞こえはいいですが、実態はエグいです。
あまり知られてませんが武器生産国として有力で、今回の戦争でもロシアにもウクライナにも武器を売ります

両建てです。
敵対する両側に武器を売り、両側から利益を得ます。中立だからできます。
ロスチャイルドの手法です。

日本の幕末では、薩長を支えたイギリス武器商人と、幕府に提供したフランス政商に、両方へと資金援助したのがロスチャイルドです。どちらに転んでも儲かります。

中世の欧州は、領地を持つ王族貴族が有力でした。その土地資本経済から金融資本経済に変えていったユダヤ人たちがいます。
敵対する王族の両方に資金を提供し、それによって争いが加熱しさらに儲かる仕組みです。
土地からお金に変革していった社会の変化が、「ルネサンス」だと私は思ってます。
教科書にある、思想の自由とか芸術が花開いたことか、そんなものは二次作用です。髭男爵がワイングラスを鳴らすことでもありません。


話を戻し、スイスは銀行が有名で金融の国としても有力です。
投資の世界でも、買いと売りを同時に行う両建て取引があります。そうすると相殺されて利益もないのではないか?と思う人もいるでしょう。

ヘッジファンドでは様々な運用方法があります。
わかりやすいところでは、ロング・ショート戦略。割安の株式を購入し、割高の株式を売却する内容です。
発展した、マーケットニュートラル戦略。株価の変動だけを考慮しリスクを切り離し全体の値動きを反映させます。
アービトラージは、同一の価値を持つ商品の価格差を利用して反対売買する方法です。「サヤ取り」や「スプレッド取引」ともいわれています。

個人投資家は市場を読んで、買いとか売りとかしてますが、そんなリスクをとらずともヘッジファンドは市場の歪みを利用した方法で行います。
実際はもっと複雑な仕組みで、一般投資家の資金を吸い取っていきます。


あくまでもスイスは舞台です。世界経済フォーラムのダボス会議がスイスで行われるのは便利というだけで、軍事でも経済でも根本を握っている支配層はどこでやっても同じことです。
両建てで来るんです。どちらに転んでもいいようになってます。

恋愛においても一部の人は、両建ての恋愛をしてますよね。
今付き合ってる異性を別れる方向に持っていきながら、これから付き合いたい異性と関係を盛り上げていく行動。想定と違う展開が起きてもリスクをヘッジ(回避)してます。

真面目な人や不器用な人は、ちゃんと1人と付き合って、別れてから次の人と関係を発展させます。
金融ユダヤのような恋愛に器用な人は、世の中(市場)にいる様々な価値の異性と交流し、自分の価値を上げながら相手を値踏みしながら、同時並行に盛り上げたり盛り下げたりして、弱肉強食の恋愛(市場経済)の中を、とっかえひっかえ(売り買い取引)渡り歩いております。
パパ活しながら本命もいる、市場の歪みを利用し運用するツワモノ女性もいるでしょう。

「そんなのはひどい!」と言う人は「投資で金儲けはズルい!」と言う人と同じタイプなのかもしれませんね。
そんな恋愛を嫌がる人も、投資でバーチャル取引をするように、心の浮気など全くしない人がいるのかどうか知りません。
どちらが正しいというわけでなく、それぞれの人に濃淡があるのでしょう。
聖人君子がいないのは、個人も国も同じかもしれませんね。

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