【歯痛】歯医者さんでは治らなかったけど

2023年3月1日 12:02

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている、【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は、歯が痛くて歯医者さんに行ったけど、どこも悪くないと言われて鎮痛剤だけ出された方が、鍼灸で歯痛が改善した症例をお届けします。

いつも「ファン鍼灸院」に治療に来てくださってる方です。

【加代子さん 47歳保育士】

1．歯医者では治らない歯痛
加代子さん：この左下の奥歯が2週間前からずっと痛いんです。

歯医者さんに行っても、どこも悪くないって言われて痛み止めが出ただけです。

痛み止めのお薬を飲んでも、薬が切れたら又痛むし、これはもう鍼灸しかないと思って！

ばぁば：加代子さんは保育士さんでしょう。
保育士さんて力仕事じゃないですか。

いつも首と肩が凝ってるし、それも左の方がキツイでしょ。

これだけ左の首と肩がカチカチに固まってるということは、血の巡りが大分悪くなっているということでしょう。

そのせいで左側のほっぺたの周りの巡りも悪くなって、歯茎までむくんで腫れてくるんやと思いますよ。

歯茎が腫れると、その歯茎におさまっている歯の神経を刺激しますやろ。
痛みが出てるのはそのせいやと思いますよ。

だから、体の疲れを取って、首も肩も緩めて、歯に繋がっている巡りも良くしていきましょう。

そうすれば、歯の痛みも楽になりますよ。

まず、加代子さんは心身共に疲れ切っているみたいです。

それで、全身の気、血、水の巡りを良くして、自然治癒力や自己回復力、免疫力を高める全身治療をしました。

そして、足から腰、背中、肩、首と緩めていきました。

ばぁば：どうですか？大分巡りが良くなってきて、柔らかくなってきましたよ。

加代子さん：首や肩は今、すごく楽になってます。

ばぁば：じゃあこれで上向きになって下さい。
まず、歯痛に効くツボに鍼をしますよ。

手の反応のある左の【合谷】に置鍼しながら、痛む左下の奥歯に向けて鍼を刺入しました。

＊【置鍼】
症状を改善させるのに有効なツボに鍼をして、しばらくの間そのまま置いておくこと

＊【合谷】
多くの症状に使われる万能ツボで歯痛にもよく効きます

ばぁば：痛い下の奥歯に鍼の刺激がビシッと届いたら、知らせてくださいよ。

加代子さん：そこ、そこ、そこです。

ばぁば ：ハイこれでいいですよ。
今痛みの程度はどうですか？

加代子さん：軽くなってますね。私の左のほっぺたが小さくなった？

ばぁば：むくみが取れましたね。腫れが引いて小さくなってますよ。
これで様子を見て下さいな。

そして、加代子さんが2週間後に来院された。

ばぁば：あれから、歯の痛みはどうですか？

加代子さん：治療してすぐはまだ痛みが残ってたんですが、朝起きたらすっかり無くなっていました。
食べ物が噛めるようになりました。

〈鍼灸師としての治療経験と体感から〉

「歯が痛いので歯医者に行ったけど、どこも悪くないと言われて、でも歯が痛い」と言って鍼灸に来られる方達がおられます。

そんな方達の多くが、首や肩が固く張っていてカチカチになっています。

そんな時に鍼灸治療で首や肩を緩めると、浮腫んではれていた歯茎周りの巡りも良くなります。

すると、腫れて浮いてむくんでいた歯茎が締まり、歯の神経を圧迫することも無くなり歯の痛みも改善するのです。

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