悪意のない言葉が人を傷つける【わざとではないからこそ気付きにくい】

 こんにちは。江夏です。

あなたは「悪意のない言葉」に傷つけられたことはありませんか?

おそらく、多くの人が「無自覚で」「わざとではないけれど」発した悪意のない言葉によって傷つけられ、傷つけてしまったことがあると思います。

今回は「悪意のない言葉」について考えてみました。


悪意のない言葉が人を傷つける

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 悪意のない言葉というのは、悪気がないという背景があるから、タチが悪いですよね。

「傷つけよう」という意図がわかっていた方が、

「なるべく距離をとる」
「報復する」
「無視をする」

という風にスムーズに対応を考えることができますね。


しかし、それが悪意のない言葉であった場合は「ん?」と一旦、考えてしまい判断に困ってしまいます。

そういう場合、全く気にならなければ、そのまま流してしまうというのも一つの手段です。


ですが、その悪意のない言葉が、心に引っかかり「ムカついた」「傷ついた」という場合、ちゃんと指摘してあげた方が良いです。

今後もその人との関係を続けていきたいのであれば尚更。

「悪意がなく」言ってしまっている場合、大抵、改善してくれると思います。

なぜなら、悪意がないからです。


ちなみに、指摘したことに対して、改善しない、反省の色もない、という場合は「悪意があって」発した言葉であるということです。

そういう人とは、今後の付き合いを考えるようにした方が良いと思います。


仕事での関係や、長く付き合っている関係であったとしても、悪意を持ってあなたを傷つける言葉を平気でぶつけるような人との付き合いは本当に必要でしょうか?


あなたにとって最良の選択をするようにすべきです。


悪意のない言葉への対処

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 水商売時代に、お客様を盛り上げるために、ホステスのUが、先輩ホステスのSに対して、すごく失礼ないじり方をした時がありました。


一瞬、場がピリつきました。


Sは、どちらかというと礼儀やマナーに口うるさく、何より「怖い」ホステスさん。

「おいおい、どギツイことを…」と横目でUを見たところ、

Uはその発言に「悪意がない」ために変わらずニコニコしています。


お客様がいる手前、「Sよ、この場では怒らないで欲しい!!」と、一緒に席に着いていた私は祈るような思いでいました。

また、お客様はSの担当なので、下手したらUは、お客様までもを怒らせてしまう可能性がありました。


私はヒヤヒヤしながらも、どうやってこの場の雰囲気を変えようか、ない頭をフル回転させていました。

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次の瞬間。


Sが「場を盛り下げることなく」「ナチュラルに」「話題を変えた」のです。

仕事のできるホステスさんって本当にすごいと思いました。

ちょっと感動するレベル。


この場で、SがUを叱りつけたとしたら、間違いなく場は白けていたところです。

後になって、UはSに「強く」指摘されていましたが、それは仕方がありませんね。


このように、悪意のない言葉を「なんでこのシチュエーションで??」という時に発する人もいます。

その時の対応としては、Sは100点満点だったと思います。


悪意のない言葉で人を傷つけてしまったら

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 以前、友達同士でこの「悪意のない悪意」という話題について話をしていたのですが、

「そういう風に発言をガチガチに縛り付けると常識をぶち壊す発想を持たなくなってしまう」

と、友人が言ってきたので、言い返してやりましたよ

「常識をぶち壊す発言と人を傷つける発言は全然違う」と。


いくら悪意がないと言えど「人を傷つけてしまう」言葉は控えるべきだと思います。


しかし、これは状況によって、人によって、受け手のその時の気分によって変わることもあります。


それまでに許されていたような会話でも、状況が違えば傷つける言葉に姿を変えてしまう時があります。


悪意のない言葉で、人を傷つけてしまった場合、

素直に謝罪して、改善すれば良いのです。


これは別に難しいことではないと思います。

人と人の感情はその時々によって変わります。

一人一人が思いやりを持って接することのできる優しい世界を目指しましょう。


✅ 悪意のない言葉が引っかかった時は、その人のためにも、今後の関係のためにも指摘してあげる

✅ 悪意のない言葉で傷つけてしまった時は、素直に謝罪し、改善する

これからも一緒にレベルアップしていきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます。

江夏 岳

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江夏 岳
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