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グレリン誘導ガリ生活の結果報告

最近グレリン誘導のために作った自家製ガリを食べていたら妙に暑苦しくて熱中症にかかりやすくなっていると思いました。簡単に干からびるのです。

それで思いだしたのがDタイプ女性。

「Dの女性は薬などが効きづらく、飲むと逆効果になることが多い。そしてすぐに絶食になり歩けなくなってあっさりと死んでしまう。」

だからこそ湯治の場にもDタイプの女性は少なくて話を聞く機会がないから、もしもDタイプの女性がいたら紹介してほしいしなんでもいろいろと教えて欲しいと言っていたのです。それで前回玉川温泉に行ったときに知り合ったDタイプの女性からいろいろと話を聞いているうちに私はあることを気づきました。

このような図式があるのだと。

水分はたくさんたまると立って歩いている場合は下半身にたまります。だからBタイプの人の足は冷えて浮腫んでいる。対してDタイプの人の水分は少ないのですが、なぜ少ないのかというと「肺が熱を持っているから」です。

Dタイプは肺とリンパの部位なので肺が炎症を持っているとそこから干からびる。Dタイプの人も足がむくんだりするのですがそれは足りない水分をため込もうと必死になった結果です。

Dタイプの足のむくみは「浮腫みを取ろう」とすることでは解決しません。大切なのは「肺が水分を蒸発させているほど熱くなっている」ということを何とかするために「冷やす」ということです。

そこで私は自分と子供がガリ生活をした結果、今まさにDタイプの状態にあるのだと思い、こちらの商品を購入しました。


アイスベストです。保冷剤を入れて冷やすためのベストです。もともとは空調服の内側につけるために開発されたもののようですが熱中症対策での購入も増えているようで、これだけを使う人も多いようです。

暑いからこれをつけないと外出してくれない

我が家では子供が学校に行くときにつけています。脳性麻痺児は暑い寒いの体感がわかりにくいのと自分で伝えられないので家にいるときはいいのですが学校の先生などは熱中症ぎみになっていてもなかなか気づいてもらえないことがあります。
普通の子供のように自分から水分を多めにとってくれたりはしませんし、いつもの具合の悪さと見分けがつかなければあっという間に熱中症になってしまいます。

・屋外で使ったとき
・室内で使ったとき
・寝ているとき

私はこの3つで使い分けて状態を確認してみました。屋外ではもちろん室内でつけていても快適です。頭がぼーっとするようなこともなくなりますし体調が良くなりました。でも一番最高なのは寝るとき。ぐっすりと熟睡できるんです。そしていつものように喉が渇かない。やっぱり肺の熱を取ると楽になって眠ることができます。

最近グレリンというホルモンの「睡眠とメンタルの健康にかかわる作用」について勉強してきました。生姜を食べることでグレリンが誘導されて眠れるようになれば、当然それに付随するほかのホルモンも正常に作られるようになるので子供の脳は発達します。もちろん筋肉や骨などもそうです。

でもグレリン誘導には1つの問題点が付きまといます。水分が失われやすくなって熱中症っぽくなってしまう。これは認知を上げたくてグレリンを誘導しているのに熱中症になって脳にダメージが及べば意味がなくなってしまうので絶対にうまく調整をしたいところ。

肺を冷やすのに一番手っ取り早いのが保冷剤です。Dタイプの人向けの漢方薬があれほどたくさんあるにも関わらずさほど効果がないということは「物理的な対処が一番効果がある」という証拠だと思います。だからこれでOK!

肺が熱を持つからアイスベストで冷やすだけ。
たったこれだけですが体調は良くなりました。


そしてこれによって体調が安定したのでグレリン誘導の法則が見えてきました。

漬けてすぐの左と1週間後の右。この消費スピードえぐい。

①ガリだけを食べてみる
②ガリと炭水化物を一緒に食べてみる
③ガリとたんぱく質を一緒に食べてみる
④ガリと脂質を一緒に食べてみる
⑤ガリとたんぱく質と脂質を一緒に食べてみる
⑥ガリと炭水化物とたんぱく質と脂質を一緒に食べてみる

