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フェア・ビアンカ


夢にまで見た
あの花弁は

純白で無きことの
暖かさと
さみしさを称えて

想うことに
盲信した故に
黒点に蝕まれた姿
晒すことを
思いもせず



気付かぬ様にしていたのか


幽世にて
再び
逢えるだろうか


甘いかおり

愛おしくも
愚かな
還らぬ時間の痕



供物に
最期の泪を



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