知識は花粉症のようなもの。
こんにちは、森大です!
医者をしながらファイナンシャルプランナーとしても活動しております!
みなさんは本を読んだり何かを勉強して、
勉強したわりに、いざとなると知識が出てこないな…
と思ったことはありませんか?
僕は昔は本当によくありましたし、
今もまだあります。
インプットしているのにアウトプットできないと、
なんだか勉強したのがムダな気がしてしまったり…
僕がお金の学校に通っていた時、トイレにあるポスターが貼ってありました。そのポスターの言葉を見て、僕はあらためて頑張ろうと思うことができました。
今回はそのお話をさせて頂きます。
(タイトルでネタバレしてるけど笑)
1.勉強したのに言葉がでてこない
僕は医師という仕事柄、仕事の時間外にけっこう勉強をします。それは病院に勤めていた頃も今も同じです。
平均すれば、仕事の時間以外に日々2時間以上は勉強し続けているでしょう。
ぼくはとても覚えが悪いです。
暗記ができないし、できてもすぐ忘れます。
それを自分で知っています。
ただし、僕は理解することは得意です。
記憶しないで理解するようにしています。
理解ができない分だけ記憶します。
(*これはピンとくる方とそうでない方がいると思います。いつか記事にします。)
***
僕が勉強をしていて思ったことがあります。
誰かと話していたり、後輩指導をしている時です。
あれ?あんなに勉強したのに
思ったほど言葉が出てこないぞ?
思い出そうとすれば思い出せるのですが、勉強した知識がスムーズに出てきません。今伝えたいのに、そんな自分がなんだか悔しい気持ちになります。
そしてまた新しい本を読むと同じことが起こり、
前に勉強した内容も忘れていきます。
僕は思いました。
これって勉強してることになるのか??
2.知識は花粉症のようなもの
僕がお金の学校に通っていた時。
トイレの壁に石田純一さんのポスターが貼ってありました。そしてこう書いてありました。
「知識は花粉症のようなもの。いつかあふれ出す。それまでは出てこなくても、勉強し続ければ出てくる。」
*花粉症は身体の許容量を超えると発症するといいますよね。
ハッとしました。
僕はそれまで、十分に勉強したつもりになっていたのです。もっと効率の良い方法はないかと、なにかにすがりたいような気持ちすらありました。
しかし考えてみれば、自分よりもっと勉強している人はいるし、まだまだ空いている時間はありました。「甘えていたな」と思いました。
もちろん効率は良い方がいいです。
しかし、量が足りないところに効率を上げても大した結果には繋がりません。
自分の外にあふれるまで勉強してやろうじゃないか。
僕はそう決心しました。
3.コップからあふれる知識
それから僕は医療の勉強でもお金の勉強でも他のことでも「あふれるまで」勉強することが1つの基準になりました。
もちろん、それはとても時間のいることです。
集中的に学ぶので時間が足りなくなったり、
ほかの分野の知識が不足したりすることもあります。
しかしその分、人と話している時に知識があふれ出すことが増えました。
人と話していて何かキーワードが出ると「あ、それは確かこういうことだよ。なぜかというと、~だから。」というふうに話ができることが増えました。
つまり、人の役に立てるチャンスが増えました。
もし今「勉強しているのに結果が出ない」と思っている方がいたら、「もう少しだよ。」と伝えたいです。
コップがいっぱいになり、あふれ出すまで。
僕も頑張るので、一緒に頑張りましょう。
おわりに
今回は「知識は花粉症のようなもの」というテーマでお話しさせて頂きました!
インプットしてもすぐさまアウトプットに繋がる訳ではなく、たくさんのインプットをしていくことでいつかあふれ出す時が来ます。
今後も頑張って学んでいきましょう!
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