檸檬読書日記 クリスマス。 12月19日-12月25日
12月19日(月)
パトリシア・マクラクラン『テディが宝石を見つけるまで』を読み始める。これは児童書。
なんともいいで出し。
初めから引き込んでくる。
柿内正午『プルーストを読む生活』を読む。
長田弘『すべてきみに宛てた手紙』が出てきた。
自分が読んだことがある本(その上気に入ってる本)が出てくると、妙に嬉しくなる。
ターサイを収穫。
あまりの大きさに驚く。少し放置しすぎた…。
前回は小さな花束だったが、今回は大きな花束みたい。いや、大きすぎる花束だな。
普通の花がミニチュアに見える。
12月20日(火)
パトリシア・マクラクラン『テディが宝石を見つけるまで』を読む。
泣けないということは、どんなに苦しいことなのだろうか。
きっと恐ろしく苦しいのだろうな。想像するだけで辛い。
12月21日(水)
フランシス・ホジソンバーネット『秘密の花園』を読み始める。
前知識として、主人公の女の子が少し曲者だと知っていたが、結構強烈で驚いた。
主人公としては珍しいほどに性格が…。びっくり。
ずっと飾っていた紫スティックブロッコリーを食べる。勿体ないけど、流石にこれ以上は蕩けそう。
茹でてびっくり、紫色がなくなった!普通のブロッコリーになった…。かなりショック。あんなに色鮮やかだったのに…。
けれどまたもやびっくり、時間が経って冷めたら、紫色が戻ってきた。不思議ー。
12月22日(木)
パンにきな粉クリームを塗って、バナナをのせて食べてみる。
うむ、まあまあかな。
合わなくはないけど、うーんなんか違うぞ。
『MONKEY』vol.28(雑誌)を読む。
ローレンス・ミルマン「イヌイット老人ばなし集」
カラスの皮でズボンが作れるのか…。びっくり。
超短編ながらも、この後の内容が衝撃的だった。
今回の『MONKEY』は「老い」がテーマ。ということは…。
今回少しだけ乗っていた「イヌイット老人ばなし集」は、イヌイットの民話集を訳したものらしい。その中の7つだけを。だけど他のも見てみたいな。
カラスを集める者の他も、面白かった。
老婆なのに、人間に変装した石に子どもだと思われて自分の赤ん坊にされたりだとか…。一風変わってる。
今日は冬至。
柚を半分に切って、お茶パックに入れて入った。これなら種も出なくてよい。(と思ったけど、何粒か脱走して沈んでた…。どうやって脱出したんだろう?不思議…。)
凄く柚の香りがして、若干ねっとりして最高。良い風習だなあ。
12月23日(金)
家用暖かズボンを購入。
今までずっと普通のズボンで過ごしていたけれど、中がふわふわしていて、毛布みたいであったかい。
特に暖房を(苦手で)あまり使わないから、余計に感動!
何故今まで買わなかったのだろうか。感動しすぎて、誰かにすすめたいくらい。(おそらく皆知っている)
ただ脱ぐのが余計に辛くなった。温まった服から冷たい服に着替えるのが冬の辛い瞬間の1つだな。
ダイナ・フリード『ひと皿の小説案内 主人公たちが食べた50の食事』を読む。
名作の中に出てきた食べ物が、その場面の文章と共に再現した食べ物の写真が載っている。
なかなかに興味深かった。だけど、2015年発行なだけあって、写真の具合がちょっと古め。
12月24日(土)
クリスマス!
待ちに待ったけど、特にやることはない。
ただケーキは食べる。
ケーキといっても、下地はノワ・ドゥ・ブールのパン・ド・ジェーヌに、生クリーム(よつ葉)に、シャインマスカットを添えたもの。
だけど凄く美味しかった。特にパン・ド・ジェーヌは、しっとりとながらもずっしり重めで、香ばしくて甘さ控えめ。全てにおいて最高だった。
それにパッケージも可愛い。
生クリームとも相性ピッタリで、特によつ葉のやつは甘さ控えめで濃厚だから、普通にケーキを買うよりも楽しめた。
本当は盛り付けしたやつも撮ろうと思ってたけど、撮る前に食べてしまった。誘惑が…。
フランシス・ホジソンバーネット『秘密の花園』を読み終える。
最初は主人公の少女に驚かされたけれど、その性格が上手く作用してて、だからこそ長く読み継がれているのだろうなと感じた。
彼女の他の作品『小公女』もいつか読んでみたい。
12月25日(日)
クリスマスイブ!
さりとて、今日も特にすることはない。
ただ今日はチキンを食べる。
クリスマスというと、思い出すことがある。
柚木麻子『らんたん』
明治から昭和にかけて活躍した実在の女性の人生が中心の内容で、この中にクリスマスの話が出でくる。
それはクリスマス休戦の話で、クリスマスには敵も味方も手を止めるのだとか。(ただ全てではないけど)
その事を知って、クリスマスはやはりそれほどまでに神聖なもので、誰もが優しくなる日なんだなと思った。
今はどうなんだろう。そうであって欲しいな。そしてクリスマスが終わっても、続いてほしいと願うばかり。
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