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多様なSOGIE(ソジー)、多様な生き方が認められる社会へ

今日はLGBTQ+の当事者の方のお話をお聞きする会に参加しました。

マイノリティ、少数派と言われているLGBTQ+は、
どれくらの割合かというと、
人口の5~8%くらいかな~と言われているそうです。

驚いたのは、その割合

左利きの人の割合も
血液型AB型の人の割合も
鈴木さんと佐藤さんの割合も
障害者手帳を持っている人の割合も
それくらいということ。

左利きの人も知っている。
なんなら私はときどき左利きなので、両利きっぽい。
血液型AB型も知ってる。
姪っ子と甥っ子がAB型。
鈴木さんも佐藤さんも知り合いにいる。

ということは、
知らないだけで、
言わないだけで、
隠しているだけで、
すぐそばにいるのかもしれない。


「男・女」の記入欄

私は市役所職員なので、
申請書の様式について尋ねてみました。
「男・女」の欄にどう思われますか?と。

やはりというか、各種申請書やアンケートの、
「男・女」の項目が苦痛だったとおっしゃっていました。
回答しない事が多かったそうです。
または、
「男・女」の間、どちらともわからないように印をしたり。
それでも何の支障もなかったそうです。

ということは、
本当に申請書や様式に「男・女」の区別が必要なのでしょうか?

最近、「男・女・こたえたくない」っていう欄になっていて、
こたえたくないを選べるなら、なぜ聞くのかなぁ・・・
聞く必要あるのかなぁ・・・
こたえたくないわけじゃないけど、
こたえたくないって表明するのもちょっとなぁ・・・
隠したいと思っている人が、これを選ぶ勇気があるかなぁ・・・
とおっしゃっていました。

たしかに。

もうそろそろ考え直す頃なのかもしれません。

その項目があることで苦痛を感じる人がいるということ。
そんな人は、ちょっぴり珍しいけど、確実にいる。
左利きの人、障害者手帳を持っている人、AB型の人、
鈴木さんや佐藤さんくらい、確実にいる。

その項目に答えなくても支障がないなら、
もう質問する必要もないのでは?



男女の性別を記入する必要性。

申請書から印鑑を廃止したときと同じ議論ですが、
考えなければならない時がきているのかもしれません。

多様なSOGIE(ソジー)、
多様な生き方が認められる社会を、
目指し、目指したいけど、
何が正解なのか、繰り返し、何かを許しながら、いつまでも考え続けることしかないのかな。

やっぱり明石市

あと、
この方もおっしゃっていましたが、
明石市のファミリーシップ制度を絶賛されていました。

子育て世代からも、障害者関係者からも異口同音に素晴らしいと言われている明石市。

市役所関係者の皆さん、
今まで注目されなかった、
どちらかというと弱い立場の方や
多様な生き方を求めている、
基本的人権の尊重を自分事として考える方に
とっても賞賛される明石市の施策。
研究、おすすめです。


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