というやり方で食べ分けてみました。

①の場合は「猛烈な空腹感が湧き出した」という特徴がありました。とにかく米の飯を食べたくなります。パンを食べたい欲求が凄まじい。でもそれを我慢してひたすらガリだけを食べていたら、「もう欲しくないという気持ち」が生まれてきました。いわゆる満腹感なのでしょうが別に何も食べていません。ただガリを食べ続けていたらご飯をいっぱい食べた時と同じ「満腹感」を感じたのです。これはレプチンの力なのかと思いました。

普段の私ならおいしそうなものを見たら口に入れていたと思います。でもレプチンがちゃんと増えているので「今は食事の時間ではないから食べたくない」と思ったり「今さっきちゃんと食べたからもういらない」と思ったりするのです。この違いはとても驚きました。自分がそんな風に思うと思っていなかったからです。

次は欲求に負けて米を食べてしまったときのことです。
②のガリと炭水化物を食べた場合は、次から次へとコメが欲しくなって盛大に太りました。はだつやが良くなりとにかく元気です。やる気満々になります。なんでも頑張ろうという気持ちになりますが腹が出ました。脂肪がしっかりついています。寝るとよく寝ました。普段感じたことのない睡魔。横になるとパタリと寝れます。そして太る。そしてエンドレスに食べれる。レプチンというものはグレリンが出るだけでは発生せず、糖との兼ね合いがあるのだろうなと思いました。

この状態になったときに「ガリだけを食べることに戻す」というように食事を変更してみました。②から①に戻したのです。するとちょっと体調が悪くなりました。頭痛がしたり喉が渇いたり。ガリの量が多いと肺が熱くなって干からびます。水をいくら飲んでも全然間に合っている気がしない。そして眠くてだるいのです。倦怠感に負けて寝る。

Dタイプの状態にある時、人は「水分を取って寝る」のだということは何となくわかっていましたが自分がその状態になってみると「いくら水分を取っても長時間寝てもなかなかよくならなくて苦しい」と思いました。きっとABCタイプの人は薬で治るけれど、Dの人は水と睡眠で治すのだろうと思っていたんです。

だけど「肺を冷やす」ということでこれを改善できると気づきました。

そしてこの状態になったときに「梅干を食べると元気になる」とか「梅ジュースを飲むと元気になる」ということにも気づきました。倦怠感が吹き飛びます。生姜を食べすぎてグレリンが多くなったらアミグダリンの多い離弁花が助けになってくれます。

ということは、Dのタイプの人は単子葉植物の辛み成分は普段から取りすぎてはいけないということかもしれないですね。

そして次が③たんぱく質と一緒に取ってみるということです。

これはあからさまに筋肉に硬さが出てしまいました。ストレッチをしても伸びにくい身体になっていて肩こりをしたりしました。もともと私は低緊張なので筋肉も関節もやわらかいです。やわらかい身体を固く使おうとして頑張っているのでこのような時は無意識のうちに硬くなりすぎてしまい、やわらかく戻すのに苦労をします。もともとはやわらかいのが普通なので硬くなりすぎると困るのです。でも私のように柔らかすぎない体の人の場合はきちんと筋肉が発達しやすい状態に導くことが可能なのではないかと思いました。

おそらくたんぱく質と生姜を一緒に取るときは何かもう1つを加えることでこの硬さとのバランスを取ってうまく筋肉を発達させることにつなげることが可能になると思います。


④ガリと脂質を一緒に食べてみたところあまり差は感じませんでした。

そして⑤ガリと脂質とたんぱく質を一緒に食べると眠れなくなりました。これはなんだか想定外。だけど認知は上がったような。難しいパズルなども無意識のうちにあれこれ考えなくてもさらりと解けていたので。

次に⑥ガリと炭水化物とたんぱく質と脂質を一緒に食べてみたところなおさら何にも感じなくなりました。バランスが取れた食事という感じ。でも一番太りました。


脂質+たんぱく質+炭水化物+ガリの王道

一番寝れたのはガリと炭水化物。
一番痩せたのはガリのみ。
認知の変化を一番感じたのはガリと脂質とたんぱく質の組み合わせ。

私は子供の夜間のブドウ糖の補給のために2時間に1回ずつ起きる生活をずっと続けていたせいでどうやっても2時間以上寝ることができない体になってしまっていました。でもガリを食べまくる生活をしてみたところ5時間までなら何とか寝れるようになってきました。食欲もわくようになってきたし、グレリン誘導のためのガリ生活はとても意味があったと思います。

だけどどうやっても食べ続けたら干からびます。生姜は肺に熱を持たせて水分を蒸発させてしまうので。水分調節をしながらこれを食べ分けるのは本当に難しい!冬にやるべき!夏は無理!大変!大変!

