【社員インタビュー】100人いれば100通りの考え方がある。「視点」と「対話」を大切に、とことん人と向き合う仕事。
こんにちは。LAVA International note編集部です。
今回はLAVA本部で活躍している社員をご紹介します。
5回目となる今回は、総務グループダイバーシティ推進チームのメンバー、佐川 諒子(さがわ りょうこ)さん。
2019年7月にLAVAに入社し、障がいのある社員のサポート業務を行っています。お仕事に対する想いはもちろん、プライベートでは母としての顔も持つ佐川さんがどのように仕事に向き合っているのか、お話を伺いました。
―今までの経歴を教えてください。
LAVAは2社目になります。前職は障がいのある方を対象にした就労支援事業や子どもたちの可能性を拡げる教育事業等を展開している会社で4年ほど支援者として働き、あわせて2年ほど法人営業の仕事をしていました。
LAVAに入社後はオフィスサポートチーム(現ダイバーシティ推進チーム)に配属となり、障がいのある社員への業務のアサインや切り出し、定着面談などのサポートを行っていました。
産休・育休期間を経て2023年4月に復職し、現在は前述の仕事に加え、会社の利益貢献を目指すべく新しいプロジェクトの立ち上げや採用の実技選考などを担当しています。
―LAVAを知ったきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。
前職のお取引先のうちのひとつだったので、元々LAVAのことは知っていました。障がい者雇用の人事領域の仕事ができる場所へ転職したいと思っており、LAVAにもこの領域の職種があることを知っていたので、候補としてLAVAを選択肢に入れていました。
―どうしてLAVAに入社することを決めたのでしょうか。
選考を受ける過程で3名ほど社員の方にお会いしたのですが、どの方もとても人柄が良く、最終的にLAVAに決めました。
さまざまな会社の選考を受けていましたが、LAVAの面接は良い意味で面接っぽくなかったんです。
面接といえば、かしこまった場で一問一答が繰り返されるイメージだったのですが、LAVAは対話のような面接でした。私が話したことに対し、さらに想いや考え方を聞いてくれるように深堀りをしてくださいました。「一人ひとりの声に耳を傾けてくれる社風なんだろうな」と体感でき、私に合っているのではないかを思えたことが決め手になりました。
―実際に入社してみてギャップはありましたか。
良い意味でギャップがありました。
というのも、優しく人柄の良い社員が多いことは面接から感じ取っていたのですが、それだけではなく、当事者意識をもって考えてくれる社員がとても多いことに気づきました。
障がい者雇用についても同様に、自分ごとのように考えてくれる社員がLAVAは多いと感じています。
―新しいプロジェクトでは、どのようなことをしているのですか。
昨年度から外部の農園と契約を結び、そこで栽培業務に従事する社員の雇用を開始しました。
今までLAVAでの障がい者雇用は、本社の事務職と店舗での清掃職の2種類の職種を中心としてきたのですが、その領域以外にもLAVAに貢献できる事業はないかと考え、導入に至りました。農園で栽培しているものは主にハーブとお花(胡蝶蘭)です。
どちらも健康・美容をテーマとするLAVAの事業に親和性のあるものと感じているので、お客様や社員のニーズの高さが期待できます。将来的には商品として販売し売上を立てて、会社への利益貢献ができるよう推進していく予定です。
―仕事のやりがいはどのようなことでしょうか。
この仕事は、さまざまな障がい特性のある社員とコミュニケーションを密に取り、一人ひとりを深く理解することがとても大切だと考えています。
障がいのある社員が強みを発揮できるようサポートをして、それが会社の目指す方向と上手く合致し、戦力になって仕事をしている姿を見ると、とてもやりがいを感じます。
例えば、面と向かってのコミュニケーションは得意ではないけれど、黙々と行うPC作業は得意だという社員が、マクロ等のスキルを活かしてデータの最適化をして、その部署の業務効率改善に大きく貢献していたり、臨機応変に動くことは得意ではないけれど、細かいところによく気がつく社員が店舗の清掃業務で活躍し、お客様からもお褒めの言葉をいただいたり。
