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〔006〕青い宝石バタフライピー〜l'aube little letter〜

2022.02.11-2022.02.18

1.【連載コラム】お花や植物が人に与える影響

 2週にわたり、カモミールティーやはちみつの効能について綴りました。今週はSNSでも人気となった鮮やかな青いお茶、「バタフライピー」についてまとめます。

(1)バタフライピーとは

とあるカフェにて

 ハーブのひとつであるバタフライピーは目を惹く鮮やかなブルーの視覚的効果と美容効果を合わせ持ちSNSでも人気です。原産国はタイ、赤道付近の亜熱帯地域に生息しています。
 バタフライピーはマメ科の植物であり、日本では「蝶豆(チョウマメ)」とも呼ばれています。

(2)バタフライピーの効果

 バタフライピーの花びらには、疲れた目を回復してくれる「アントシアニン」というポリフェノールの一種が豊富に含まれています。PC操作やオフィスワークで疲れた目の心強い味方となってくれます。

(3)アントシアニンとは

 アントシアニンとはフラボノイド系の青紫色の天然色素で、植物が紫外線などの有害な光から自らを守るために合成した抗酸化物質です。眼精疲労効果が期待でき、目のサプリメントなどによく取り入れられています。

 アントシアニンが含まれる植物は、ブドウやブルーベリー系の果実、イチゴ、シソやナスなどがあげられます。


2.【今週のお花・植物】ゼンマイ(薇)

観賞用のゼンマイ

 「ぜんまい」と聞いて、食用を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?食用とされるゼンマイは若芽で柔かいものです。

(1)ゼンマイについて

 北海道から沖縄まで、日本全土の野山に自生する山菜で、春の味覚として古くから若芽は食用にされてきました。特に生産量が多いのは高知県と言われています。
 ゼンマイには、雄と雌があり、食用にされるのは雌のゼンマイです。

(2)生け花ではゼンマイも花材として使われる?!

硬く長い茎を生かした例

 わたしが華道を習い始めた頃、驚いたのは、ゼンマイを花材として使用することでした。食用のイメージの強かったゼンマイを生けるのは不思議な感覚でした。花材に使用されるゼンマイは観賞用で、硬く長い茎の先に産毛で覆われた芽が付いています。

(3)ゼンマイの花言葉

アレンジメント例

 ゼンマイの名前の由来は「せんまき(千巻き)」に由来していると言われています。そんなゼンマイの花言葉をご紹介します。

・円熟した優美
・秘めたる若さ
・空想、夢想

*Message*
 ゼンマイを生けるときのコツは、数本を高く生けること、そして、若芽の巻きの方向を丁寧に考えていくことで、バラバラに離れたような印象にならず、作品全体にまとまりを持たせることができます。剣山を使用することで角度をつけることも可能です。

3.【Weekly select】劇団四季「はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~」

 劇団四季のファミリーミュージカル「はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~」はお子様やファミリーだけではなく、大人も感動できる物語。勇気・行動が仲間の思いや未来を変えてく。しかし、行動することより1番変わるのは、自分自身の世界なのかも知れません。

 少し、個人的な感想も含みましたが、「はじまりの樹の神話」はただ今、全国公演中の人気公演です。

▼topic SDGsを考える


Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標

 つい先日、偶然にも再会した知人がSDGsに取り組んでいることを知りました。そこから、少しSDGsの本質を理解してみようと思い、その方に教えていただいたり、インターネットを使い調べ始めました。2030年までに達成すべき17の目標。今週はまだ2つ目、勉強中です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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お花や植物、役立つ情報をマガジンにして毎週木曜日に配信していきます。美容・心理・おすすめの食品やアイテム、スポット等
▶︎コラムは不定期です。
▶︎フリー画像を使用していますが、お花や植物を身近に感じていただけるよう、オリジナル写真の掲載にも力を入れています。


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