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現実の地形で遊ぶ Cities: Skylines 【前編】

みなさん、こんにちは!
普段はマインクラフトやリズム天国MAD動画を制作している者ですが、今回はCities: Skylinesネタです。

みなさん、Cities: Skylinesを楽しんでますか?
Cities: Skylinesは、都市開発ゲームとして高い評価を得ていますが、1000時間以上(Steam調べ。本当かなぁ。)遊んだ私は、通常のプレイでは楽しめなくなってしまったのです。(勿論、Cities: Skylinesが神ゲーであることに異論はありません)

Cities: Skylinesを遊ぶ際に、おそらく誰もがするのは、道路を碁盤の目状にすることでしょう。私も何度もやりました。その結果、こう思うのです。
これ、作業ゲーじゃん。。。
と。

ひたすら道路を、無駄のないように碁盤の目に設計し、ひたすら人口を増やすゲーム。たまに渋滞が発生するので、モグラ叩きのように解消する。
言うならば「飽き」ですね。神ゲーであることには違いがないのですが、心の底から楽しむことができなくなった自分がいることに気づいたのです。

こうなってしまった原因は何か。
言うまでもありません、「碁盤の目状の道路」と「ひたすら人口を増やさなければならない」という強迫観念です。これらは捨て去らなければなりません。

しかし、言うは易く行うは難しです。
一度染みついた習慣・観念は簡単に捨てられるはずなどありません。
下の画像ような緑の地帯を目にして、居住区画を設定しない人間がいるでしょうか。

緑の地帯

土地が空いているのに何もしないというのはムズムズするものです。
なら、最初から活用できない土地がいい。それなら諦めがつきます。
これが急斜面で居住区画を設定することができなかったら、「ひたすら人口を増やさなければならない」という強迫観念は容易に捨てられるでしょうし、道路自体も建設が難しかったら、碁盤の目にもなりません。

ここで活躍するのが、「山岳マップ」。
傾斜だらけで道路の設計に制限がかかるのなら、必然的に傾斜に沿った道路が出来上がりますし、何より町に高低差ができることで、地区ごとに深み・愛着がわきます。無機質な碁盤の目状の町とは対極の存在ですね。
これを活用しない手はありません。

これで万事解決・・・と思いきや・・・

「山岳マップ」を作ったことのある人ならお分かりではないでしょうか、
「山岳マップ」制作の大変さを。

ただ山を適当に並べればいいというものではありません。
自然には、山のほかに、海・川・湾・半島・島・盆地・谷・湖・平野・丘など、特色ある様々な地帯があります。単なる平野マップと異なり、「山岳マップ」の制作にはこれらの適切な配置が求められているのです。山があるのなら、湧き出た水と高低差によって湖や川が作られ、海に流れ込むと同時に、山による高低差は谷や丘、盆地、時には平野を作り出すためですね。
複雑で美しい自然は、一人の人間が短時間で作れるほど甘くはありません。

このような事情から、
「現実の山岳地形をそのままCitiesのマップにしてしまおう!」
と考えるのは、当然のことですよね。


現実の地形をCitiesに反映させてみた
北海道の山奥

現実の地形を使えば、いとも簡単に上の画像のような山岳地帯が作れてしまいます。上のようなマップなら、道路の設計にかなりの制限がかかり、碁盤の目どころか都市の経営も困難になり、開発のし甲斐があります。


山岳地帯の遠景

こちらは遠景です。(先のマップとは別)平野部に建物が密集しているのに対し、山間部はまばらですね。それぞれの集落ごとに個性が浮き出て、都市運営が楽しくなります。

※暇な方は、この遠景が日本のどの地域の地形か、当ててみてください。
【ヒント】沿岸部(画像では右側に相当する地域)を現実ではJR線(地方交通線)が走っている。


では、どのように現実の地形をCitiesに反映させるのでしょうか。
次回に続きます。

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