マガジンのカバー画像

自作エッセイ

36
私、ナルが書いたエッセイと呼べるかぎりぎりの文章を集めました。しょうもないことしか書いてません。
運営しているクリエイター

記事一覧

モノマネとあがり症

人生でいちばん上手くできたモノマネは間違いなくIKKOさん。 どうも皆さん、おはようございます。 人は生涯で一度はIKKOさんになる瞬間がある(はず)。 会社の忘年会、合コン、元気がないとき。 人は心にIKKOさんを呼ぶ(はず)。僕はつらくてどうしようもないときには、大声で「どんだけ~」と言う。心と声帯にIKKOさんを召喚する。 するとどうだろう、それまでの悲しい気持ちはすべて「どんだけ~」とともに消えていく(はず)。 え? ネタがないからこんな話してるのか、って? 違う

ホラーっぽい実話たち

「あなたが好きですあなたが好きですあなたが好きですあなたが好きですあなたが好きです……」 A4の紙いっぱいにこの文言が書かれた(正確には書かれているわけではなく、印刷されていた)ものを貰ったことがある。3枚。無記名であった。 小3か小4の頃。下駄箱に入っていた。当時の僕はビビりにビビって、すぐさま職員室に駆け込んだ。今考えると、ナチュラルにホラーだった。誰からのものだったのか、未だに知らないし、知りたくもない。 僕は幽霊を直接見たことはないのだが、ホラーな経験は意外と多い。

メタルから今に至る

今日は、趣味・好みというのは時間を経るにしたがって変わる、という話をしよう。ネタが尽きてきたから、しょうもない話しかできない。でも、こういう話のほうが気合を入れた小説より読まれている。チックショー!(小梅風味) 何度もエッセイに書いている通り、僕は息をするように日向坂46を推している。推しているというか、愛しているというか。 そんな僕だが、学生時代は「アイドルなんて」と毛嫌いするくらいだった。その頃の僕は、ロックに傾倒していたのだ。 ロック全般いろいろ聴いていたが、よく聴い

せめてお名前を

地元は、ものすごい田舎である。 おそらく人口よりも野生生物のほうが多い。そんな田舎で起こりうる不測の事態の話をしたい。 名づけて「これ誰が置いてった問題」である。 その事案は、収穫期が終わったあたりに発生する。 先に説明しておくと、我が家は非農家であるが、近隣のほとんどは農家である。 お中元などを贈ったとしよう。そのお返しに野菜が届くことになる。物価高の今、信じられないくらいありがたいお返しである。 うちに誰かが在宅している場合は、何の問題もない。挨拶を交わして、お礼をする

短編記事振り返り

以前にもやった記事振り返り。それを今日(書いたのは9月4日)現在、短編人気ベスト5でやってみようと思う。なお、スキの数ではなく、閲覧数トップ5である。振り返ることによって、創作意欲の復活を図る。まあ、そこまでないわけじゃないんだけど…。 さまざまな企画参加作品が多いので、この場を借りてあらためて感謝をしようと思う。 テーマがあるほうが書きやすいというのは発見でした。 また参加させてください。本当にありがとうございました! …というわけで、第5位。 びっくりした。何がびっく

猫よりも猫

日向坂46ファンなら、めいめい(東村芽依さん)のことか!?と思ったはずである。だが違う。めいめいさんは素晴らしい人物・アイドルだが、その話ではない。 タイトルは、僕の悩みのことだ。 猫よりも、猫背なのだ。 僕は、それなりにでかい(181cm)。頭をぶつけないように、威張って見えないように。そう生きてきたら、ものすごい猫背になった。 以前の記事に書いたように、ストレートネックでもある。つまり、脊椎がめちゃくちゃである。レントゲンで見ると、左右にもゆがんでいる。まっすぐ生きてき

32歳、老い

最近、足をつることが増えた。 それも、ふくらはぎではない。足の裏である。どうかすると、足の指だけつることもある。 実を言うと、足だけでなく全身をつるのだ。 この間、ストレートネック改善のためのストレッチをしていた際に首の筋肉もつった。「筋肉」という言葉を入れないとえらいことになってしまう。 ひどいときには背中をつることもある。歩行中にである。そんなときに限って、目の前にはタイプな女性がいたりもする。ちょっとだけ痛みも引いていく。でも痛い。 特に思い当たる病気もない。「病気のデ

