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2024年7月02日 苦労を知る

 千葉県で海苔・お茶・落花生の卸問屋を経営するS氏は、創業者である父親と意見が食い違い、悩んでいることを、信頼する経営者に相談しました。
 すると「お父様がどのような苦労をして会社を築いてこられたのか、ご存じですか?」と尋ねられ、答えに窮し、父の話を聞くことにしたのです。
 父が中学生の時に祖父が急逝し、貧しい生活の中で、家族に少しでも良い暮らしをさせたいとの思いで会社を築き上げたことを知りました。
 S氏は、父の苦労があって現在の会社や今の自分があることに気がつき、自然と感謝の思いが溢れ、父への接し方や仕事に向き合う姿勢が変わりました。
 感謝の思いは気力を生み、何事にも積極的に取り組む姿勢へとつながります。感謝の心を向けるべき対象は様々ありますが、入り口となるのは親への感謝なのかもしれません。
 自分の命のルーツである親の話に耳を傾け、親の心をよく知ることで感謝の思いが深まっていくのではないでしょうか。

今日の心がけ◆親の話に耳を傾けましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年7月号より引用


有料記事の中身はどんなもの?
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【1】 著者の個人的な感想

つい先日、小学生ぶりに両親と姉の4人で旅行に行ったんです。昔は子供の私を色々な旅先へ連れていってくれたものですが、今では私が連れていく側となり、姉と「お互いに歳を取ったな~」と話していました。

旅先は『思い出の地』ということで、両親が若いときに住んでいた海沿いのとある場所へ行き、住んでいたところ、勤務先、いつも遊んでいた公園、遠足で行った場所、親戚の家、道の駅などを巡ってきました。

本当は30年前に利用した定番の旅館を予約するつもりでしたが、今はもうなくて…それだけはちょっと残念でしたね。

思い出の旅館の隣の宿からの風景

という感じで。
タイトルの「苦労を知る」とはちょっと違いますが、親の話に耳を傾けるという点では、とても有意義な二日間を過ごすことができましたし、改めて感謝する機会となりました。

すでにお見送りされた方も、遠く離れて生活している方もいらっしゃるとは思いますが、たまにはお墓参りに行ってみたり、実家に帰ったりしてみて、感謝の想いを深めましょう。

さて朝礼では。

両親がご健在であれば、話をしたことを朝礼でスピーチしてみましょう。

すでに見送られている方は、アルバムを見たり、形見や愛用品があれば思い出を辿ってみるといいかもしれません。何もなければ記憶を振り返るだけでも感謝できると思いますよ。

また、「親」を「創業者」に置き換えればビジネスライクなスピーチができると思いますので、今日はそれを有料記事に書いておきます。


有料記事は30秒から1分で話せるスピーチ風に
原稿を書いています。
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【2】 意見を述べてみよう

今日のお話は、コミュニケーションの重要性がいかに大切なのかが…

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