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自己紹介が長い人の特徴とは?


久しぶりの投稿です。

季節はすっかり梅雨の空。
7月に入り、出版講座のクライアントさんが
1名出版。続いてもう1名出版予定です。


※13日まで無料キャンペーン中!
繊細作家・緒知洸慧(おちあきえ)さん著。
心が疲れてしまった繊細気質の読者に向けた
ヒントがちりばめられた一冊。
ボリュームも少なくて、さらっと読めます。

さらに、別件の編集作業が一件と
目まぐるしい日々を過ごしています。

※その合間に息子のnote記事添削も入る(笑)

そんな作業に追われている最中、
改めて気がついたことがありました。

それは
「自己紹介・プレゼンが長い人は
本を執筆するのに苦労する」
ってこと。


なぜそうなってしまうのか。

これについて個人的見解ですが
理由を説明しますね。



理由①自分のストーリーに陶酔している

先日、とある出版勉強会に定例参加しました。

その会では初参加の人は自己紹介することになっており、
一人の女性が指名されました。
その方のお仕事は、スピリチュアルカウンセラー。
ご自身の体験から、その活動をはじめたということですが、
彼女の自己紹介がまあ、長いこと長いこと。

私などは途中から話が頭に入ってこなくなり、
眠気を必死でこらえるべく、
隣にいた息子とスマホチャットでやり取り。

そんな周りの雰囲気を察することもなく
とうとうと自分のストーリーを涙ながらに話す彼女。

実はこのタイプ、スピ系の人にけっこう多い

仕切り担当の某版元編集さんが
何とか話の隙を見つけ、
ようやく「そろそろしめてください」
と言った時には
「はい、これで終わります!」
と言った状況。

ゆうに20分はしゃべっていたでしょうか?


理由②話がまとめられない

「伝る」と「伝る」は
実際、似て非なるもの。

「伝える」が自分の思いを起点にしているとしたら、
「伝わる」は他者を想定しているものです。

他者にとって受け取りやすいボールを投げなければ
キャッチボールは成立しませんよね。
自分の好きなように投げたいなら、
「壁打ち」で充分です。

そこがわからない人って、けっこういますよね。

で、そういう人に限って
あれもこれも盛り込もうとする。
だから、結局のところ、何が言いたいのか
コンセプトが迷走してしまい、
読者を混乱させるわけです。



理由③自分の「背骨」が決まっていない

理由②にも重複する話ですが、
某版元編集さんが折に触れてお話しくださるテーマに
「本の背骨」というのがありますので
ご紹介しておきますね。

この本は、どんな人に向けて、
どういうことが書いてある本なのか。
本の背骨がはっきりしない本は
タダの独りよがり本である。

まとめ

誤解を恐れず、
あえて厳しいことを言ってしまうと
結局のところ
上記の傾向がある人は
「承認欲求」が著しく高いということに
他ならないのではないでしょうか。

「自分の経験したことを知ってほしい!」
「自分の体験は全ての人にとって
貴重なものであり、理解するべきだ」

そんな心理が見え隠れしているものです。

けれど、真に理解してほしいと願ったなら
まず相手に受け取りやすいボールを投げること。

そして何より
「自分のウリを自分自身がきちんと受け止め、
理解すること」

だと思うのです。


しかし、自分のウリは
自分ではわからないことが多いです。

実際、私自身も自分のウリは
よくわかっていません(笑)

世に名が売れている人は、
たいていバックにプロデューサーがいる。

わたしも、わたしをプロデュースしてくれる人が
必要だと思っています。

※ちなみに
ちゃんとお金を払ってwinwinの関係を築くことも
すごく大事ですよ。

タダでいろいろアドバイスしてくれる人は
それこそ「打ちっぱなしの無責任」でしかないですからね(笑)

お読みいただき、ありがとうございました^^
ではまた。




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