FoodTechについて
各業界と、テクノロジーが組み合わさった xTechが話題となっていますので、代表的なものを紹介し、今後どうなっていくのかを考えたいと思います。
FoodTechとは
FoodTech(フードテック)とは、食事(Food)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。食事とテクノロジーを融合し、新たな価値を創造する様々な領域があります。
2019年度のクックパッドによるスマートキッチンカオスマップによると、FoodTechには、
①食材 ②流通 ③料理 ④外食
「食」に関わる様々な領域がテクノロジーで変化していることが分かります。
これからのターゲット
FoodTechで変わるものは、宅配や、ロボット配膳だけではなく、これまでターゲットになっていなかった領域アプローチできるのがポイントとなります。
これまでの「食」
時短、節約、おいしい、健康的、高品質、安全
これからの「食」
1.料理を楽しむ・丁寧に作る・食べる
2.発見する喜び・エンターテイメント
3.コミュニケーション・文化継承・創造
4.ヴィーガン・フレキシタリアン・ミートレス・マンデー
5.食のパーソナライズ化・医食同源
6.孤食防止・フードロス削減
食材はタンパク質
食材のポイントはタンパク質になります。これまで「肉」を食べていた人たちへ、「代替肉」が使われるようになります。いわゆる大豆の「肉」です。また、肉は肉でも「培養肉」が使われるようになったり、「昆虫食」なども考えらえれています。いろいろなものを食べるようになります。
いろんな食材が流通する
流通に関しては、外食割合の低下することで、レストラン向けの高級な食材が余り、一般向けに販売するという取り組み起こったり、余った食材を廃棄しないようにシェアしたり、余らないようにするなどしてフードロスに対する取り組みを行うなど、様々な形で食材が流通する時代がやってきます。
料理は、機器のスマート化と豊富なレシピ
料理に関しては、様々なスマート調理器とそれを組み合わせて簡単においしく料理が作れるレシピが生まれています。スマートな冷蔵庫や電子レンジを使って様々な料理を作ったり、コーヒー豆を焙煎したり、ビールを醸造したり、さまざまなものを自宅で作れるようになります。
外食は、デリバリーと効率化
外食は、料理を作ってもらい、それを配達し食べるもの。広くとらえれば、UberEatsのようにレストランが作ってくれた食事を運ぶものから、StarShip Technologies のように、ロボットが配送してくれるもの、さらには、ロボットが料理を作ってくれるなど様々な効率化がなされます。
「食」は、コミュニケーションツール
結局のところ、「食」は生きるためや、健康のためも重要ですが、人を幸せにしたり、文化を学んだり、自分で作ったり、「食」を通して人との関係を良好にする「コミュニケーションツール」としての役割が重要となります。
「食」と「テクノロジー」の組み合わせから、新しい体験をし、多くの人と楽しく「コミュニケーション」しましょう!!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?