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7日間ブックカバーチャレンジ⑥ 『男子が10代のうちに考えておきたいこと』

【7日間ブックカバーチャレンジ、6日目】

「7日間ブックカバーチャレンジ」とは「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する」というもの。ルールは以下の通り。
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする。(参加の際は上記のルールをコピー

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さて今回はこちらです。

田中俊之『男子が10代のうちに考えておきたいこと』岩波ジュニア新書、2019年

説明なしとのルールですが、個人的に想いを纏めておきたくつらつら書いています!

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現時点で、人にオススメしたい・している本No.1です。

タイトルに「10代のうちに」とある通り、10代の男の子に向けて書かれた本ですが、全世代の"男の子"、そしてそんな"男の子"たちに関して何かしらの悩みを持つ"女の子"に是非読んでもらいたいです。

そして男の子を持つお母さんは必読かもしれません。

男性学はもちろんですが、女性学についてのベーシックな知識がとてもわかりやすく記されています。中でも素晴らしいのは、近代家族についてのまとめの章です。ジェンダー論とかフェミニズムってなんか苦手だな〜という方でも、嫌にならずに読むことができると思います。

なんと言っても10代の男の子向けに書かれているので、本当に読みやすい!すぐに読み切れてしまいます。

「男の生きづらさ」がどのようなものなのか、どこから来るものなのか、なぜそうなってしまうのか、ではどうしたら良いのか。その要点がぎゅぎゆっと詰まっています。

私はこの「男の生きづらさ」が解消されることが「女の生きづらさ」の解消にも繋がるのでは?と考えています。
これを知って、ではそのあとどうしたら良いの?については各自で考えるなり行動を起こすなり見なかったことにするなり、自由にしていただくとして、まずはこれについてを多くの男性自身、そして女性に知ってもらいたい…と思っています。

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