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きょう何たべる?|旬の味!あまじょっぱさが癖になる、桃の冷製パスタ

今年は出始めが少し遅かったですが、ようやく手ごろな価格で購入できる時期になった桃。

そのまま食べてももちろんおいしいですが、味も香りものってきたこの時期、桃の冷製パスタにするのはいかがでしょうか。



■冷製パスタのコツ

冷製パスタによくある「パスタの味がぼける」というお悩みは、パスタを茹でる際に下の3つのポイントを守っていただけると解決できると思います。

1、パスタを茹でるときのお湯に通常よりも多めの塩(1lに対して15~20g)をする。
2、茹で上がったパスタは塩を加えた氷水でしっかりしめる。
3、水気をしっかり取る

1、通常よりも多めの塩で茹でる
冷製パスタに使うカッペリーニやフェデリーニは、茹で時間が短くパスタに塩味が付きづらいので、茹でるときに塩を多めにします。

2、塩を加えた冷水でしめる
氷水でもOKですが、塩をしておくとパスタの塩味が抜けにくくなります。

3、水気を取る
ソースの味が薄まらないよう、パスタの水気は残さないようにします。

■味付けのコツ

桃などフルーツを使った冷製パスタは、甘味、塩味、酸味、旨味のバランスが大事です。

甘味→桃
塩味→塩、生ハム
酸味→レモン汁
旨味→桃、生ハム

酸味のレモン汁は、桃の甘味に合わせて調節します。

甘味が弱ければ控えめに、逆に甘味が強いときは少し増やす。
程よく酸味を感じる程度にしておきます。

飾りの桃の甘みが食べるときに加わるので、ソースの段階で酸味があるからと甘みを強くすると、食べたときに締まりのないぼやっとした味になります。

旨味の生ハムは、優しい桃の甘さを活かすように、塩味や旨味が濃すぎないものを選びます。

では作っていきましょう。

■材料(2人分)

桃       中1個 約200g
レモン汁    5ml
オリーブオイル 10ml
塩、こしょう  適量
バジル     2枚
生ハム     15g 

カッペリーニ、フェデリーニなど 50g 
塩、こしょう  適量
※前菜用の少量のレシピです


■作り方

1、桃は皮をむき、種を取り出す。半分を飾り用に一口大に切り、残りを角切りにしてボウルに入れ、フォークの背でつぶし果汁を出す。

2、ボウルにレモン汁、オリーブオイル、塩、こしょうを加えなじませる。飾り用の桃も加え、ラップをかけて冷蔵庫でしっかり冷やす。
桃の果肉をつぶしてパスタに絡みやすくすることで、桃の味をしっかり感じるパスタに仕上げます。

3、沸騰した湯に通常より多めの塩を溶かし、パスタを袋の表示時間通り茹でる。氷水でしめ、ペーパーで水気をしっかり取る。オリーブオイル、塩、こしょうを少々まぶす。
☆氷水でしめるので、茹で時間は表示通りでOKです。
☆水気を取った後にオリーブオイルをまぶすことで、パスタがほぐれやすくなります。

3、2に3、細切りにしたバジルを加え、ソースをなじませる。
☆バジルなどのハーブは、早めに切ってしまうと断面から変色して色が悪くなるので、使う直前に切ります。

4、器に盛り、飾り用の桃、生ハムを載せる。



旬の味、よかったらぜひ作ってみてくださいね。


最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんの日々の料理の参考になりましたらうれしいです。

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