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キャラを演じなくていい【上手にオンオフを使い分けましょう】

 こんにちは。江夏です。

あなたは、いかなるときも「キャラを演じよう」としていませんか?

まわりから与えられたキャラを無理して演じ続けることはストレスになり、あなた自身をつぶしてしまう可能性があります。


キャラを演じるのが辛いときは、無理をしないでください。

今回は「キャラを演じる」ことについて考えてみました。


キャラを演じなくていい

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 人には色々なキャラ設定があると思います。

「明るいキャラ」
「優等生キャラ」
「いじられキャラ」
「エロキャラ」

それは、あなた自身が演じているものもあれば、まわりが勝手にキャラ付けしたものもあると思います。

アニメやドラマ、映画に出てくる「キャラクター」は、作品の限られた時間の中で、その一場面を切り取っているだけです。

だから、「こういうキャラクターなんだな」というのはわかりやすいと思います。

作品の中では、時間やストーリー進行などの制限があるため、逆にキャラがわかりやすくなければ成立しないという側面を持っています。


しかし、現実はそういうわけにはいきません。

例えば、あなたが「明るいキャラクター」とまわりから認識されていたとします。

体調が悪いとき、心が安定しないときにも、変わらずキャラを演じるのは、かなりしんどいことだと思います。

元気がないときにまで、無理してキャラを演じたいと思う人はいないと思います。

仕事などであれば話は別ですが、それ以外で無理をしてまでキャラを演じ続けることは、結果としてあなたを苦しめてしまうことになります。

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また、無理をさせてまでキャラを演じさせようとしてくる人は、あなたのことを考えてくれている人でしょうか?

人間は誰しも、いろんな性格や表情を持っていると思います。

気分の乗らないときにも「こういうキャラだから」と押し付けられて、感情を押し殺さなければいけない状況はいかがなものでしょうか?

もちろん、人生は色々なことがありますので、無理をしてでもキャラを演じなければならないときはあると思います。

しかし、基本的には「キャラ」にとらわれることなく人生を歩んで欲しいと思います。


キャラを演じることでオンオフを分ける

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 私の水商売の黒服時代の話です。

自他共に「笑って飲んで明るいキャラ」を設定していたYというホステスさんがいました。

Yはいつも明るく、まわりを元気にしてくれる存在なので、色々な席に呼ばれる人気者でした。

しかし、仕事が終われば一変して、営業中の様子が信じられないくらいに、おとなしい女性へと変わってしまうのです。


話を聞いてみれば、本来のYは比較的おとなしい性格をしているのだけど、仕事と割り切っている時間はスイッチが入って「求められている」キャラを演じられるようになるのだとか。

なるほど、勢いよくお酒を飲むのは、自分自身でスイッチを入れて、キャラを演じているのだなと納得がいきました。

Yに感心したのは、キャラを「無理して」演じているわけではないということ。

仕事中はお酒を飲むこともあり、「笑って飲んで明るいキャラ」が自分にとって楽なのだそう。

しかし、仕事が終われば、なるべく誰とも接することなく一人でおとなしく過ごしたいとのことでした。

誰に強要されるでもなく、オンオフに合わせて上手く「キャラ」を使い分けるYは、本当に器用な存在だなと思いました。


無理してキャラを演じなくていい

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 人は「こうでなくてはならない」と制限をされることに対して、ストレスや疲労を感じると思います。

「キャラを演じる」ということも、その一つであると思っています。

「キャラを演じている」のであれば良いのですが、「キャラを演じなければならない」となったときがしんどいと思います。


もしかしたら、キャラを演じることによって、良いポジションを確立できることもあるかもしれません。

だからと言って、自我を押し殺してまで、キャラを演じ続けなければならない状況が延々と続くのは、ちょっと違うんじゃないかと私は思います。

時と場合と人に合わせて、都合よくキャラを演じられるようになれば良いと思います。

キャラを演じることはあっても、キャラに縛られることなく生きていきましょう。

✅ 与えられたキャラを「無理して」演じることは疲れる

✅ 「キャラを演じる」のは良いが「キャラに縛られる」のはよくない

これからも一緒にレベルアップしていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます。

江夏 岳

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