こういった活躍している姿を実感することがとても嬉しく感じます。
―仕事で心がけていることはどのようなことでしょうか。
多角的な視野が大切な仕事だと感じているので、自分の視点だけで物事を見て判断しないようにすることを心がけています。
100人いれば100通りの考えがあることを前提に、「私はこう思っているけど、あの人はこう考えているんだ」と俯瞰して見ることを意識しています。
また、チーム全体でコミュニケーションを密に取ることを心がけています。特に障がいのある社員とは月に1度定着面談をしていますが、目標達成に向けた業務の進捗確認だけではなく、仕事をする上での困りごとがないか見逃さないように心がけています。他にも、出退勤時に声をかけて小さな雑談をしたり、物理的に離れているときにはチャットやメールで会話をしたりと、コミュニケーションを大切にしています。
―佐川さんは母としての顔もお持ちですが、どのようなことを意識してお仕事に取り組まれているのでしょうか。
2023年の4月に育休から復帰し、もう少しで1年になります。
この1年間、とにかくあっという間に過ぎ、目の前のことを行うことで精一杯だったのが正直なところです。
特に昨年は、子供の体調不良で突発的に仕事を休まなければならなかったり、在宅勤務に切り替え、急遽予定変更が発生したりすることもありました。
最初はチームのみんなに申し訳なく感じて悩むことも多かったのですが、上司や周りのみんなは「休まなければならないことに罪悪感を持ち続けること」はきっと求めていないだろうなと思うようになり、状況を理解してくれることに最大限感謝して、その感謝の気持ちを仕事で返そうと考えるようになりました。
勤務時間は仕事に集中して、退勤後は家庭のことに専念する。ごく当たり前のことかもしれませんが、切り替えを意識しながら過ごしています。
―LAVAの仕事で大変だったことは何でしょうか。
2020年の新型コロナウィルスで日本全体が不安に包まれているとき、会社も同じように先行きが見えなかった時期が大変でした。
中には不安を感じやすい障がいのある社員もいたので、どのように関わりケアをすることがベストなのか分からず、悩みました。
一緒に悩んで寄り添い続けることしかできず、今もどうすれば正解だったのか答えがあまり見えていないのですが、忍耐強く試行錯誤をしていたことが強く記憶に残っています。
―在職中に成し遂げたいことはどのようなことでしょうか。
障がいのある社員の働く場を作るだけではなく、きちんと定量的な成果を残して会社に貢献したいです。
その目標に向かって、前述した新たなプロジェクトの推進もそうですが、現在売上・利益に貢献できる仕組みをチームで構築している最中です。
走り出しの数字のインパクトは小さかったとしても、将来的にはお客様や社員に還元できるようにしていきたいです。
―ダイバーシティ推進チームの雰囲気はどのような雰囲気でしょうか。
とても風通しが良く、みんなで同じ方向を目指して取り組んでいけるチームです。
それぞれの担当業務の性質上、在宅勤務や外出をしていることが多いのでなかなか本社に全員が集まる機会は多くないのですが、チャットやオンラインでのミーティングを活用し活発にコミュニケーションを取れているので、心理的な孤独感を感じることがないんです。お互いに励まし合ったり、助言をしあったりできる関係性だと思っています。
―LAVAの選考を検討している人へのメッセージをお願いします。
創業して20年程度の歴史があり、社員数や出店数などの規模も大きく安心感がありながらも、新しい取り組みにチャレンジでき裁量がある環境だと思います。
ダイバーシティ推進チームにおいては、さまざまな障がいのある社員との関わりや、各部署の社員と連携して根気強く人と向き合う仕事になるので、じっくり対話をすることが求められます。いろんな人の価値観に触れることに対し面白いと感じられる人は向いていると思います。
気になってくださった方は是非、選考を通して弊社の社員とお会いいただきたいです。
一緒にお仕事ができることを楽しみにしております。
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