フルカワ レモン

青森出身、福岡在住で3児の母。 新卒から約10年会社員として東京近郊で働くが夫の故郷近…

フルカワ レモン

青森出身、福岡在住で3児の母。 新卒から約10年会社員として東京近郊で働くが夫の故郷近くへUターン移住。 TBSラジオリスナー。ジェーン・スーさん推し。

マガジン

  • 育児のこと

    長男・長女と年の離れた次男。子ども3人いるとネタは尽きません。たぶん。

  • わたしのこと・家族のこと

    青森出身のワタシ、福岡出身の夫、甘え下手な長男、おもしろい長女、未知数の次男。 そしてワタシが育った青森の実家の話など。30代後半になり色々考えちゃいます。

  • 親知らずのこと

    親知らずの抜歯にまつわる話。 なかなか思い出深いので記録に残したいと思い作成しました。

  • 福岡のグルメ・スポット

    みんな大好き福岡グルメ♪そして観光スポットをご紹介! できる限り実際の写真とともにレポートします。

  • 福岡パンストックへの道のり

    福岡エリアで人気ナンバー1のpainstock(パンストック)箱崎本店に辿り着くまでをまとめました。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして

福岡県に移住して1年半が過ぎました。 引越の直前に、横浜港に例のクルーズ船が停泊しているのを遠目から見に行ったことをときどき思い出します。あのときはコロナ禍がこんなにも世界中で長く続くとは思ってもいませんでした。 日本でコロナが出始める直前、2020年2月末に私たち家族は神奈川県から福岡県に移住してきました。夫は福岡出身ですが、私は真逆(?)の青森出身です。 福岡は全国的にみても魅力あるエリアだと言われていますが、青森で育った私からすると日々驚きや不思議なことが盛りだく

    • 「やれ」と言えるか?

      私は昭和末期に生まれた。 物心ついたときにはすでに平成だった。バブルは知らないし、何やらずっと不景気だと言われている。 小学生のときは毎週土曜は半日授業、いわゆる半ドンだった。中学生になると土日休みだったような記憶がある。「ゆとり」と呼ばれる世代は我々のもう少し下の世代にあたる。円周率は3.14だったし宿題を忘れたときメイがまっくろくろすけを捕まえるように両頬をバチンと手で叩かれた。部活のコーチによる体罰は普通にあったし、水もほとんど飲めなかった。 おそらく平成の教育はまだ

      • フルーツと宿題と自転車と

        長男はフルーツが好きだ。 正直、最近のフルーツの値段の高さはツラい。それでもたまに旬のものを買うのは長男が喜ぶことを知っているからだ。懐は少々痛むが、その分だけ少年とアラフォー女の心を潤してくれる。 あるとき夫の実家から大好きなぶどうを頂いた。これは嬉しい。 しかし、ぶどうを何粒か食べた長男のテンションが明らかに下がっている。 長男:おれ、このぶどう、もういいかな 私:なんで?すっぱかった? 長男:美味しいけど皮と種があって面倒くさい! おん? まあ気持ちはわかるけど、

        • 図書室にひとり

          うちの長女はおもしろい。 こちらにはない発想だったり、ときに言い間違いだったりが多くてよく笑わせてもらっている。家族の中でも特殊というか、独特のセンスを持っているとは思っていた。そういう点も含めて私は長女が大好きだ。 さて、そんな長女は大人数や人混みがどうも苦手らしい。 自分が目的をもって楽しめる場所(例えばキッズパークやゲーセンなど)は全く問題ないようだ。だが仕方なく大人に連れてこられた場所(大小に関わらずスーパー、イオンモールなど)は苦痛らしい。体力的に疲れることもある

        • 固定された記事

        マガジン

        • 育児のこと
          5本
        • わたしのこと・家族のこと
          12本
        • 親知らずのこと
          6本
        • 福岡のグルメ・スポット
          9本
        • 福岡パンストックへの道のり
          3本
        • 福岡の文化や不思議
          2本

        記事

          unhappy餃子

          手作り信仰は今もなお日本に根深く残っている。もう勘弁してくれ。作りたい人は作ればいいし、作りたくない人は作らなくていい。それを誰かにジャッジされる筋合いはない。こちとら他にやることが山ほどあるので。 実母は教員で部活の顧問もやっていた。とても忙しかったと思う。そんな母も手作り信者だった。ただ申し訳ないが、正直、母の料理が好きでなかった。母は基本の料理方法をしない人だった。レシピ通りに作ってくれればいいのに必ずアレンジを入れるというか自己流にしてしまう。 それが、豆腐の代わ

          アラフォーのT君を考える

          今から20年以上も前の話である。 私はいわゆる新興住宅地に住んでおり、開校して数年しかたっていない真新しい小学校に通っていた。1学年あたりの児童数は130人ほどで、当時市内では一番大きい小学校だった。 隣のクラスにT君という少年がいた。T君は足が速く、スポーツが得意でサッカー部のエース、いつもみんなの中心人物だった。運動会では何をやっても1位になり、市内の陸上大会でも必然的に学校代表に選ばれる。本業?のサッカーの方でも試合があるたびに優勝や準優勝をして表彰され、T君が率いる

          アラフォーのT君を考える

          物欲よ、再び

          先日夏休みをもらったときに自分の物欲のなさを再認識した。ただし単純に物欲がなくなったのではなく、無職ゆえに「自分は欲しがってはいけない身分だ」と物欲を抑えつけていることを察した。 さて、あれから私は就職活動をしていた。 求職希望かつ年度途中という厳しい条件のなか、ダメ元で保育園の申込をしたらなんと市内の認可保育所に入れたのだ。これはかつて住んでいた横浜市ならまず不可能だったであろう。地方の良さはこういうところにある。ありがたく享受したい。 ※ただし実際は一度落ちていて、希

