無い物ねだりしていませんか？【足るを知り、「今」に感謝しましょう】

　こんにちは。江夏です。

あなたは「無い物ねだり」をしていませんか？

私は、ちょこちょこ無い物ねだりをしてしまいます…

家電なんかで、最新のものを手に入れたと思えば、別の機能が付いているものが欲しくなったりします。

これは良くないと思い、行動に移すことはありませんが、思ってしまうのは事実です。

あなたにも似たような経験は無いでしょうか？

無い物ねだりをすることは、ある意味で仕方がないことのように思います。

大切なのは「足るを知る」こと。

今回は「無い物ねだり」について考えてみました。

無い物ねだりしていませんか？

　「無い物ねだり」とは、自分が持っていないものや環境を欲しがることです。

「欲しい」と思えば思うほどに、人間の欲には底がありません。

一つ満たされたとしても、それは一時的なもので、すぐに「無い物ねだり」が始まってしまいます。

無い物ねだりをすることが、前向きなパワーになるならば良いのですが、一時的な自分の欲を満たしたいだけの衝動的なものになっている場合は注意が必要です。

なぜなら、その場合、自分が「今」いる環境に感謝をすることができなくなっているからです。

「足るを知る」という、私の好きな言葉があります。

その言葉の意味は、十分に足りていることを知るということです。

十分に足りているのにも関わらず、余分に欲しがるようになっている場合、結果として、時間や労力、お金や思考の無駄遣いになってしまうこともあります。

これは、純粋に「無いものを手に入れたい」という思いとは全く違います。

今、十分に満たされている事実を見落としてしまい、更に欲しがろうとしてしまう気持ちは、私自身もわからなくはありません。

しかし、それが本当に必要なのかどうかを冷静に判断することも大切ですね。

無い物ねだりをする困った友人の話

　私の友人の「無い物ねだり」はヒドイものです。

友人のDは、「彼女が欲しい」と思えば、彼女を作るために行動を起こします。

ここまでは、全然良いのです。

Dはモテない男ではありませんし、行動力もあるので、彼女が欲しいと思えば、あっという間に彼女が出来てしまうような嫌なやつです。笑

しかし、問題はここからなのです。

彼女が出来たと思いきや、１ヶ月も経たないうちに「一人（フリー）になりたい」と言い始めるのです。

これが、このDの「無い物ねだり」だから困ったものです。

自分に彼女がいないときは、恋人がいる人間がうらやましく思えて、彼女を欲しがります。

しかし、いざ、自分に彼女が出来たとなると、デートすることややり取りが面倒になり、一人がいいと思うようになるのです。

常にこんな状態を続けていたら、いつまでたっても満足をすることはないでしょう。

更には、自分の一時的な欲を満たすために、相手を巻き込んでしまっているため何度もトラブルになりました。

こっぴどく叱ったこともありますが、本人は、その時に「付き合いたいと思う気持ちに嘘はなかった」と言うのでタチが悪いです。

「それは付き合いたい気持ちより、寂しさを埋めたい気持ちの方が強いんだろう？」と聞くとダンマリしてしまいます。

おそらく図星なのでしょう。

このままではダメだと思って、Dと誓いを立てることにしました。

それは、

「ずっと一緒にいたいと思える人を彼女にして大切にすること」

それまでのDは、一時的な自分の欲を満たすことが先行し、慌ててパートナーを作っている部分がありました。

「この人と一緒に」という思いより、「寂しいからすぐにでも」という独りよがりな思いが動機ならば、お互いに幸せになれなくて当然と言えば当然です。

無い物ねだりをするのではなく、足るを知り、今おかれている自分の状態に感謝をすることは非常に大切なことだと考えさせられた経験でした。

無い物ねだりの前に一度冷静になる

　無い物ねだりは、いつでも人の心に現れる可能性があります。

特に、無い物ねだりをしたくなるときは、上手くいっている時に多いように感じます。

そういう時こそ、一度、冷静になり、今あるものに感謝をする気持ちが大切だと思っています。

今あるもので十分に足りているものを、わざわざ余分に欲しがる必要はありません。

また、「無い物ねだり」をすることは、時と場合によっては、今あるものを「失ってしまう」可能性もあると知るべきです。

それは、時間やお金はもちろんですが、人である場合もあります。

本当に必要なのかどうか？

本当に大切なものはなんなのか？

無い物ねだりをしてしまう前に、一度冷静になって考えてみましょう。

✅　無い物ねだりをする前に冷静に判断をするようにする

✅　足るを知り、今るものに感謝できるようにする

これからも一緒にレベルアップしていきましょう！

最後までご覧いただきありがとうございます。

江夏 岳