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きょう何たべる?|ごはんが進みすぎる!スズキのチリソース煮
とある日のランチ。
何を作ろうか、と冷蔵庫をのぞくと、先日の料理教室で使ったスズキが残っている。前菜のフリットで使った揚げ油も使えそう。
そして何よりもごはんをバクバク食べたい気分。
ということで、
きょうのごはんは「スズキのチリソース煮込み」に決定!
チリソースは、特別な調味料を使わなくてもでき、いろんな食材と相性がよいので、覚えておくと便利なソース。
今回はスズキを使いましたが、えび、いか、たら、かれいなどの白身魚、鶏肉などとも相性〇です。
おとなも子供もケチャップ味は好きですよね~。
では作っていきましょう!
■材料(2人分)
スズキ 200g ※たら、かれい、いか、えびなどでもOK
塩 適量
片栗粉 大さじ4
にんにく 小さじ1/2 ※みじん切り
しょうが 小さじ1/2 ※みじん切り
長ねぎ 大さじ1 ※みじん切り
塩 適量
サラダ油 適量
酢 適宜(小さじ1)
☆煮込み調味料
豆板醤 小さじ1 ※辛いのが苦手な方は減らしてください
トマトケチャップ 大さじ2と1/2
中華スープ 100ml
砂糖 小さじ1~
塩 ひとつまみ
■作り方
1、すずきは1口大に切り、軽く塩をして片栗粉をしっかりまぶす。
☆煮込み調味料の味がしっかりしているので、魚にする塩は味がぼけない程度に少量にします。
2、170〜180℃の油で良い揚げ色がつくまで揚げる。ペーパーに取り出して油をしっかり切る。
☆片栗粉は煮汁のとろみになるので、ついたものは落とさずそのまま揚げます。
<揚げ上がりの見極め、4つのポイント>
1、表面に香ばしい焼き色がついている(焼き色の香り、旨味がプラスされている)
2、表面が固まっている(素材にしっかりコーティングができている)
3、箸で挟んだときにジジジっという振動が伝わる(素材の水分が沸騰状態になっている(=火が入っている)ことがわかる)
4、揚げはじめと比べ泡が小さくなり、音が落ち着いている(素材の余分な水分が抜けたことがわかる)
3、フライパンにサラダ油(小さじ1)、にんにく、しょうが、豆板醤、ケチャップを入れ弱火にかけ、にんにくの香りを出し、ケチャップが少し煮詰まる程度に火を入れる。
☆フライパンが冷たいところから調味料を入れ、焦がさないようにじっくり油に香りや旨味を移します。
☆軽く煮詰めてケチャップのコクを出します。
4、中華スープ、砂糖、塩ひとつまみを加え、2を戻しとろみがつくまで煮る。
☆とろみがついた段階で味を見て、必要であれば砂糖を足します。
5、火を切り、お好みで酢を加えてなじませて皿に盛る。
☆酢は油っぽさを抑え、少し加えるだけで味が引き締まります。
![](https://assets.st-note.com/img/1689597707180-I46OhHkVHC.jpg?width=800)
ケチャップの甘さと豆板醤のピリッとした辛みが交互に襲ってきて、ごはんが止まりませんでした~。最後はソースをごはんにかけてバクバク。
子供かっというくらいごはんを食べて、欲望が満たされてすっきりです。
■おいしいもうひと手間
おいしいチリソース。
具にたっぷり絡めていただきたいので、うちでは仕上げに溶き卵を加えています。
卵が入ることで辛みがマイルドに、ソースだけでも美味しくいただけるようになります。
溶き卵を加えるときは、4の段階で少しづつ加えてなじませてください。
■おすすめの器
器はタイ食器を扱う「セラドン焼き ゆるんふる」さんで購入したもの。
ぽってりとした丈夫な作りで、天然原料を使用したニュアンスのある色味がお料理を引き立ててくれます。
タイ料理はもちろん、鮮やかな色味の中華を盛り付けるのにもぴったりです。
■食材について ~すずき・鱸・スズキ~
すずき科の白身魚。
出世魚として有名で、小さいものから「ハクラ(15cm以下)」・「セイゴ(15~18cm)」・「フッコ(35cm前後)」「スズキ(60cm以上)」と呼ばれている。
※地域により呼び方は異なる。
旬は6月~8月。千葉でも多く獲れるが関東ではあまり出回らない。主に関西で流通している。
【栄養成分】
美肌やがん予防に効果のあるビタミンAが多く、皮には骨を丈夫にするビタミンDが豊富。低脂肪・低カロリーな魚でもある。
【選ぶポイント】
えらが鮮紅色のもの。体表の銀色に輝きのあるもの。
参考:からだにおいしい魚の便利帳(高橋書店)
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんの日々の料理の参考になりましたらうれしいです。
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