          親知らず物語⑥完

          ついに右奥下の親知らずを抜いた。痛み止めの服用も一度で済み、予想よりも穏やかに過ごすことができた。ただし問題はその隣の歯である。 歯医者: レントゲンからもわかっていたけれど、かなり深いところまで虫歯になっています。それを全部削って銀をはめます。ただし銀を入れても磨き残しがあるとすぐにダメになって予後はよくない。とにかく歯磨きをがんばってください。もう少し早く治療ができてたらね〜ここまでにならなかったのに(にっこり笑顔) 諸事情や面倒くさがりな性格から2、3年放置した結果

          親知らず物語⑥完

          親知らず物語⑤

          ついに下の親知らずを抜くことが決まった。しかし目標は親知らず本体ではなくその隣の歯である。とにもかくにもまず元凶である親知らずを抜歯せねば。 下の親知らずは左右ともに歯茎から一部だけ見えていてあとは真横向きに生えている、よく見かけるあの面倒なタイプだった。ネットでの下調べの通り、歯茎を切り、親知らずを分割し砕いて抜歯をするという手順だ。イラストでみると淡々としているが、それが自分の口内で施術されることを想像すると震え上がる。先生から「当日は朝食しっかり食べてきてね!倒れたら

          親知らず物語④

          上に続き、下の親知らずも抜いたほうがいいと言われた。しかしかかりつけ医では抜けないので隣市か大学病院へ行く必要があると言われた。色々勝手に先回りして悩んだ末に、様子見することに決めた。 親知らずの様子見を1年ほどしているうちに別のイベントが発生した。第3子妊娠だ。妊娠(の可能性も含む)しているとレントゲンが撮れない。レントゲンは歯の治療の前段階に必要な診療だったはずだ。それにもし抜歯をしても痛み止めも好きなように飲めない可能性がある。 私はまたもや医師に相談することなく勝

          親知らず物語③

          無事に上の親知らずを左右とも抜歯した。特にトラブルも起きず、定期クリーニングすることで口腔ケアを補足していくことを誓った。 あるときの定期クリーニングで、悲しいお知らせを受けた。 歯医者: 下の親知らずが左右とも真横向きに生えています。しかも一部が歯茎から出ている状態で隣の歯に接しているので汚れが溜まりやすい。見た感じ、虫歯になっている可能性もあります。決心がつくなら抜いた方がいいと思います。 おお、神よ。 これ以上の悲しい話はない。 と思ったら、もっと悲しい話がすぐき

          親知らず物語②

          下の奥歯に痛みを感じて歯科を受診した。その結果、下ではなく上の親知らずが左右とも虫歯になっていた。またもや自分の感覚に苦笑いしつつ、人生初の抜歯をすることになった。 上の親知らずは真っすぐ下向きに生えていたので、なんてことなくあっさり抜歯が終わった。抜いた歯を見せてもらったらそこそこ大きな穴が開いていた。歯磨きが奥まで届いていなかったことを改めて反省した。 受付で痛み止めと止血用のガーゼをもらったが未使用のまま無事に過ごした。1本ずつの施術とし、抜いたあとは消毒やチェック

          親知らず物語①

          ➖いづれの御時にか 女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に いとやむごとなき際にはあらぬが すぐれて時めきたまふありけり➖ いま話題の源氏物語の冒頭である。 私の脳内ではこう訳される。 いつだったか 正社員でもパートでもない ただの無職であるが 一丁前に極めて歯が痛むときがあった 少々強引だが、まさにそういう気持ちだったのだ。 2020年にここ福岡へ移住したことは何度か述べた通りだ。移住に際して地味に面倒なのがかかりつけの病院探しだ。 幸い家族みんな健康で持病もない

          赤ちゃんの「かわいい」も睡眠から

          2023年9月に第3子が誕生した。 言うまでもなくビッグイベントなのだがnoteを開くことなく1年近く経ってしまった。ここ最近別の記事をいくつか書いたあと、そういえば第3子誕生について全く書いてないことに気がついた。 こんなことを言ったら怒られるだろうが、私は3人目にして初めて赤ちゃんをかわいいと思えた。 育児について語りだすと半日くらい過ぎてしまいそうなので今回は書かない。私が書きたいのは睡眠の話だ。 ミルクを使わず母乳だけで育てていると、夜間授乳や夜泣き対応も自分で

          赤ちゃんの「かわいい」も睡眠から

          主婦も夏休み⑥完

          やきとり屋には入店できず生ビールは飲めなかったものの、主婦の桃源郷ことコンビニへ直行した。コンビニでは欲望のまま買い込み、ホテルに戻った。 さて、ここからは私の帝国だ。何をしようが法律と常識とホテルのルールの範囲内では許される。ダースベイダーにだって文句は言わせない。ひとまず靴下を脱いでベッドの上にあぐらをかいた。 これはマズい…。楽しすぎる。 マルエフを飲み、オクラが入ったネバネバそばをすする。そばをすする合間に普段はチェックできない情報番組をみたりなんかして。スマホでネ

          主婦も夏休み⑥完

          主婦も夏休み⑤

          読書をしているうちに、やりたいことをもう一つ思い出した。生ビールを飲みたい。 最後に生ビールを飲んだのはいつだろう? 思い出してみると第3子の妊娠に気づく直前に友人と正月に飲んだのが最後、つまり1年7ヶ月前だ。ん?意外にガマンしている期間は短い。体感的には5年くらい我慢していたと思ったのに。相変わらず自分の記憶力と感覚は信用ならない。 ネットでホテル付近を検索してみる。普通の居酒屋でもいいのだが1人では料理を余らせる可能性がありそれは避けたい。となると行き先は1択、やきと