職人は時代の流れに乗ってはいけないのか?問題。
SNS
この現代、ソーシャルネットワークを利用していない方が少ないとも言っていいでしょう。
もちろん個人差、年齢層さまざまあると思います。
菓子専門学生時代、飲食バイト先、職場先などの大先輩に言われたことがあります。
「(SNS関係)そんな暇があるなら技術を磨け!時間の無駄だ。」
大抵の大先輩に言われたことがあります。
当時は何も分からず言われたように
「そっかー。時間の無駄なんだ。職人の世界ではダメなんだ。」
と日々思っていました。
数十年前の出来事ではありますが、この現代でも同じことを言われる方もいます。
大先輩方の時代にはSNSで情報を発信できる手段はなかったので理解はさらに難しいところだと思います。
ただ時間の無駄という言い分もわかりたいとこですが、何かをして無駄ということは絶対にないと思いました。
職人のイメージ
世間の方が職人というワードからイメージできるものは
伝統、真っ当、頑固、技術力、極み、、、
などのような気がします。
ただ時代とともにイメージは変わりつつあると思います。
昔の考え、現代の考え
SNSは時間の無駄と言われる環境にいた私としては、さまざまなSNSを始めるにあたり正直葛藤がありましたw
職人がSNS?いいのか?だめなのか?
結果、現代の流れに沿うためにSNSでの情報発信は必要性があると私は感じました。
2020年個人でスタートを切ったと同時に、自分の価値、サービスの価値、自ら発信する力、セルフブランディング力がとても必要と感じる年ともなりました。
ここ最近youtuberヒカルさんとコラボレーションをしていたうなぎ職人時任さんの動画を視聴しました。
開始20分後くらいに時任さんが話されている思いがとても共感しました。https://www.youtube.com/watch?v=3u1brRUSYO0
きっとこだわりや頑固部分は大抵の職人は同じ考えだと思います。
昔では、職人がSNSを利用する考え方あまり良いことではないと言われる中、時任さんのような考え方の職人さんがもっと広がり、食への関心、次世代への伝承など現代ならではの方法をとって伝えていきたいです!
このコロナご時世いつ日本に一時帰国ができるかわかりませんが、「うなぎ時任」においしいうなぎを食べに、また素敵な考え方の時任さんにお会いできる日を楽しみに日々頑張りたいと思う日となりました。
南仏でプライベートシェフをしているMIHOでした!
*麻布十番 うなぎ時任*
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