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いけばなの展示会についてまとめています。
安藤忠雄氏の建築を初めて見たのは、2010年、香川県にある芸術の島、直島を訪れた時のことでした。2010年は初の瀬戸内国際芸術祭の開催年で、全国から多くの人々が現代アートの祭典を見ようと訪れていました。 直島南西部にある「李禹煥美術館」(リ・ウーファン美術館)は国際的に活躍しているアーティスト・李禹煥氏と建築家の安藤忠雄氏が同時に手がけた半地下構造の美術館です。 李禹煥美術館を訪れたあの日、初めて「安藤忠雄氏」という建築家を知ることとなりました。 淡路夢舞台 淡路
年間を通して出回っている「カンガルーポー」というお花を良く目にするようになるのは秋です。 紅葉した木の葉のような深く鮮やかな色合いとベルベットのような質感の独特の花が一際目を惹きます。 「カンガルーポ」の「ポー」とは「前足」のことで、カルガルーの足のような形状のお花ということが名前の由来となったようです。 お花なのに動物の名前が由来となっているのもこのお花の面白いところですが、カンガルーポーの花言葉も面白く、「不思議」「驚き」といった言葉がつけられています。 オースト
ユニークな花材をご紹介いたします。 石化エニシダ 華道では花材として見かけることが多々ある植物です。そして、華道で使用する花材には「石化(せきか・せっか)○○」と呼ばれる植物が登場することがあります。 石化?石になっているの?硬そう? そんなイメージを連想させるネーミングですが、植物でいう「石化」とはどういう状態なのでしょうか? 植物でいう「石化」は、本来ならば独立している葉や茎が癒着することにより、葉や茎が平らになる現象、奇形の一種といえます。 また、帯化(たい
梅雨の季節になりました☔️ 色とりどりの紫陽花が咲いています。この季節のお花をいけるならば、紫陽花とテッセン(クレマチス)が相性がとても良いです。
この度、わたしが所属している華道の流派での展示会へ出展いたしました。毎年、このゴールデンウィーク中の初夏に開催されており、前期・後期に分かれて4日間開催されます。 あまり、馴染みのない華道やいけばなの展示会について、 ①はじめに ②準備から初日まで ③華展を観に行く と、順を追って3記事に分けて綴っていきたいと思います。 日本の伝統文化のいけばなや華道、お花に興味を持ち、華展に足を運んでくださる方が増えると嬉しいです。 1.華展、花展とは 華道の展示会のことを
着物を着る日が近づいてきたので、梅の花の模様が施されている鏡と簪(かんざし)を出しました。 左は20年以上前になりますが、父が金沢を旅行した際、お土産物屋さんで買ってきてくれた鏡です。この鏡は金沢の伝統工芸である金箔を施してあります。右は、和装をする時のために購入した簪で、一点一点丁寧に作られているそうです。 梅文様の特徴 梅の花の文様にはいくつか種類がありますが、梅の花の特徴として「花びらが丸い」ことが挙げられます。現代のイラストで「梅・桃・桜」のそれぞれの花の特徴
メインの花材の代わりにも、添えにも、主にも使うことのできる、少し独特で個性的な植物「リュウカデンドロン」をご紹介します。 「リュウカ」「リュウカデンドロン」と呼ばれおり、お花屋さんに入ると目にすることが多いです。 1.リュウカデンドロンとは? 色彩豊かなフリルのようで美しい「花」とは異なり、リュウカデンドロンの花は葉っぱの中に隠れています。花や蕾を隠す(保護する)葉は「苞葉」と呼ばれ、リュウカデンドロンは「苞葉」を観賞する植物です。 リュウカデンドロンの原産国は南
いつかのいけばなです。 ブルーの花器や器が好きで、いくつか所持しています。 あと少しで、わたしが所属している華道の流派での展示会が開催されるので、ブルーのガラスの花器を使い作品を展示しようと考えています。
まるでお花の中から葉っぱが生えているような、野菜のような。お花の固定概念を覆すかのような、こちらのお花が「ラナンキュラス」だと言われると驚くことでしょう。 「ラナンキュラス」といえば、薄く華麗な花弁が幾重にも重なっている次の写真のようなお花をイメージします。 細い茎の先に大きな花を咲かせ、カラーも豊富で生け花や花瓶生け、ブーケやアレンジメントと幅広く使うことができ、メインのお花としても大活躍するラナンキュラス。 インパクトのあるこちらのお花は、ラナンキュラス
春が訪れると、庭先や公園で見かける、白く小さな花をたくさんつけた「ユキヤナギ」。1m〜2mの低木ですが、幾つもの枝に花をつけるので一際目立ちます。 白い小花が、柳に積もった雪のように見えることから「ユキヤナギ(雪柳)」という名前が付いたとも言われています。 ユキヤナギの花言葉は ・可愛らしさ ・愛嬌 など、小さく可愛い花を見立てた言葉がつけられています。 このユキヤナギの細い枝のラインを活かし、少量で生けてみました。
ミモザの花が満開に咲く季節がやってきました。 3月8日はミモザの日。国際女性デーとミモザについて、こちらの記事でも綴っています。 枝分かれしているミモザを切り分けて使い、中間のお花を入れてみました。 【花瓶いけ】 ミモザ・マアム 【ブーケアレンジ】 ミモザ・カーネーション・ガーベラ・ユーカリ 【花瓶いけ】 ミモザ・カーネーション
「国際女性デー(International Women‘s Day)」は、1975年3月8日に国連が制定しました。SDGsで掲げられている持続可能な開発目標17の項目の中のひとつ、「ジェンダー平等」では女性のエンパワーメントの重要性を考えるきっかけとなっています。 国際女性デーは別名「ミモザの日」とも呼ばれています。イタリアではこの日に、恋人や家族、大切な女性にミモザを贈る習慣があります。春の訪れを告げる鮮やかなミモザは日本でも大人気のお花です。これからの日本でも「ミ
3月8日は国際女性デー ミモザの日とも呼ばれています。 まだ蕾のミモザたち、少しずつ開きはじめました♡
1.【連載コラム】お花や植物が人に与える影響 前回の記事では、青い宝石バタフライピーについて綴りました。今回はバタフライピーの楽しみ方を集めてみました。 (1)バタフライピーの楽しみ方 ・バタフライピーは色が変わる! バタフライピーにレモンやライムの果汁を入れることで、色が青から紫に変化します。この、理科の実験のリトマス試験紙のような変化は、アントシアニン(ポリフェノールの一種)が酸性に反応することで起こります。 ・バタフライピー+ミルク バタフライピーをミルクで
1.【連載コラム】お花や植物が人に与える影響 2週にわたり、カモミールティーやはちみつの効能について綴りました。今週はSNSでも人気となった鮮やかな青いお茶、「バタフライピー」についてまとめます。 (1)バタフライピーとは ハーブのひとつであるバタフライピーは目を惹く鮮やかなブルーの視覚的効果と美容効果を合わせ持ちSNSでも人気です。原産国はタイ、赤道付近の亜熱帯地域に生息しています。 バタフライピーはマメ科の植物であり、日本では「蝶豆(チョウマメ)」とも呼ばれていま
♡happy Valentine♡