見出し画像

檸檬読書記録 『阿佐ヶ谷姉妹のほほんふたり暮し』

画像1


ずっと待ち望んでいたものが届いた。
グラシンペーパーだ!
これを本にカバーすれば、本を汚れから保護し、耐水性があるから湿度からも守ってくれ、(多少)日焼けからも防御してくれる、最高アイテムだ。
その上半透明だから、色々な色が混ざりあってわちゃわちゃと色がうるさいという本棚も、全部グラシンペーパーでカバーすれば、抑えられ統一感が出て素敵さ倍増!
個人的に特におすすめなのが、
『BIBLIOPHILIC』の
「GLASSINE PAPER COVERL」
だ。本の上に黒猫が乗っているマークが目印。
特に手触りが最高で、つるつるすべすべ具合には、うっとりさせられる。普通の本も、カバーをかけるだけで特別感がましてより大切にしたくなる。
半透明故に多少の見えづらさはあれど、文字はちゃんと見えるから、あまり気にならないレベルのボヤけ感。特にこのおすすめのグラシンペーパーは、他のに比べてその見えづらさも控えめでいいのだ。

画像2

カバーなし

画像3

カバーあり


なによりも、MADE IN JAPAN日本製というのが、嬉しい。そう分なのか、少しお高めだが、カバーをかけた時の透明感と手触り感を踏まえると納得のお値段だと思う。

昔は、汚れにくさと見えやすさ、1番は値段の手頃さの面から、透明なカバーを使用していた。
けれどサステナブルの本やゴミ問題のニュースを見るうちに、透明なカバーってそもそもプラスチックだ…!ということに気づき、考え探した末にたどり着いたのが、このグラシンペーパーだった。
これなら紙なので、最悪土に返せる。けれど紙なれど、丈夫なので(ハチャメチャに使わない限り)そういう状況にはならないだろうけど…。
その上透明カバーよりも、1枚の紙だからその本にあったサイズに合わせることができる。
自分が買ってるのは1番大きなサイズ(四六、A5、B5、A4対応)で、普通の料理本など、絵本なら、いわむらかずお『14ひきの』ねずみシリーズくらいなら余裕でカバーできる。
結構大きいので、半分に切ると文庫本や新書、単行本をカバーするのに丁度いいサイズになる。
価格は50枚入で税込1100円!
ネットの場合は3個以上で10%offになるので、たくさん買う場合はネットがお得だ。
50枚でも、半分に切って文庫などに使うなら100冊カバーできる。お得!


そんなこんな、激推しはここまでに本に話題を変えて、写真にも載せた
阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』
芸人阿佐ヶ谷姉妹による、エッセイ。

ドラマを先に見たが、ここが使われていたのか!とか、ここはドラマにはなかったなと思いながら読めたから、倍楽しめた。勿論見ていなくても、楽しめる。
2人の生活だったり、食べ物だったり近所づきあいだったりが、読みやすい文章で書かれている。
クスリと笑え、ほっこりとした作品だ。
本当の姉妹以上に仲良しで、引越したとてお隣同士で生活する仲良しよう。
ドラマを見た時もそうだったけど、この本を読んだ後はついつい阿佐ヶ谷姉妹が出ている番組を見たくなるってしまう。それほど読むと好感をもて、もっと知りたくなってしまう魅力がある。
それだけでなく、兎にも角にも、文章力が凄まじい。阿佐ヶ谷姉妹の2人が交互に書き綴っているのだが、どちらも分かりやすく読みやすい。故によけいに入り込みやすく、すいすい読んでしまう。
本の中では、エッセイの他に2人がそれぞれに書いた小説が載っているのだが、それも読みやすい。そして面白い。
妹の方は実際の人物を舞台に、本当にあったことなのか?と思うほどしっかりした内容で、姉の方は完全にオリジナルだが、こちらも、え、ここで終わり?と思えるほど惹き込まれる作品だった。
次があるならまたエッセイも嬉しいが、小説単品でも出してほしいなと思えるほどだった。

阿佐ヶ谷姉妹が知らない人も知ってる人も、興味がある人にも、色んな人に是非読んでほしい作品だ。


グラシンペーパーが届いた喜びと、阿佐ヶ谷姉妹の魅力にやられつつ、今回は閉じようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?