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文房具Lover

タイトルと見出し画像は再び昭和っぽさを意識した。昭和に生まれたわけではないのだが、なんとなくあの時代なりの良さもあったとは思う。昭和の話はまた今度にするとして、今日は文房具の話だ。

最近、有料記事を作成中である。神話と民間伝承に関するまとめ記事みたいなもので、一回でも売れたなら満足する。
その記事の作成のために、これまで自分で細々と調べた民間伝承を記したノートを見返している。デジタル全盛の時代ではあるが、僕は基本的に紙に書くことが好きだ。十冊近くある。
そのノートは基本的に黒一色で書いているので、要点を色で分けようと思い、盛岡時代に買いためたカラーボールペンを使っている。未だに書けるという性能の高さに驚いた。買ってから年月が経ってもさらさらと書ける。ありがとう、ZEBRA。

学生時代、文房具の収集に凝った方はいないだろうか。
僕はそのタイプの人間で、未だに文房具収集癖がある。そのおかげで書き物をまとめられるのだが。
とはいえ、買っておきながらなかなか使わないシャープペンシルなども多い。
以前の記事で書いたような気もするが、僕は鉛筆の形をした安価なシャープペンシルを愛用している。そればかり使ってしまうので、他の子たちの出番がないのだ。たまに使おうとすると、0.4の芯が必要だったりして使えない。なぜ、0.4芯のシャーペンを買ったのか、未だに謎である。
けっこうな本数あるシャーペンを見て思う。
ここまで集めなくても、良かったかもしれない…。
そしてその隣には、メンチカツくらいの大きさをした消しゴムがある。なんだってこんなもんがあるのか、中学時代の僕に問いたい。たぶん、出オチで女子の気を引こうとしたのだと思う。モテない奴の典型的行動だ。はあ…。

文房具を収集したとて、結果として人は同じものばかり使う。製図やデッサンをするならばいざ知らず、ノートに文字を書くくらいならば、シャーペンは一本あればいいのだ。
…というわけで、僕は鉛筆画を始めようかと思う。文字通り腐るほどあるシャーペンを駆使して、のんびりイラストを描いてみよう。ちなみに美術の成績は2だった。家庭科も2だった。僕って生活力ないのかな…。甲斐性なしって台詞、絶妙な昭和感があるよね。

あと、なかなか使わないくせに、針のいらないホッチキスがふたつある。期間をおいて同じものを買ってしまったようだ。二個目を買った記憶がない。わしはもう駄目かもしれん。また買ってしまったら報告する。

結果として、我が家にはまだ使える優良文房具がたくさんある。
金がなくて困ることはあっても、ペンがなくて困ることはない。びっくりするくらいあるのだから。
…こんなことなら、文房具についての有料記事を書けばよかった気がする。そっちのほうが人気出そう。まあいいか。

この記事を書きながら文房具を整理していて、大阪の某テーマパークではるか昔に買った、セ○ミストリートキャラクターのボールペンが出てきた。
おそらく高校の修学旅行で、当時愛してやまなかった先輩に買ったものだと思われる。忘れたけど。何回か書いた気もするが、その恋は実らなかった。ちょっと懐かしい。まだ問題なく書けるので使おうかな。先輩、元気かな。考えたら涙出てきた。

失恋の記憶でダメージを受けたところで、この記事を終えることにする。数多の文房具と失恋の記憶…金になってくれたりしないだろうか?
文房具はメルカリでいけるとして、記憶ってどうしたらよいの?
……記事にしよう。



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