13歳。息子が「本を書きたい」と言った訳③息子への手紙

引越しを終え、昨日は久しぶりに
少し足を延ばして
千葉にある玉前神社へお詣りしてきました。


ご祭神は玉依姫命。
神武天皇の母であり、日本のお母さん的な
神様です。

久しぶりに
ふと、こちらに行きたいと思ったのも
何かのお導きだったのかもしれませんが、
その夜、
ちょっとした問題が勃発し、
今朝、息子にメールを書くことにしました。

※ここで、登場人物についてご紹介。

我が家は最初にご紹介した通り
ひとり親家庭でありますが、
周りの環境や、人とのご縁に恵まれています。

中でも、メールに登場する
「Kさん」に関しては
かつての同僚であるというだけですが
息子のことをわが子のように可愛がってくれています。

今回のメールは、
その「Kさん」と夕食を食べに出かけた際に
起きた出来事に対する内容です。

具体的には
「ゲームが動かないから、
新しいIpadを買ってくれ」とか
開通工事待ちのWi-Fiを早くしてくれとか
さんざん不満を口にされたことに対し、
黙って聞いていたKさんが
とうとうブチ切れたことに対する
answerです。


Yさんへ

昨日のこと、そして最近のことについて
いろいろ思うことがありますが、
口で言っても伝わりにくいと思うので
メールにします。

昨日の件については
わたしはもちろん、
Kさんも相当腹を立てた様子であり、
来週末、私が忘年会で不在にする代わりに
Kさんが来てくれることになっていましたが、
どうなるかわかりません。

また、年末に旅行へ行く予定もありましたが、
それもわからなくなりました。

クリスマスプレゼントや正月のお年玉のことも
考えていてくれていましたが、
それもどうなるか、わからなくなりました。

Kさんは一度怒ると、私にもわかりません。


今まで、他人でありながら
あなたのことを思い、食事代を払ってくれたり、
勉強に必要ならと
Ipadを買ってくれたり、パソコンを買ってくれたり。

それだけでなく、
他にもいろいろ面倒を見てくれていました。

更に言えば、あなたの将来のためならばと、
塾代を肩代わりしてくれているのもKさんです。

そのような背景があることを
知らなかったとはいえ、
昨日のあの言動はひどすぎます。


今までの生活、すべてが「当たり前」と考えていたならば、
それはあまりにも傲慢すぎると思います。

Kさんは、わたしひとりでは支えきれない状況を見かね、
また、あなたのためならばと、
本当に心を配ってくれていました。

それなのに、あなたはわたしのみならず、
Kさんの心も相当傷つけてしまいました。

あなたは自分では変えられない、
ままならない状況にストレスを感じ、
左腕を傷つけていますが、
それ以前に、あなたの言動により、
わたしやKさんの心を傷つけています。

それについてはどう思いますか?

もう中学生ならば、世の中には
自分の力だけではどうにもならない、
ままならない状況があると知るべきです。

他人の思いや、ままならない環境に対して
不満を言ったり怒ったりイライラしても
結局のところ、それらはすべて
自分が感じている思い、感情でしかないことを
知るべきです。

人の心や境遇に不満をもっても、何も変わらないどころか
自分で自分を苦しめていることを知るべきです。

先日、わたしが話したのはそういうことです。

友達に言われて、鬱だ、精神科に行けだなんだと言われ
自分で自分のことを深く見つめたり、
考えることをやめるのは簡単です。


周りのせいにすれば、自分が傷つかない・悪くないと
思えるからです。

しかし、その前にすべきことは
「自分の感情、物事のとらえかた」が
見ている世界を作っているということを知り、
そこから成長のきっかけを掴むことが
最も大切だと思います。

それはスピリチュアルでも宗教でもなく、
あなたが学びたいと思っているであろう、
心理学であり哲学です。

今日はここまでにしておきます。



玉前神社、境内でてすぐ先にある、はりぼて人形のお店で目に留まったお稲荷さん。
息子が好きだからと連れ帰ってきたのに、この顔、あんまり好みじゃないと言われてがっかり。

かわいいのに。。。






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