「好き」で甦る

ここ数日、どうも意欲が低下していると感じる。将棋もやめてしまった。このままでは有料記事を完成させない可能性もある。中編より長いものは書けそうにない。 なので、最近は推しの新曲を聴くことで人間らしさを取り戻している。 そう、日向坂46の新曲「絶対的第六感」である。 かっこいい。前作「君はハニーデュー」とはまた違うスタイリッシュさを感じる。これもいい。というか、どれもいいんだ。 個人的に一番好きな曲は「One choice」である。丹生ちゃん。かわいいは此処にある。卒業したっ

文房具Lover

タイトルと見出し画像は再び昭和っぽさを意識した。昭和に生まれたわけではないのだが、なんとなくあの時代なりの良さもあったとは思う。昭和の話はまた今度にするとして、今日は文房具の話だ。 最近、有料記事を作成中である。神話と民間伝承に関するまとめ記事みたいなもので、一回でも売れたなら満足する。 その記事の作成のために、これまで自分で細々と調べた民間伝承を記したノートを見返している。デジタル全盛の時代ではあるが、僕は基本的に紙に書くことが好きだ。十冊近くある。 そのノートは基本的に

田舎交響曲(野生動物篇)

最初に、本編とは少し違う話をする。 長期間続いている大雨で、僕が何度もエッセイの題材にさせてもらっている盛岡市をはじめ、多くの地域で被害が出ている。どうか、これ以上の被害が出ないことを祈る。このエッセイ本編にも盛岡が出てくるため、急遽この文章を追加した。お見苦しいかもしれないが、ご容赦いただきたい。 盛岡の皆様、必ず力になります。また何度でも行きます。 皆様どうか、ご無事で。 それでは、以下エッセイ本編である。 僕の住む町は、いわゆる山村である。 人口が毎年のように急激な

盛岡にて思う

先日久しぶりに盛岡に行った。 とは言っても観光ではない。単に2ヶ月に一度の通院である。色気も何もあったもんじゃない。「デートだ」と言ってみたいものだが、その相手がいるのなら、これまでのような変態的文章は書いていない。変態だから相手がいないのでは?という疑問は聞かなかったことにする。こんな僕のありのままを愛してくれる人を探している。 話を戻す。恋愛の話は泣きながら書くことになるからやめたい。 盛岡には、以前からよく行っていた店が多い。 だが、ここ四・五年の間でなくなってし

眼鏡のはなし

僕は普段眼鏡をかけていない。 だが、目は悪い。左目の視力だけがものすごく悪いのだ。だが、日常を過ごす上では眼鏡をかけずとも生活できる。noteを書くときはたまに眼鏡をかけている。少し青みがかったフレームの眼鏡。 その眼鏡が、なぜか右側のレンズだけものすごく傷だらけになっている。もちろん心当たりはない。 よくあるケースとして、眼鏡をしてしまったまま眠ってしまう、ということがあると思う。だがしかし、前述のように僕は普段あまり眼鏡をかけて生活していない。なので、そのまま眠ってしま

恋愛小説が書けなくて

タイトルのイメージは「ポケベルが鳴らなくて」である。見出し画像も、やや昭和イメージにしてみた。最近は自作にはまっている。 今日は珍しく、悩みを書かせてもらう。大した悩みではないので、構えず読んでほしい。 僕は、ラブストーリーが壊滅的に書けない。その話だ。 小説を書く場合、ホラーやファンタジー、それに戦闘ものが多い。そして読む場合にも、時代物やミステリが多い。 つまり、インプットについても、アウトプットについても、その経験が乏しい。それはすなわち、書けないということだ。 自身

記事を振り返る記事

暑さに負けた。エッセイにするようなネタが思い浮かばず、ベッドの中でぼーっとする。そんなとき、自分の記事を自分でイジってしまおう、と神のささやきが聞こえた。そうすることにする。 この記事きっかけで、紹介した記事の閲覧数とスキを稼ぎたい。その下心に僕は負けたのだ。浅ましい僕を許してほしい。そして、読んでほしい。僕は、欲望に忠実な人間なのだ。 というわけで。 まずは、有能すぎるこの子。 この記事は、僕の数ある記事の中で、ぶっちぎりの閲覧数を誇る。各種コンテストに出したものを除け