冬だったらガリのみ生活でレプチンを誘導してダイエットにつなげることもできると思いますが、今は夏。絶対熱中症になってしまう…。

寒くなってきたらやってみたいな、グレリン-レプチン誘導ダイエット。
運動せずに痩せるテク開発できそう…。


そして名前が似ていて何となく気になった茗荷でこんなものを作ってみました。

茗荷の油漬け。

・茗荷
・キャノーラ油
・塩
・酢

これを焼いた鶏もも肉にかけてみるとさわやか~!食欲なくても食べれる~!

あれ?食欲なくても食べれるってことはグレリン誘導してない???

ただしこちらも生姜の場合と同じで「眠れない」「覚醒しまくっていてゲームをやるとめっちゃ強くなってる」という状態に。茗荷も脂質とたんぱく質と一緒に取ると賢くなってしまうようです。

生姜もガリではなく、油漬けのほうが効果が高いのかな~。


先日、焼き肉屋に行ったときに「あれ!おいしそう!つけてつけて!」と言ってすりおろしにんにくをてんこ盛りにして食べていました。

単子葉植物いけるのかも?!

チレとカイノミは食べれます。

ちなみに生体異物除去食的な焼肉の食べ方は、ツラミ、ハラミ、カルビ、カイノミなどのセレクチンの多くなさそうな部位しか食べらせません。つまり皮と血と内臓はたいていがアウト。ただしチレはOK。チレを食べてポルフィリン摂取してヘム鉄増やしてCYP作れるなら焼肉は薬!うちの子は一人で4皿とかペロリと食べきります。

ちなみに肉に振りかけられているゴマはガレクチン多くて毒なので丁寧に取り除いて食べました。

でも食べ終わってから子供が「アイス食べよう!アイス買って!」と連呼していたので生姜に限らずにんにくも同じような作用があるのかも。私がつけていた保冷剤を奪って自分のアイスベストに追加で入れていたから相当暑くなっていたのだと思います。

いっぱい食べて元気にな~れ~!


と、ここまで記事を書いたところでシッターさんが「それ冷やせてるの肝臓だよね」と言い出しました。

アイスベストは肩甲骨の間の上と下、そして左右のわきを冷やせるようになっています。わきの方は肺を冷やせていますが、一番効き目を感じる肩甲骨の間の部分は「そこを冷やしたときにめいっぱい冷えるのは肺というよりは肝臓でしょ」というのです。肝臓ということになると糖鎖のリングでいうとC。CとDを冷やせているということになります。

そこで私が思いついたのはこの図式。

おなかの真ん中ですっぱり分かれますね。

それって結果的にこんな感じの図式ともつながります。

以前から飲んでいたリファンピシンはPXRに作用してCYP3A4を誘導しました。CYPはガレクチンの量で増減があり、低緊張対策の重要なポイント。そして最近気になっているのがCARというレセプターがセレクチンと結合するものでフェノバルビタールというてんかんの薬で活性化するということです。

脳性麻痺の子供は当然のようにてんかんがあります。

てんかんの薬を出してもらってもいいのだけどCYPの兼ね合いがあるからお医者さんが怖がって出してくれない。だけどフェノバルビタールはCYPを誘導するのです。阻害しないなら飲める!

だけどフェノバルビタールは肝臓がんになりやすくするものだし、過剰摂取で死んだりするから使い方が難しい。

フェノバルビタールはAからCまでの流れが劇的に早くなってしまうのだと思います。となると、AからCではなくC’になってしまった場合の食事のことなどがあるのでこの図式を完璧に理解したうえでないとフェノバルビタールを使うことは難しい。

さあ、どうすべきか。




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