ダイエットには欠かせない炭水化物の3つの疑問
こんにちは。広尾・恵比寿のパーソナルトレーニングジム
LEBO Conditioning Salonです。
夏真っ盛りですね。今年はマスクを着けて外出するので、例ねんよりも熱中症が心配になりますね。こまめな水分補給と部屋を涼しくしましょう。
さて、今回の記事は炭水化物を取り上げます。
ダイエットと言えば、『炭水化物を抜く』という方が多いのではないでしょうか。
果たして炭水化物はダイエットの大敵なのか、というところを掘り下げていきます。
炭水化物とは?
炭水化物は、お米、パン、麺類、イモ類、砂糖などの主成分であり、我々のエネルギーの中心となります。
実際、普段の食事からとるエネルギーの50~60%は糖質からです。
糖質はエネルギーとして消費されますが、とりすぎて消費しきれない分は、脂肪に変換され体に蓄積していきます。
これが糖質の摂りすぎは良くない ⇒ 糖質制限しようという流れを作っていると思われます。
しかし、減らしすぎると炭水化物の代わりに、脂質やタンパク質がエネルギー源として活用されるようになります。
脂質をエネルギーとして使うこと自体はよいですが、脳が使えるエネルギーは糖質だけで、ケトン体と呼ばれる物質が血中に増えてアシドーシスを起こす可能性が問題です。
またタンパク質を使うというのは、筋肉を分解してエネルギーに変えるということなので、鍛えている方にはネガティブな効果を与えてしまいます。
炭水化物の種類は?
炭水化物にもいろいろな種類があります。
大きく分けると
・糖質
・食物繊維
の二つです。
さらに糖質には、
・単糖類 (ブドウ糖など)
・二糖類 (ショ糖など)
・多糖類 (デンプンなど)
があります。
こちらは1g当たり4kcalです。マクロダイエットの記事でも出てきましたよね。
食物繊維には、
・水溶性食物繊維 (海藻など)
・不溶性食物繊維 (野菜など)
があります。
食物繊維は、水溶性食物繊維で1g当たり2kcal、不溶性食物繊維は1g当たり1kcalなので、特にカロリーを気にせず(誤差範囲と考える)、たくさん食べればよいと推奨しています。
便が出やすくなり、新陳代謝にイイからです。
糖質を制限すればいいのか?
糖質制限をすると、すぐに体重が落ちるといわれています。
それは炭水化物を単糖類にまで分解する過程で、水が発生します。
この水が発生しなくなることで、水分が減ります。
これが糖質制限をして短期的に体重が落ちる主な理由です。
もちろん、食べすぎであれば糖質を減らすことは重要です。
食べすぎの方が夜にご飯を抜けば、その分カロリーが減るので体重がおちるのであり、糖質を減らしたからというわけではないと思います。
糖質制限 や糖質ゼロが『太らずに』多く食べるためのマーケティングや、理由になっていては本末転倒です。
また糖質制限を行い、短期的に体重を落としても、糖質を摂り始めればまた体重が元に戻るという経験を持つ方は少なくないでしょう。
そのため、糖質だけを過剰に制限するのではなく、糖質もある程度摂りつつ、必要なカロリーと食事のバランスを見つけていくという方法が、リバウントのない長期的に望ましい体形を維持できるダイエットだと考えています。
最後に
この記事では糖質の基本と、必要な分はとれば良いという結論を出しました。
次の記事では、減量中に糖質と上手く付き合う方法を紹介します。
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