2020年上半期自句

【冬】　　

  書き初めはメモ帳とペン空の下

  子らの背を追い靴の鳴る厄払い

  寒椿立つ通い路背くらべ

 ◯凍て蝶か病衣をさする手の無力

 ◯家までと明かり差しだす早梅よ

 ◯寒鯛を師と仰ごうか不惑まで

  シャツにまでかすかな湿り春支度

【春】　　

  ひとり急く花兄なだめる雨の庭

  百千鳥展示あらたな上野の日

  たよりなく浮き世をわたる初蝶か

 ◯白れんの地球を

【Twitterに投稿した俳句】
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ラベンダー始まらないで終わる恋
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梅雨が好きみんなこのままインドアに
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一重にも幾重もの日々くちなしよ

- #俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会

紫陽花の国にアリスの見え隠れ（第6回現代語俳句投句会参加）

6月の俳句です。俳句がどんどん楽しくなってきました。楽しくなるためのキーワードは「難しいと言わない」だと感じています。いや、言っちゃうんですけど、以前の半分くらいになりました。笑

↓コチラの投句会に参加↓

Kusabueさん、いつもありがとうございます！
この投句会ではひとり10句まで投稿できます。
楽しいですよ(^^) ぜひご一緒にいかがですか？

今回は五句です。機知を練ったり、余情を意

【Twitterに投稿した俳句】
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◯ガーベラもコップの縁に休むとき
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◯林道にあじさいの郷傘閉じて
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◯予報より頭痛で分かる入梅か
#俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会

【Twitterに投稿した俳句】

◯蛍火に酒遠くまで来たことよ

◯夏の空カレーかき込む昼休み

◯衣替えミッフィーに留まる子の眼

◯大手町かげにひそりと蝸牛

心のメモを俳句にすると単調になりがち。ちゃんと練っていかないとね。 #俳句 #現代語俳句 #習作

【Twitterに投稿した俳句】

◯パイナップル香る自宅映画館

◯初鳴きのひぐらし明けはみなひとり

◯洋皿の白にぬたもち夜涼し

◯BIRTHDAY過去も未来も喜雨のなか

夏 #俳句 #haiku #習作 #現代語俳句 #現代語俳句の会