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【自己紹介】はじめまして。レザンファンティーヴィー株式会社です。

はじめまして。
レザンファンティーヴィー代表の的場です。

当社の活動について、多くの方に知ってもらいたいとの考えから、noteを始める事にしました。
第一弾として、私の自己紹介を投稿します。


当社について

当社は、海外教育番組のライセンスを取り扱う目的で2020年10月に設立されました。今月から4期目に入ったばかりのスタートアップ企業です。
現在は、映像制作、コンサルティング、そして、映像サービスの新規事業に広く携わっています。

「レザンファンティーヴィー」の会社名の由来は、フランス語の「les enfants」、「こどもたち」という意味です。
画面の向こう側にいる子どもたちの目線を忘れずに、全ての人に受け入れていただける映像作品の制作や放映に携わっていく事をミッションに掲げています。

当社のロゴ。新卒同期に発注をして作ってもらいました。
当社のあるべき姿を分かりやすく体現していて、とても気に入っています。

自己紹介として、私がこのような企業理念を掲げるに至った経緯をお話したいと思います。

映像ビジネスとの出会い

映像ビジネスに携わる最初のきっかけは大学時代でした。
私は、アメリカの州立大学を卒業です。最初は、コンピューター・サイエンスを勉強したくて、アメリカに留学をしました。カリキュラムが進んで行く中で、漠然とエンジニアとして働くよりも、ビジネスを作る側になりたいとの考るようになりました。元々スポーツが好きだった事もあり、スポーツマネージメントという専攻を選び、大学のNCAAチームのマーケティング等に実践的に関わりながら、大学を卒業しました。
就職活動では、メディアで働きたいとの気持ちから、キー局と総合広告代理店を中心に活動し、大手広告代理店に入社しました。
最初に配属されたのは、海外テレビ局へのアニメ番販売営業を行う部署。アニメが好きだったわけではなく、配属された部署に不安を感じながらのスタートでした。

大学時代に近くだったボルティモアのキャムデンヤードで観戦した時の写真。
当時は、同じア・リーグの松井秀喜選手やイチロー選手の試合がある度に足を運んでいました。
アメリカでスポーツを観る体験が、スポーツビジネスへの興味に繋がりました。
大学の卒業式にて、一番お世話になったロジャース教授と。
ロジャース教授は、スポーツコミュニケーション学が専門で、スポーツ中継の実況アナウンサーが使う言葉と、視聴率の相関性を研究していました。

アニメには興味持てないけど・・・

アニメというビジネスになかなか興味を持つことはできず苦しんでいましたが、転機になったのは、動画配信サービスへのライセンス許諾の時でした。私が新卒だった2000年代後半は、動画配信サービスは一般的ではなかった時代でした。
当時、「アニメ」「海外」「動画配信」というキーワードを並べると、初期のYouTubeやCrunchyrollといった海賊版サイトがイメージされてしまっていた時代
新規に動画配信サービスへの許諾の話をアニメ制作会社の担当の方に持っていくと、「映像を不正にダウンロードされて、YouTubeにアップされるのがオチ」と一蹴されました。
そんな状況を打破するために、安全性の説明資料をまとめてみたり、取り組む意義の説明のロジックを沢山作ってみたり・・・そんな説得を続けていく中で、映像ビジネスの面白さに気づくと共に、「新しい取り組み」に携わる面白さを学びました。

新卒1年目のMIPCOM(毎年10月にフランス・カンヌで開催されるテレビ番組見本市)にて。
右も左も分からぬ中、とある番組の売り込みのために、色々なテレビ局のブースに飛び込み営業をかけていました。

ビジョン実現のための新規事業

新卒で入社した大手広告代理店では、アニメビジネスの他、ゲームメーカー担当の広告営業も経験し、約4年半在籍をして退職しました。
その後は、外資系IT企業、外資系メディア会社(CS放送)、外資系高級ブランドで、それぞれ新規事業・新設部署の立ち上げに携わってきました。
転職の際には、海外本社(&リージョンオフィス)の社長や事業責任者の方との面接をする機会を非常に多く頂きました。その場で話される事は常に、実現したいビジョンについて。それを叶えるために、何が出来るかを真剣にディスカッションしました。
全ての転職において、目の前のタスクの難易度よりも、実現したいビジョンに共感し、ビジョンの具現化に貢献できるかどうかを基準に携わりました。そして、入社後も個人の評価を上げるための行動よりも、ビジョンの実現に重きを置くよう心掛けていました

海外の同僚と香港で山登りした時の写真。(撮影者:私)
こういった交流が、仕事の進め方を考える際にとても役に立ちました。

起業のきっかけ

2018年4月に長男が産まれました。
子育てをしている中で、大人以上に、子供の映像に触れる時間が増えている事に気付かされました。
そして、子供の視聴形態の大きな特徴は、大好きな作品を何度も繰り返し(エンドレスに)再生する事。一度その番組を好きになると、1人あたりの総視聴時間(ARPU)は大人を大きく超えます。
一方で、多くの作品は、その存在すらなかなか知られる事なく、埋もれてしまっています。子供と一緒にテレビを見る中で、埋もれている番組の中にも教育的な意味合いがしっかり込められている作品が多い事を知りました。

私は、そんな埋もれてしまっている教育的な意味合いが強い作品の収益化をサポートし、動画配信ビジネスをより民主化していきたい、そんなビジョンを掲げ、起業を決意しました。


起業のきっかけになった息子との写真。
私の母校と同じカトリック修道会が運営する幼稚園に通う息子と共に、修道会本部の教会にて。

ビジョンを実現するために掲げる理想の働き方

起業をして従業員を雇う際に決めていた事が1つあります。
それは、時間に縛られない働き方をする事。実は、当社では、有給無制限を掲げると共に、出勤時間・退勤時間の規定を設けておりません。高い目標を実現するためには、(労働基準法に抵触しない範囲で)勤務時間や有給日数に縛られる事のない働き方を実現する必要があると考えたからです。

新卒の頃、とある方が、「せっかく映像の仕事をしているのだから、仕事を抜け出して映画館に行きなさい、チケット代とポップコーン代を経費にしても誰も怒らないんだから」とおっしゃっていたのを鮮明に記憶しています。

エンタメ分野で高い目標を実現するためには、仕事を抜け出して映画に行くような「ゆるさ」が重要なのだと考えます。ビジネスパーソンである前に、エンターテイナーである必要があると考えています。


最後までお読みいただきありがとうございました。
今後、このnoteは、私と他2名で交互に投稿をしていく予定です。
どうぞよろしくお願いします!

▼レザンファンティーヴィー株式会社HPはこちら▼
https://www.lesenfantv.jp/

公式Xアカウント
https://twitter.com/LesEnfan_TV

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