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気合い入れすぎ。

地元の道の駅の側をクルマで通過した。
夕方、まだ少し明る目の夕方だった。
普段なら、この時間になると夜の休憩場所をさがす大型車やトイレに寄るドライバーくらいでそんなに人気はない。
日中は、結構賑わっている。一つある食堂も評判が良くて地元のひともファンが沢山いるし、新潟名物蒸気パンの露店もだいたいやってるから、田舎にしては人気は多い。
でも、それは日中。

もう薄暗いのに、沢山の人が一箇所に集まるように見えた。クルマで通過しただけなので、その変な雰囲気だけだが、思い返しても確かにいた。

なんだ? こんな時間に集会みたいな感じで。
しかも、ちょっと雨降ってるのに。

そう思い、気になってしまったので用もないのにUターンしてみる。
側に行くと、やはり農家の人達がなんだか集まっているようだ。
道の駅の駐車場に入る。


カカシでした。

地域のカカシ祭り的ななにかなのでしょう。いやぁ、ほんとに人間に見える。
しかも、雨具的なものを着ているから人間味があって、雨の中で立っているのも悲壮感を演出して、あれは驚く。

真っ暗な夜道でいきなり出くわしたら、作った本人でもビクッとするだろう。
昔からのもので、未だに使われているものは、それだけ効果があるものだと思い知らされる。
陳腐に見えても侮れない。

カラスが夕方になると、山に帰るのも納得だ。だって、怖いもん。

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