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13歳。息子が本を書きたいと言った訳④不登校と自分問題。

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

というわけで、
前回の記事からだいぶ間が空いてしまった挙句
ぬるっと2023年を迎えた我が家。

ちなみに
前回、行けるかどうかわからなかった
年末旅行ですが、
結局、無事に楽しんできました(笑)

「喧嘩してるんですか?」
「息子さん、心配です……」

と、いろんな方から声をかけていただきましたが
大丈夫です。
喧嘩は(しょっちゅうしてますけど)大丈夫です。

何たって13歳。アオハルですから。

それよりも、周りを見渡してみると
実に不登校の子どもが増えてるのが
わかりますね。

文部科学省の調査によると、
全国の国公私立小中学校で2021年度に
30日以上欠席した不登校の児童生徒は24万4940人となり、
20年度より24.9%(4万8813人)増えて過去最多と
なったそう。

息子のクラスにも、入学当時から
ずっと来ていない子が4人ほどいるようで、
誰も座っていない机の上に
隣の生徒が次々とプリントを置いていく光景は
むしろ自然な印象。

息子のゲーム友達も不登校の子ばかり。
フリースクールに在籍しています。

それでも、自分の子ども時代にはなかった
そうした受け皿。

今後ますます求められていくのでしょう。

そういえば去年末のとある日曜日。
保育園時代のパパ友と
昼から飲む機会がありました。

パパ友はデザイナーさんで、
仕事の打ち合わせ半分だったのですが、
うちの息子とは幼馴染同様に育った
一人娘のTちゃんは、
小学校6年生の頃から不登校になっていたと
聞きました。

理由はクラスメイトの女の子とのトラブル。

そんなTちゃんは現在、
他の友だちと一緒に1年間、沖縄の離島にある中学に
国内留学中なのですが、
小学校時代から区のカウンセリングを
定期的に受けているそうで、
中学になってからも
夏休みや、この冬休みには帰ってきて
自ら進んで受けているとのことでした。

パパ友が心配しているのは
この春、留学期間が終わって
息子と同じ中学へ「転校」するときのこと。

またいじめられたりした時のことを考え、
フリースクールを検討したいという
話でした。

↑パパ友に勧めた本

私は
「幼馴染みたいなもんなんだから、
帰ってきても支えあおうよ」
と言ったのですが

実は、そもそも論
Tちゃん自体が「けっこう底意地悪い子
だったということを
パパ友は知らない。

息子はよくいじめられていたし、
他の子たちも、下駄箱の靴を隠されていたり。

Tちゃんのママと私は
それでよくケンカしていて、
ある時、ついにブチ切れて縁を切りました。

理由はいろいろあるけれど、
ざっくり言うと
「私は悪くない」
と、すべて起きたことを
他人のせいにする人だったから。


世の中見渡してみると
不平不満を所かまわず吐き捨てる大人が
増えたように思います。

コロナ渦で、
それは一気に噴き出したかのよう。

子どもたちも、少なからず
そんな印象です。

けれど
大人だろうが子どもだろうが、
最後は結局
「すべての原因は自分の見方」であり、
自分で自分にケリをつけなければ
それは永遠に終わらないのですよね。

それに気が付かなければ、
むしろ、問題は大きくなる一方。

息子にもそれは何度も折に触れ
伝えています。

でも、逆にどうすれば
もっと前向きに
違った視点で
今の時代を楽しめるようになるのだろう?

そんなことをツラツラ考えている
今日この頃です。

面白くなき世を面白く 住みなすは心なりけり。








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